Der König Hat Eselsohren

山口晃展・カタログ発売記念アーティストトーク(1)

いやぁ、NHKってば、なんで今日にぶつけてくるんですか?!
えぇ、日曜美術館のことですが。

今日は、アーティストトークの前に、もいちどゆっくり観てから、と思い、かなり早めに家を出ようと思っていたのに。
終わってから家を出るとすると、どう頑張っても水戸駅到着が12時06分。
そこから美術館に行って、ざっと1時間程度で見て回らないと、開場時間に間に合わない。
もちろん昼食抜き(ノД`)

とはいえ、電車内で、ちまちまワンセグ鑑賞ってのもいやだし。
やっぱ細かいところが見えないと。

と、悩んだ挙げ句、番組を観てから特急利用で水戸まで行って、昼食抜きパターンで。

それにしても、ま、あれです。
前回(会期初日)いったときには、しれっ!と、まるで全部完成してるかのように装っていたのに、実は未完成で、公開制作までしてるという…(笑)
まさか『ショッピングモール』に色がついてるとは!!Σ( ̄□ ̄;)

ということで、念のため、先に図録を購入してから、美術館へ。
今回は最初から案内図を渡されましたが(笑)、なんか、今回の方がもろコピーっぽくね?f(^_^;

そして、第1室に足を踏み入れましたよ。
でもって早速『ショッピングモール』が目に入りましたよ(笑)

ホントだ、色がついている!!
つか!!
隣の『土民圖』も何か描き足されてるよ!!Σ( ̄□ ̄;)
どんだけ未完成だったんだ???!!!f(^_^;

そして当然のことながら、今日は前回に比べると、お客さんが多い。
そりゃ、このあとにトークとサイン会を控えているから、なおさらかと思いますが。
でも、予想したとおり、ここの通路を通ったり、横切ったりするのに、結構大変なことになっている。

第3室では、TVでやってたように、階段の段数が13段あるのを数えて…(笑)

第5室も、入ったら右手から鑑賞するように誘導されてる!
や、それが一番いいと思いますが。
案内図だと、左手側から、作品に番号が振られているから、どうしてもそれに合わせちゃうし。
それどころか、前回は、まだ案内図が手元にない状態でも、入室するのが通路の左半分側なもんで、つい左手側から観てましたよ。
会場の誘導も進化(笑)

今日はやはり人が多いので、『紙ツイッター』や『食日記』はほとんどパス。
『日々のてならし』は、TVを観たおかげで、なるほどそういうことか、と初めてわかる。

そして驚いたことに。
『大和撫子』にも彩色されている!!Σ( ̄□ ̄;)
前回観た時点では、白装束状態でしたが(笑)
まぁ、こうして着物に色がついた方が、いわんとすることが伝わる気がするなぁf(^_^;

さらに驚いたのが、第4室。
前回は何にもなかったのに、突然巨大漫画が…Σ( ̄□ ̄;)
この、キャンバスに漫画、ってのは以前も『すゞしろ日記』が数枚あるけれど、今回はタイトルはどこにもないし、もちろん案内図には何も書かれていない。
内容は、最近画伯が強く主張している、「美術とはそもそも西洋のもので、対抗して『日本美術』なんて概念を作るから、も~~~!!」というやつだが、なぜか脚注がオネエ言葉f(^_^;
鹿鳴館で踊るヒゲマダム…(笑)


そして戻ってきた第1室。
こっちも、前回とは違い、通路を通ってすぐの古い方の『九相圖』から観るパターンに。
確かに、『九相圖』の新旧ともに、右から話が始まってるからねぇ。
新しい方の『九相圖』も、今朝のTVで内容を説明していたんで、ようやく理解。

で!!

『土民圖』が!!

人物が描き込まれてるぞ~~~!!!Σ( ̄□ ̄;)

前回観たときには、まるっきり抽象画だったのに(笑)
『ショッピングモール』に色がついたこと以上にショックが隠せず。
そして、これも、右から左に行くに従って、時代が下っている様子。

さて、『ショッピングモール』。
これは、今朝TVで観たのとほぼ変わらない状態=4月9日と同じ状態と見た。
しかも実際の桐生の様子も放映されていたので、鳥居が白いというのも納得。
でもって、当然ですが、色がついている方がわかりやすいです(笑)
ただ、彩色の仕方が途中で変わった分、今後どういう方向に行くんだろうなぁ?

『来迎圖』も、遠目で見たときには気づかなかったが、「easy dose」の文字が。
こ、これは何?
最近、私がすっかり英語離れしているせいか、意味がわからないf(^_^;
意味がわからないくらいだから、間違いなく、前回見たときにはこれは書かれてなかったよ(笑)

どんだけ変わるんだよ~!!

さらに。
『オイル オン カンヴァス 本歌 西本願寺 襖絵』。
これも大幅に加筆されてるでしょ?f(^_^;
油を置いただけで、色は一切ついていないとはいえ、光に反射して見える像がまるで違う(笑)
前回は、ホントにぜんっぜん、何が描かれてるのかがわからなかったけれど、今回はちゃんとわかるぞ!

うが~。

このあとの『本歌 雲谷等顔』と『富士』は特に加筆された様子はなかったが、ここまでで結構時間を食った。
もちろん、ここから先は加筆の可能性は(おそらく)ない上に、結構混んでいるので、さっくりと観てから、ACM劇場へ。





すでに劇場入口には人が集まっている。
しかも、同時刻に、別の会場で立川志の輔さんの独演会があるので、混乱中(笑)

しかし、スゴイ人数だなぁ。
もちろん、今日は、定員300名なんですが。
つか、3回あるイベントのうち、今回しかとれなかったんだよ(ノД`)
もちろん、毎度9時半から電話をかけ続けたにもかかわらず、繋がったときには予定枚数終了といわれ…orz
あのめっちゃ凹む気持ちときたら…。
九博での講演会のときのごとく、往復ハガキで応募・抽選にしてもらった方が、外れてもまだ悔しくないんだけどね。
30分で200回くらい電話をかけ続けていながらとれないと、ホントにその後一日やる気が出なくなる…。




っと、ここまででもずいぶんと長くなってしまった。
実は今回、なんだかよくわからんが、ついついトークをメモ取りながら聴いちゃったもんで、ものすごく長くなる気が…。

ということで、つづく。
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