Der König Hat Eselsohren

ジョルジョ・デ・キリコ展@パナソニック汐留ミュージアム



冬休み中は、学内の電気もつきませんよ、といわれたんで、代わりにせっせと美術館に通ってます(笑)
ま、今日までは事務もやってるから、電気がつくと思うんだけどねf(^_^;

で、もう終わっちゃうから、ということで、デ・キリコを観に。

デ・キリコって、数年前にも大規模な回顧展を見に行ってるんですけどね。
形而上絵画。
すみません、意味わかりません(笑)←教養が無いもんで。

でも、嫌いじゃないんですよ。
あの、よくわからない、無機質なものが転がってたりして、空が緑色で、強烈な光が当たっていて。
あの奇妙な空間。
人気があまりなくて、音もあまりしてなさそうな空間。

なんかこう、とても明るいのに、孤独感と寂寥感に支配されている感じ。
自分の心の奥をのぞき込んでいる感じ。

それを味わいに。



な~んて、ちゃんちゃらおかしいぜ!!
ってな状況でした。

なんだ?この大混雑は?!
入場までに行列させられ。
中の展示室も、もちろん混雑している上に、そもそも狭すぎます!!
特に、各展示室の最初なんてのは、混み合いすぎてほとんど観られない。
ただでさえ観ているだけで疲れる絵なのに(笑)、流れ作業で観ていくしかなく、途中、流れから外れて休憩する場所もない。
「噴水と邸宅の風景のある形而上的室内」とか「不安を与えるミューズたち」とか、「燃え尽きた太陽のあるイタリア広場」とか、印象に残る作品はあるんだけど、とにかくゆっくり観られない。

最悪なのは、最後のところにあるインタビュー映像だよね。
それこそ、立ってみているだけの場所がないんだもん。

それでも、まだ早い時間に行ったせいか、出てくるときには、入場待ちの列が倍くらいになっていたという…。


パナソニックさん。
もうちょっと考えて、ミュージアムを作っていただけないか。
これヒドイ。
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