Der König Hat Eselsohren

独身女王様ウィーン飲んだくれ旅(4)

今朝はなんと!

デメルで朝食ざます(笑)
朝からザッハトルテだよ…f(^_^;

そしてバッグを換えたせいで、Mが切符を忘れる。
朝の通勤時間帯に無賃乗車…f(^_^;

勢い込んで8時半過ぎにいったものの、しかし、入口には椅子が2つ並べられていて、入れない。
あれ?8時からじゃなかった?←9時からの見間違いだった模様

仕方ないので、店の周辺をぷらぷらしつつ、9時の開店を待つ。
すると徐々に人が集まってきている…。

9時の開店と同時に、人がなだれ込む。
13年前に来たときは、上階の席だった気がしたのだが、札が下がっていて入れない。

地階の奥の方へ進んでいくと、入ってすぐのソファー席は予約の札が。

そのさらに奥にはガラス張りの厨房。
その横に、まだテーブルがいくつか並んでいる。

つい厨房の写真を撮りたくなるが、なんと撮影禁止。

いや、そんなことをしている場合ではない。
席を確保しないと。

ということで、確保したテーブルからは、なんと厨房が丸見え。
自分たちの写真を撮ってるフリして、厨房の写真も撮っちゃえ(笑)

私自身は最初からケーキを食べるつもりじゃなく、Frühstück(朝食)にしようと思っていたのだけれど、ここへきてYちゃんも同調。
Mは、店頭で見たAnnatorte(アンナトルテ)に変更。
予定通りザッハトルテにしたのは、Rちゃんだけ(笑)

そしてなぜか、Frühstückはあっというまにテーブルに並んで、あふれかえっているのに、すぐに持って来れそうなケーキ類がなかなか来ないf(^_^;

ようやくやってきたザッハトルテとアンナトルテ。



の写真を撮っている振りをして、厨房を激写(笑)




よくよく見ていると、厨房ではウェディングケーキを作ってるっぽい。
デメルのウェディングケーキって凄そう…。


そこに待っていた悲劇(喜劇?)

アンナトルテが甘すぎて、超甘党のMですら、脳みそが麻痺するほど(笑)
脳みそ麻痺する甘さって、どんだけ甘いんじゃいf(^_^;
あやうく敗北しかけるM!(笑)

一方、ザッハトルテの方は、ザッハーよりもデメルの方がさっぱりしてるよね、と言う結論に。
やっぱそうだよね。
13年前に頑張って食べ比べたときにも、デメルの方が美味しいと思った。

でももう、いりません。<(_ _)>

Frühstückのパンも、美味しいけれど3つも食べられないので、穀物入りのパンはお持ち帰り。
小瓶に入ったジャムも使わなかったので、そのままお持ち帰り。

デメルでさらにお土産を買った後、隣の本屋へ。
さっき外から見たときに、店頭の棚にシシーが見えたりしていたので、Yちゃんの要望により、入ってみたのだが。

シシーの本、ロシア語でっせf(^_^;
この棚はロシア人向けか?

隣はイタリア語だ。

しかも、ウィーン関係の本は、この辺りだけ。
Yちゃんが、建築の本が欲しいというので、奥まで見に行ったのだが。

一般向けの本は、店の手前の方だけ。
なんと奥の方はガッツリ、法律専門書店Σ( ̄□ ̄;)
おまえが買って帰れ、ってか?f(^_^;

ここ、明らかに建築の本なんて売ってないし。
店員さんも、さっきのロシア語の棚に並んでいる本くらい、と言ってるし。

建築の本ねぇ…。
あ、今日、これからいくMQに、専門の書店があるじゃんか!!


