Der König Hat Eselsohren

青山ユニマット美術館コレクション展「女性美讃歌」




他にも観たいものは色々あったんですが、それよりもまず髪を切りたい!それが無理で
もせめてカラーだけでも!というわけで、結局昼頃からカラーリングだけしてもらって、終わってから、近くにパスタランチ1000円にプラス200円のドリンクバーでありながら、安物だけどワインも飲める店を発見!
がんがんワインを飲んで、いい気分で青山通りをぶらぶら歩く。

いい季節になりましたなぁ。

このあたりを散歩するには、秋が一番です。

ということで、青学の近くから外苑まで歩いて、ユニマット美術館へ。
最近、クリムトを観る機会ってあんまりなかったしね。
ここは初めて来たんですが、まず4階に上がって、そこから3階、2階と降りていくようになっているものの、かんじんの「Irrlichter」は2階にあるというので、先に2階まで降りる。
何しろ、途中で腰が保たなくなったら、何を見に来たのがわかんないf(^ー^;

ということで、いきなりメインディッシュですよ。
思ったより小さい作品だったし、金箔とかは全く貼ってないんだけど、実に妖しげなオーラを放っている絵ですなぁ。
それに、この画面の細かい凹凸というか、筋はいったい何だろう?
絵そのものは、そんなに厚く塗り重ねた雰囲気ではないのに、画面の質感が不思議だ。

そして、行く前に美術館のサイトで観て疑問に思っていた、カバネルの「ヴィーナスの誕生」。
なんでここに???と思っていた上に、実際に観たら、これちっちゃくね???
説明を読んだら、やはり同じ絵を小さいサイズで再度描いたものらしい。
よく、マネの「オランピア」の説明をするにあたって、当時アカデミーで高く評価された裸体画として引き合いに出されるけど、この絵を見ると、どっちかっていうとエロいかエロくないかが大事だったんじゃないかと思っちゃうよなぁ(笑)
だって、どう考えても「生まれたて」には見えないよ。メトロポリタン美術館にある大きい方の絵は特に。

思ったより数が少なかったんで、あとから4階と3階の常設展も観たけれど、19世紀末から20世紀初頭のフランス絵画を集めているってあたりで、もろに日本人好みの美術館です。
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