Der König Hat Eselsohren

Koblenz(1)

今朝も朝からSektを飲む。
至福…♪
このホテル、最高だな!

部屋に飾られてた絵が可愛い。



カエルの王様?
メルヘンのお城みたい、だって。
KITAってことは、教会の幼稚園で作られたのか??(#^_^#)

チェックアウトが11時なので、10時半過ぎまで部屋でのんびりし、スーツケースを引きずって駅へ。
11時6分の電車でコブレンツへ向かう。

で、今日は乗ったらすぐ検札が来た。
今日は切符買ってるから大丈夫だ(笑)

コブレンツまでは、川下りの船だと4~5時間かかるが、電車だったら1時間だ。
そして、ホントに、コブレンツの手前まで一切橋がない。
景観的にはとてもいいのだが、生活する上では不便だよな。
途中の駅でCDUが「橋を作ります!」みたいな広告を出していたのが印象的。
でも、そこの駅が世界遺産の範囲に入ってるのかはわからないけど、もしそうなら、橋を作ると登録から除外されるよね、ドレスデンみたいに。
それはそれで、世界遺産そのものについて議論する機会になるから、悪くはないのかな。

コブレンツは、多分この辺りでは一番の大きな町なので、駅も大きい。
つーか、この3日間、上りと下りのホームしかない無人駅とか、乗り降りするホームは一つだけ?電車が来る直前にホームに行くドアを開けてもらえる?みたいなリューデスハイムとか、田舎感半端なかったんで、突然大都会に来た感じf(^_^;

今日泊まるメルキュールは駅から歩いて1キロくらいなんだが、意外と遠い。
それでも、まだ12時半頃だというのに、すでに部屋の用意ができていて、直接チェックインできたのはとてもありがたい。
部屋もきれいだし、設備も申し分ない。

時間も時間だし、すぐそばのWeindorfというレストランで昼飯食べることにする。

が。

すぐ隣なのに、結構アクセス悪いんだf(^_^;
つーかね、メルキュールがアクセス悪いんだよ(毒)

平日の昼過ぎくらいだからか、Weindorfは少々人がいるな、という感じ。
予約席の札が出ているのは、多分夜の予約なんだろう。
メニューを見ると、PffiferringeのFlammkuchenなんていう素敵なものがある♪
早速、辛口のRieslingとフラムクーヘンを注文。

でもさ。

ガイドブックには、グラスワインが3.9ユーロから飲める、って書いてあったけど、それって0.1lだから。
0.2lだと7.6ユーロ。
リューデスハイムやボッパルトに比べると高い。
ま、0.1lっつー設定があると、ちょっとだけ飲みたい人にはありがたいんだろうな。

でも、足んないんで!!(笑)

それでもありがたいのは、やっぱりここでも0.2lの線よりも多く出てくることだ(#^_^#)

フラムクーヘンは、軽いっちゃ軽いんだが、それでもこれだけの大きさがあると、野菜類しか載ってなくってもかなりのボリューム。





夕飯、いらなくね?f(^_^;

14時を過ぎたところで、店が休憩に入る。
つっても、新しい客を入れないだけで、すでにいる客はダラダラしてるんだが(笑)

ま、そんなにダラダラしたいわけでもないんで、ロープウェーを目指す。
ライン川とモーゼル川が合流するドイチェス・エックを眺め下ろすには、ロープウェーで対岸のFestung Ehrenbreitstein(エーレンブライトシュタイン要塞)を目指さなければならない。

要塞には興味ないから、ロープウェーの往復だけで良かろう、と思っていたのだが、説明を見ると、ドイチェス・エックを見下ろす見晴台は、要塞エリアに行かないとダメらしい。
だったら行くでしょう。
っつーか、ロープウェーと要塞のコンビチケットがお買い得!!とめちゃめちゃ宣伝してる(笑)

ま、ロープウェーだけで11ユーロのところ、3.8ユーロ足して絶好の見晴らしが得られるなら、まあいいか。

ロープウェーで登る道すがら、ドイチェス・エックを見下ろしていた上に、あんまり考えずに要塞に入ってしまったのだが、さすがに要塞なだけに、どこがどこやら???





あ~、なんか、昔PCで遊んでた「ファンタスマゴリア」の王宮みたいな雰囲気だ。

それでも、要塞っぽいところから出る門の外が展望エリアっぽい。
行ってみたらドンピシャ!!




でも、そんなに混み合ってないんだよなぁ。
ほどよく混みつつ、ほどよく余裕がある感じ。

で、すぐ横にあるカフェのテラスで、今度はモーゼルのリースリングを飲む。



なんたって、ラインとモーゼルの合流点だから。
今回、結局モーゼルには行けなかったし。

しかも、こうして飲み比べると、やっぱりモーゼルは酸が際立っている。
やっぱ好きかも♪
そしてモーゼルって、ドイチェス・エックの向こう、あのブドウ畑が見える辺りから始まってるんだよね、きっと。

実のところ、今回の旅行を予定するに当たって、ドイツワインの講座で出てきたワイナリーを自分でも調べた上で、山野さんにメールで訊いてはいるのだが、モーゼルのDr.Loosenは行きづらいという。
うん、自分でも、これは結構難しい(ーー;、と思った。
ローゼンさんには直接会ったんだけどね。
車があれば行きやすいけど、それはそれで試飲すらできないし…f(^_^;
醸造所巡りの難しいところは、そういうところだよな。
インポーターとかだと、仕事と割り切って飲まずに済ますことができるだろうが、こちとら単なる飲んだくれの素人なんでね。
出てきたワインは全部飲みたいんだよ!!(笑)