デメルが予定よりも時間を食ったので、予定よりもかなり遅れ気味だが、まずは歩いてRathaus(市庁舎)へ。
ブルク劇場の裏手から行ったので、木々の向こうに市庁舎が見えてきたところから、写真を撮りまくろうとする。

久々の、「待て!」(笑)
真っ正面に行ってからで十分だからf(^_^;



市庁舎前の広場は、今の期間、夜にフィルムフェスティバルをやっているので、大型スクリーンが設置され、屋台が並んでいる。
建物が見づらくて、ちょっと残念だ。

そしてこれが、今回最後のテツヤ・スポット。
テツヤと同じく、市庁舎の中のインフォメーションへ。

って、明日帰るのに、今頃インフォメーションだよf(^_^;
そしてここで、欲しいなぁ、と思っていた、リンク周辺のトラムとバスの地図を、今頃ゲットしたよ…orz


本当はここから国会議事堂の方まで行って、ちょこっとトラムで移動して、Museumsquartierに行こうと思っていたのだが、そのままRathausの前から地下鉄でGO!
Leopold(レオポルト)美術館で、さらにクリムトとエゴン・シーレ。
特にここは、エゴン・シーレの方が多めですが。

でも目玉としては、クリムトの「死と生」かな。
今回気になったのは、描かれている人々の表情。
上から下へと年老いていってるのだが、単に老いていくというよりも苦悩というか、苦悶というか、そんな様子。
反対に、赤ん坊を抱いている女性と、その脇に描かれている少女達は幸せそうな表情。
人生の幸せはここまでってことかい?f(^_^;

あと、少女達の姿は後の加筆なのだが、むしろこんな脳天気な描かれ方をしてるって、結局クリムトって無類の女好きではあっても、内面とかは全く無視してたんじゃね?とか疑っちゃうよ。←うがち過ぎ?

3階はぐるっと全部エゴン・シーレ。
ここも前回来たときと内容は変わっていないのだが、たった28年しか生きていないのに、自画像が全部、そのときの年齢を反映していて、そういう描写力でも凄い才能だ。

とは思いつつ、「隠者達」とかさぁ、どう見ても「オレと師匠・クリムト」なワケで、モデルとヤリまくりのお前らが隠者とか、どういう冗談だ?!(笑)

まぁ、エロに長けているだけに、タイトルがわかんないけど、最後に展示されていたヌードの絵が明らかに「ゴヤの『裸のマハ』オレバージョン」。
脚おっぴろげ!ながらシーレらしからぬ(?)大事なところは隠した形で(笑)、多少は遠慮してるのかもf(^_^;
でも、「ホントならこうだろ?」なのか「その後」なのかわからないが(笑)、この作品自体の筆致も巧み。

結構短時間にさらっと回っただけだが、平日の昼間なのと、こっちはベルヴェデーレと違って観光客が少なく、それこそ団体客がいないので、実に静かだ。
これでこそ美術館♪

そして、MQ Pointの書店へ行くまでもなく、Leopoldのミュージアムショップで、Yちゃんの目的にかなう、1900年頃のウィーンの建築に関する本を発見!
そのほかにも、ここのショップは、やっぱり観光客向けというよりも、通常のミュージアムショップなので、かなりアート成分が高くて楽しい♪


もう12時半なのだが、もうひとがんばりして、Secession(セセッシオン)へ。



ウィーンにあるクリムト作品全部を見るのは無理でも、ここだけは見ておかないと。
それにここで見るのは「ベートーベン・フリーズ」だけだし。






いやぁ、久々に見たし、これって13年前にウィーンに来たときに、最初に見に来たんだと思うけど、今の方が見ていて楽しめる。
もちろん解説なしには難しいっつーか、それこそ第九なんて歓喜の歌のところしか知らねぇよ(`Д´)みたいな人間なんで、どれがどう第九なんだかわかんないけど、まぁ、この↑最後のところが歓喜の歌でしょ(笑)


ここでいったん荷物を置きに帰り、今日のランチはメルクールのワインバーだよ♪

そして、そこへ向かう地下鉄に乗るか乗らないか、くらいのところで、切符の有効期間72時間が終了~♪
さらにMは、またまた切符忘れ(笑)

このタイミングで捕まったら笑えないf(^_^;


