Der König Hat Eselsohren

破天荒の浮世絵師 歌川国芳[後期]遊び心と西洋の風@太田記念美術館



国芳LOVE!!第2弾(笑)
全面展示替え後の後期です。
後期の方がもともと好きな作品が多いので、かな~り楽しみにしてました。

が。

同じような人はやはり多いのか、前期よりもさらに混雑!!Σ( ̄□ ̄;)

いや~、だって、肉筆画もすべて一新した上に、あの和製アルチンボルト=人が集まって顔を形作ってるシリーズ、擬人化された猫の団扇絵シリーズ、擬人化された金魚、と、1階だけで好きな絵が目白押し。

で、2階に上がれば、一番好きな「荷宝蔵壁のむだ書き」をはじめとして、思わずにやりとする絵がずらり。
だって、役者絵禁止の禁令をかいくぐって、役者の顔をお面にしたり、魚にしたり、十二支にしたり、直接その役者を知らない現代人だって、同じ顔が何度も出てくるから、可笑しくてしょうがない。

他にも、遊女絵禁止とか、様々な禁令に挑んでて、もう、どんだけ反骨精神に富んでるんだか!!

で、また、美人画を描けば、歌麿とは違って、ちょっと現代的で魅力的な女の子たちがずらり。


その一方で、狸とか、福禄寿とか、天狗とか、それ遊びすぎだろう!!
特に狸!!
いくら何でも、そこまでデカイわけないじゃんか!!(爆)>狸のキン○マ


で、地下に降りたら降りたで、今度は西洋画からの拝借っぷりを見せられ。
スカイツリー(?)なんて、もし本物がオープンしたら、国芳の絵をど~んと拡大して、壁画にして、内部に飾っとけよ、ってな感じ(笑)



もうダメだ。
当分国芳LOVE!が止まらない(笑)



今回のとは別口で、今、大阪から静岡へ巡回している国芳展が、年末には六本木にやってくるので、またその時に萌え萌えしよう♪
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