とはいえ、ここでゆっくりとワインを飲みながら、ロープウェー乗り場で渡された説明書きをゆっくりと読むことができた。
つーかね、他の人はもっといろんなのを渡されてたっぽいんだけど、下手にドイツ語で意思疎通ができちゃったせいか、ドイツ語のちっちゃなガイドしかもらえなかったんだがf(^_^;、今、この要塞の中の博物館で、ワインとシュパーゲルの展示が開催中らしいぞ!!Σ( ̄□ ̄;

しかも、ここにゆったりと座って初めて気づいたんだが、すぐそばの建物の上にそびえている「旗の塔」がこの要塞で最も高い場所らしい。
それは上るでしょう。
馬鹿と煙は高いところに上る、っていうじゃんか!!(笑)

で、上ってみると、このときは偶然なのか、他に誰もいない!
マジかよ!!
しかも、ついついドイチェス・エックの方ばかり見てしまうが、反対側にある町はなかなか落ち着いたきれいな町並みだったり。








で、アスパラ&ワインの展示を目指したのだが、ここが結構暑いorz。
冷房が入ってないのか、暑くてゆっくり見てられない。

も、ある程度のところで切り上げたよ。
これ以上みたいところもないので、再びロープウェーで下界へ。
今まで上から見下ろしていたドイチェス・エックそのものに向かう。








でもゴメン。
いろんな国旗が並んで掲揚されていると、ジャミラを思い出してしまうf(^_^;

ここ、皇帝像のすぐ下からも見下ろすことができる。




すぐそばには、ドイツが東西に分断されていた頃を忘れないように、と作られた記念碑が。



この辺りって、地理的にはめちゃくちゃ遠いんだけどね。
ドイツは、第二次大戦とその後の東西分裂について、何が何でも国民を向き合わせよう、という姿勢が明らかだ。
それに比べたら、日本は、朝鮮戦争の勃発を機会に、戦争に対する反省なんてものをアメリカが全部チャラにしたせいで、結局向き合うことを拒否し続け、今まさに、負の歴史自体をなかったことにしようとしている。
世界的には恥ずかしい事態なのに、大日本帝国マンセー!な連中のマスターベーションに日本中がなびいてる感じ。
も、いや。
日本にいたくない。
つーか、日本人でいたくない。
日本、大嫌いだよ。
私のときですら、学校の同調圧力に耐えきれない思いでいたんだから、今、私が中高生だったらきっと耐えきれないだろう。


モーゼル川沿いのエリアから、適当に町側に行くとコブレンツの旧市街だ。










今の腹具合からすると、夕飯なんかまともに入らない。
どこかでサラダとワインを買って、ホテルの部屋でのんびり飲み食いするのが一番だ。

で、ワインに関しては、この地域のワインを扱ってるという店を見つけた。
問題はサラダ。
惣菜を売ってるような店が見つからない。
ミュンヘンだとKaufhofの地下の食料品売り場であれこれ調達できるのだが、旧市街ではまずそういった店が見つからない。
あちこち歩いているうちにForumというショッピングセンターのところに出た。
その手前にAlnaturaがある!と思って勢い込んで行ったのだが、サラダはびみょう~~~orz

向かいのForumも案内を見てみたが、食品を扱ってる店はほぼなさそう…orz
それでも一縷の望みを抱いて、地下1階に下りてみたが、やっぱり食品関係はない。

その代わり、下りたすぐ目の前がSATURN、しかもスマホ売り場だ。
ぐるっと見て回っている間に、店員さんに話しかけられる。
や、今すぐにじゃなくていいんだけど、来年の4月から1年間ドイツにいるんで、でも日本のスマホにヨーロッパのSIM刺して使いたいんだよね、つっても、日本の携帯会社の中で、ヨーロッパとは通信方式が違うんで難しい、って聞いてるんでね。

ってな感じのことを話してたけど、そもそものところで、HuaweiやSamsungだったらともかく、Sonyは扱ってないからわからないf(^_^;、という返事。

いやいやいや。
私はXperiaを使い続けたいから、どうしたらいいかを考えてるんだけどね。
ミュンヘンに行ったらまた違うだろうから、また聞いてみよう。
でも、どこのメーカーかはおいといて、やはりauからdocomoに換えて機種変するのが確実なんだろうな。

とりあえず、以前とは違って、旅行者の身分ではプリペイドカードを買えないこと、在外研究に来てから、証明できる書類がないといけないことははっきりした。

もうね、10年以上にわたり、色んなことをしてきただけに、厳しくなったことをホントに実感するよ。
もちろん、誰かの後押しがあれば、今回も不可能ではないかもしれないけど、今下手にSIMを手に入れてしまった場合には、SIMによっては、継続手続きができるのか?!という問題があるし。


で、まぁ、それはいいとして。
今日の夕飯、どうするよ?!
できればサラダなんかがほしいんだが、売ってる店が見つからない。

実のところ、ろくに地図も見ずに歩いているのだが、さっき目星をつけたワインの店にたどり着いた。

が。

18時閉店。
ただいま18時10分。
ちょっと遅かった…orz

仕方ないんで、Alnaturaに戻る。
一応、サラダはないわけじゃないんだが、ちょっとゴメン、と思っちゃうような…f(^_^;
一つ、名前を見たことが(そして飲んだことが)あるワインがあったので、それを1本と、かくなる上はヨーグルトを買って帰るのが一番だな。

ホテルに戻って、シャワーを浴びてからのんびりワインを飲み、つまみにフルーツヨーグルト(笑)
ワインをよく見たら、Pfalz産だったf(^_^;
でもまぁ、さっき要塞で見た展示では、ラインラント・プファルツ州のワインってことでまとめてたんで、おんなじ州内だからいいか(笑)(ラインガウはヘッセン州)


でもって、結局1本空けちゃったよ。
ま、そうせぜるを得ないんだけどさf(^_^;
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