もう2時を過ぎているので、ワインバーのテーブルは空いているのだが、低めのテーブルの上には予約の札が…。
でも、おじさんのOKが出たので遠慮なく。

ここは、泡かな~♪
ということで、オーストリアのゼクトに絞って、ロゼ泡とリースリングの白泡。



つまみに、アンティパスト・ミスト。



泡はもちろん、アンティパストもものすごく美味しいんですけど~\(^O^)/
しかもコレ、よくよく見ると、お総菜コーナーで売ってるヤツだよね!
なのに、めちゃくちゃおしゃれ~♪

結局、1杯では足りず、スティルの方のリースリングをさらに1杯ずつ。
コレがまたウマイ♪

今日は今日とて、美味しいと評判のレストランでディナーを18時に予約しているのだが、この時間にここでまったりしている上に、まだまだ買い物に行かなきゃ行けないので、Mが19時半に変更できないか、メールを入れる。
しかも、めちゃめちゃウィーンを持ち上げて、情に訴える(笑)

いや、マジで、ここのワインが美味しかったので、ちょうど今飲んだ泡と白、そして昨日買っていったのと同じGemischter Satzを買って帰ることにする。
免税は3本までだし、プチプチも3本分持ってきたし(笑)
MもGemischter Satzをお土産に。

Yちゃんは、「Aktion!」の札が出ていたお値打ちワイン。
どんなものか訊かなくていいのか?f(^_^;
や、まぁ、ここで扱ってるのはどれもQualitätswein(クヴァリテーツワイン)なので、そうそうハズレはないだろうが。


ワインの後は、最後のお買い物タ~イム!!
ドラッグストアで色々と物色した後、Mannerへ。
ここでYちゃん、個包装のチョコがけウェハースを爆買い!!(笑)
中国人に負けてない!!

と、散々寄り道をした後で、今日のMの目的だった、Desigualのセールへ。
もう初日から買う気満々だったから!!

…が、コレ!!と思うものに巡り会えず。
でっかいスーツケースに詰め込むつもりが、詰めるものがなく。
ワインはRちゃんのスーツケースに入れて貰うことに(笑)

さらに、途中で目に付いたバッグ屋であれこれ品定めをするも、これまた買うには至らず。

そして、本当に最後の最後、ペントハウス近くのSPAR gourmetで買い物。

予定はすべて終了~。
レストランの予約変更もOK~♪


休憩と着替えを挟んで、レストラン「Loca」へ。
昨日の「Tian」よりもうちょっと先なので、今日も歩きで。

つーか、途中、「Tian」の前を通りかかって、昨日、店の外から写真を撮ってなかったからって、今撮るのはやめましょう…(ーー;


「Loca」に到着すると、こっちは店の前にテーブルがズラリと並ぶ、ちょっとカジュアルな店。
しかも、この外テーブルは、かなりの大人気。
当然、店内の席は人がいない(笑)

店のおじさんにも、外でも中でも好きな方でいい、と言われたので、やはりここは外の席へ。

この店のコンセプトは、既にネットで見てきたけれど、「Low Carb.」「Low fat」「Local」。
そして6皿コースを頼むと、内容は出てくるまで秘密なんだとか。
もちろん今日も、料理に合わせてワインが出てくるよう、Wein Begleitungも頼む。

今日はこの、外でがやがやと言った雰囲気なので、遠慮なく写真を撮りまくる(笑)





が、徐々に辺りが暗くなっていくので、なかなか厳しく…。









ワインも一皿ずつではなく、二皿に1杯みたいな?
そこんとこがハッキリわからないので、飲むタイミングがわかりづらいのだが…。

でも料理は美味しい♪
ワインも美味しい♪

気がつきゃ10時回ってるよ!!


支払いを済ませて帰りかけたものの、最後に、ライトアップされたStephansdomを見に行くことに。

もう11時だってのに、賑やかだよ♪





通り全体も、昼間とはまた違って、綺麗だよね。

うん。
ライブ見に来てると、この時間帯はまだライブが終わったくらいの時間帯で、間違いなく外を歩いてなんていないからな…f(^_^;
こんな様子を目にするのは珍しい(笑)

切符もないことだし、そのまま歩いてKarlsplatzへ。
オペラ座のライトアップもいい感じ。





なんか、毎日盛りだくさんだったけど、それでもやっぱり4日じゃ足りない。
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