Der König Hat Eselsohren

狩野永徳@京都国立博物館




この1か月限定で、他に巡回する予定はなく、おそらくコレが最初で最後。

…そこまで言われたら、万難排して行くってばよ。


ただ、行くまでにmixiで見たら、朝は開館時間から既に並んでいると。
むしろ夕方の方が空いていると。
そんなことが書いてあったんで、ゆっくりと出掛けていき、京都国立博物館には3時頃到着。
その時点で40分待ち。
これは完全に想定内。
で、実際に40分待ち程度で入館し、出てきた6時過ぎでもまだ入館10分待ち。
これは想定外…f(^ー^;

実際、今回一番の目玉と言われた洛内洛外図屏風はとんでもない人だかり。
見えねぇっての!!
一回目に見たときには、後ろから押してくる人と、前から押し返す人とに挟まれて、結局全然見ることに集中できず。
全部最後まで見てから戻ってきて、2回目にチャレンジしたときにはまだマシだったけれど、それでも下の方1/3は見られず…orz

しかもなんですか、「順番はございません」ってアナウンスは?
それは目玉作品がいくつもある会場で、みんなが順番に見ていこうとしているときに言うセリフでしょうに。
みんながみんな、目の前の屏風を見ようとしているんだから、順番もへったくれもないし、途中から割り込もうとする方が混乱を助長するだろうが。
しかも描写が細かいから、立ち止まるつもりが無くても時間が掛かるのはわかる。
それならより一層、間近に見たい人用の列を作ってロープを張り、少し離れたところからでも他の人が見られるようにした方が、絶対に観客全体の満足度が上がると思うんだが。
そんな、他の美術館・博物館が普通にやっていることすら、なぜここはできないのかな?

あともうひとつの不満は、荷物を入れるロッカーが少なすぎる!!
まぁ、どこにも荷物を預けずに行った自分にも非があるけれど、チケット売り場脇に10コ程度のコインロッカーがある他は、それらしいモノが全くないなんて!!
おかげで、一泊分とはいえ、それなりに大きい荷物を抱えて見るはめに。
自分も疲れるけど、周りにも迷惑ですがな…。
確かに、数年前にレンブラント展を観に行ったときは日帰りで、ちっちゃいバッグ1個しか持ってなかったから、そういう点には全く気付かなかったけれど。

その他の内容は物凄く良かったんですけどね。
入ってすぐの水墨画群は少々意外というか、新鮮だったし。
筆の勢いや描写の鋭さに、澄んだ空気を吸ったときのような感覚を味わいました。

そして何より唐獅子図屏風!!
それこそ子供の頃から、教科書やら何やらで見てきてはいるけれど、本物はこんなにでかかったのか!!
確かにこれだけデカかったら、展示できる施設も限られるわな(笑)
いやでも、これは一生のうちに一度、実物を見ることができて本当に良かった、と思いました。
でもあまりに大きいもんだから、みんな2~3メートル離れて見ようとするせいで、これはこれで展示室の中で混乱を起こしてましたが…f(^ー^;
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