でも最後だという割には、結構客が入ってましたよ。
設定からして、ストーリーとしての結末は早くから予想がついてしまう映画ではありますが、それ以上に大筋を知っちゃってたのは失敗でした。
なんか、あっちもこっちもネタバレしすぎなんじゃん?
その点で、全体が予定調和に見えてしまいがちだったのが残念だ。映画のせいじゃないけど。
ただしその分、クリューガーがどうして人間と交わろうとしないのか、ジェニーが心を開いてもそれに応じようとしないのか、という点に焦点が当たりやすくなるんで、それはそれで良いことなのかな。
それから何と言っても、ジェニー役の子の演技はスゴイ。
モデルのいるクリューガーと違って、ジェニーは全く架空の存在のハズなのに、妙にリアリティを感じてしまうのは、ひとえに彼女の演技力の賜物だろう。
あともう、これはどうやっても文章で書くことはできないけれども、ラストの演奏シーンは予想を超えました(笑)
弾いている演技自体も凄まじいけれど、アレはマジでスゲェ!としか言いようがない。
あの一曲に、あの映画の言いたいことが全部詰まってる、ってのがわかるんだもん。
きっかけはドイツ映画だから、ってんで見に行ったけれど、それとは関係なく良い映画だと思います。
残念なことに、肝心のドイツ語はところどころ聞き取れるといった程度で、まだまだ全然わかってないじゃんorz、と思い知らされる結果となりましたが。
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