Der König Hat Eselsohren

独身女王様ウィーン飲んだくれ旅(5)

残念なことに、いよいよウィーンを離れる日が来ました。
飛行機が11時発なので、8時20分に迎えに来て貰うことに。

つーか、みんな準備が早くて、7時の朝食の時点で、ほとんどみんな荷造りが終わっている(笑)
残っていたパンをオーブンで温め、ネスプレッソでコーヒーを淹れ、ブドウと桃もつけて。

バナナは食べきれなかったなぁ…f(^_^;

そして、キッチンに置いてあったペンネやミューズリの他、ティーバッグの紅茶やバスルームにあった歯磨き等々を山分け(笑)

ま、この辺て、もし開封済みだったら全部廃棄される運命だし。
持って帰っても大丈夫でしょう。
宿泊費のうちだよ(笑)

最終的に、荷造りで「蟻一匹入らない」というくらいキッチリ詰めて、でも手荷物もそんなに多くないYちゃんも凄いが、なんといっても凄かったのがRちゃん。
Mのワインを入れるべく、ぴったりサイズの穴が荷物の真ん中に空いている(笑)

個人的には、もともとスーツケースの半分が空だったもんで、ワイン3本入れて、さらにPCまで入れちゃっても余裕で閉まる。
いつもどんだけ荷物が多いんだか!!Σ( ̄□ ̄;)
や、もちろん、たいていの場合には日数も長いんだけどさ…。←言い訳


お世話になったアリさんと最後に記念写真。







今日の運転手は、浮かれポンチじゃなく(笑)、これまたトルコ人のおじさん。
浮かれポンチが早くも破局してたら面白い、とか散々言ってたけど、どっちかていうとそれって可能性としてはうんと低いよね、むしろもっと浮かれポンチになっていて、運転が危ないかも、とは話してたんで、運転に関しては安心かも。

今日のこのおじさんも話し好きで、これから帰るところなのに、あちこち説明しまくるf(^_^;

第二次大戦中にここは連合軍に爆撃されて、手前側が米国、向こう側がソ連に占領された、とか。
その、ソ連が占領していた地域にあるモニュメントには、毎年プーチンがやってきて、10分間敬礼しているとか。
ちょうどベルヴェデーレに向かう途中のエリアでは、この建物はどこそこの大使館だとか。

空港に向かう途中の、巨大工場に至るまで、色々説明してくれちゃう。

しかも、最初は英語で話していたのに、こっちから話しかけるのが英語だったりドイツ語だったりするもんだから、おじさん、だんだん英語とドイツ語がごちゃ混ぜに(笑)

空港では、荷物も人も全部下ろした後、車のフロントガラス越しに記念写真を撮る始末(爆)




面白すぎ!!


チェックイン機で搭乗券と荷物タグを印刷。
搭乗券はともかく、荷物タグを自分で巻き付けるのは、未だに慣れない…orz

それでも何とかタグを取り付け、すぐ脇のバゲージ・ドロップに無事スーツケースを流し込んだ。

と、振り返ると、周りに誰もいない?!Σ( ̄□ ̄;)

どういうことだ?!

今手伝ってくれていた係のお兄ちゃんが、どうかしたのか?というので、友達探してるんだけど、といっても全く知らない、というよりそもそも見ていない?

みんな、どこ行ったんだ?!


と、ウロウロしていると、もう一つ向こうのカウンターの列の辺りに3人を発見!!
急にいなくなったので、探していた、と。

そうか、自分ではもう慣れてしまっているので、発券機のすぐ脇がバゲージ・ドロップだとわかっていたけれど、説明が足りなかった…orz

そこであらためてバゲージ・ドロップへ。

あと必要なのはMの免税手続きなんだが、機内持ち込み用の税関はどこなのかわからない。
預け入れ荷物用の税関で訊いてみると、セキュリティチェックの向こうだという。

そのセキュリティチェックで、Mが引っかかった?!
なぜ(?_?)

