Der König Hat Eselsohren

鳥獣戯画がやってきた!(前)@サントリー美術館



狩野永徳に続いて、またもや教科書でおなじみ(笑)

甲乙丙丁全巻公開って言われたら、やっぱこれも行くでしょう。
まぁ、こっちはまだまだ、今後も見る機会はありそうですが。

で、入っていきなり甲巻ですよ!
あの有名な、ウサギとかカエルとかがいっぱい出てくる甲巻ですよ!!
そしていきなり登場するウサギが可愛いんです!!
教科書とかで見て知ってるはずなのに、実際に目の前にすると、ついつい顔がにへら~♪とするぐらい可愛いんです!!!!
一番有名な、ウサギとカエルの相撲とか、サル僧正の法会とかは後半に出てくるんで、これは次の機会にお預けですが。

それにしても、なんだか、ホントに今年は和モノばっかり見ている気がする…。
そして、どちらかというと和モノの方が知識が不足しているんで、なるべくオーディオガイドを借りるようにしているんですが、これは借りる必要が全然無かったかもf(^ー^;
唯一役に立ったのは、それこそ甲巻で、狐が尻尾に火をつけて合図しているっていうところくらい。
あとは展示脇の説明書きで十分です。

甲巻に比べて見る機会の少ない乙丙丁、こっちは確かにクォリティの点でも落ちますが、逆にあまり見ることがないから「へ~、こんな内容だったんだ~」と思うことしきり。
特に丙丁なんて、こんなに人間が描かれているなんて思いもしなかったよ(笑)
内容的に、後半でどんな風なモノが描かれてるのか、非常に楽しみではあります。

それでもやはり甲巻は凄い。
これは確かに、小学校の教科書にまで載るだけはあります。
何しろ動物たちの姿を正確に捉えるデッサン力と、それを上手く擬人化するだけの画力。
これが12世紀に描かれたのかと思うと、その才能の凄さにビックリしますよ。
ヨーロッパだったら、まだまだルネッサンスよりも3~400年も前のこと。
でもレオナルド・ダ・ヴィンチの素描に、十分に対抗できる程度じゃないかと思うんですが。


あ~、早く、ウサギを倒して雄叫びを上げるカエルが見てぇ!!
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