と思ったら、なんと、のどぬーる濡れマスクが正体不明だったから(笑)
や、でも、長時間のフライトには、重宝ですよ!
ヨーロッパでも一般的になればいいのに。


税関を探して歩いて行くと、もぬけの殻。
脇に用のある人は電話しろ、と。
Mが電話をかけてみると、税関の人は10時に来るらしい。

あと30分もあるので、買い物をして時間をつぶす。
私はどれくらいお金が残っても構わないが、普通は、少なくとも小銭を使い切ってしまいたいところ。

10時に税関に戻ってみると、すでに人が並んでいる。
やってきた税関員の女性が厳しい上に、中国人っぽい人が、随分とやりとりに時間が掛かっている。
つーか、端で見ていると、荷物の中身、全部免税を申請するものだけじゃんか!
最初から全部出せ!!(`Д´)←別に怒ることはない。

でも、結構、商品は全く見ずにハンコを押してしまうところも多い中、ここの税関は随分と厳しいなぁ。


免税手続きが終わっても、まだ搭乗まで時間もお金もあるので(笑)、コーヒーを飲んで待つことに。
すると、このコーヒースタンド、さっき空港に来る途中で広告を見たSolettiを売ってる!!
そうか、ビールも売ってるから!!(笑)←ビールに最適

ここで共通財布のお金もすべて使い切る。
これがまた、奇跡のようにぴったり!!
素晴らしい!

ホント、残しておいたところで、小銭は換金できないし、乗り継ぎのチューリヒではユーロも使えなくはないかもしれないが、レートがどうだかわからないし。
なによりも乗り継ぎは時間がギリギリっぽくて、買い物どころじゃなさそうだし。


チューリヒまでは1時間ほどだが、やはりスイスエアでも軽食が出る。
このチーズのサンドイッチが結構イケる。
さすがはチーズの国。
ちっちゃなボトルで出てきた、スイスの白ワインもなかなかウマイ♪

そして何より感動したことには、着陸が近づくにつれ、目の前のモニターに乗り継ぎ便の搭乗ゲートが表示された。

これ便利!!
降りる前にわかってるって、ホントに安心だよ。
そもそも乗り継ぎにあまり余裕がないんだし。

やっぱスイスは、正真正銘の観光立国だけのことはある。
日本の航空会社も、こういう、本当に役に立つサービスをすればいいのに。
しかもこんなの、簡単にできるでしょうに。


チューリヒでの乗り継ぎは予想以上に短い。
搭乗口まで結構ある。

行きの深夜便を使ってフランクフルト経由は便利だが、帰りにこんな大変な思いをしなきゃならないのは、ひとえに昨年秋に日本からウィーンへの直行便がなくなったからだ。
利用者が減ったから、日本から香港に変更、って明らかに日本の経済がガタガタだってことじゃん。
景気がよくなってるだとか、みんなTVに騙されてんじゃねぇよ。
実感がないどころの話じゃないっての。
大企業だけが儲かってたって、こうしてビジネス的にも尻すぼみってことじゃん。

ま、それはともかく。

ホントはこのまま、成田行きではなく、ウィーンに戻るとか、別のところに行くとか、チューリヒの市街地に出るとかしたいところだがf(^_^;

仕方がないので、成田行きに乗ってやることにする(笑)
設備はちょっと古いが、乗り心地はまあまあ。
食事も悪くないし、スイス人の可愛いCAさんがサービスよく、ワインとビール、両方出してくれるし(笑)、いいんじゃね?

しかも出てきたビールはスイスのビール。
つーか、CAさんがアサヒとどっちがいい?と訊くので、スイスの方を頼んだ上に、アサヒは嫌いとdisっておきました(笑)

このビールもだけど、スイスエアは、とにかくスイスのものに注力している。
そして、スイスでもビールは結構美味しい。が、外で飲むと高かったりするf(^_^;

缶が可愛いので、Yちゃんが空き缶をお土産に。
その後、空けてないビールもお土産に(笑)


ただ、そんなにもアルコールを飲んだ割には、あんまりよく眠れなかったけど。


7時45分、成田に着陸。

一歩飛行機の外に出た瞬間、もわ~~~っっっ、と強烈な湿気が…orz
このお盆の間、「下界」では雨続きで気温も低くて、とは聴いていたけれど。
実際、気温はそんなに高くないのだが、湿度が半端なく、一気に汗だくに。

いやだ、もう、ウィーンに帰りたい…(ノД`)


とはいえ、こうして、浮かれポンチとテツヤとロケットおっぱいのウィーン旅は終了。←え?そんなまとめ?!

美術史美術館なんかは最初から予定外にしてあったけど、これ行きたいね、あれ行こう、と言ってたのに結局行かずじまいだったところも多かったなぁ。
ウィーンって見所多すぎんだよf(^_^;

その割に旅行する日本人が少なすぎて、ホントにもったいない。
綺麗だし、治安もいいし、英語も通じるし(って自分は喋れないけどf(^_^;)、みんな親切だし、ゴハンも酒も美味しいし。
ウィーンよいとこ、一度はおいで♪ ←トータル5回行った人。
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