Der König Hat Eselsohren

Wien(4)

バックステージに戻っても、当然のことながら、3人の姿はない。


ちょうど荷物を置いていたすぐ近くに、Floのお姉さん一家が座っている。
「会場にいたの?」
「最前列で見てたんだけど…のどがガラガラ(笑)」
マジ、喋ろうとしたら、声が枯れてしまっているf(^_^;

つーか、彼女たちはどこにいたんだろう?
袖の辺りにいた様子はなかったけど。

ひとまずここでカメラはしまってしまおう。
スマホもWifiに繋がったが、特に変わりなし。

KristinとDanielaがなかなか来ないので、ケータリングルームへ飲み物を取りに行く。
ドアを開けると、なんだか人がワサワサいるぞ。
すでに関係者が続々と訪ねてきているようだ。

とりあえず、ビールを1本。

でも、ここにいたところで知った顔があるじゃなし。
というか、この状況だと、3人がここに来ることはほとんどなさそう。
あったとしても、当分は来ない。

通常から考えて、今はおそらくシャワーを浴びたりしている頃だし。
その後だって、すぐには出てこないことが多い。
特に、昨日今日みたいに、訪問客がいっぱいいるときには、その中にすぐに来ることがないのは、既に経験上よく知っている。

むしろ、ちょっと寒いけど、外の廊下にいた方が良さそう。


ケータリングルームのすぐ外辺りでビールを飲んでいると、廊下の向こうからKristinとDanielaがやってきた。
「私らの上着、どこ~??」
今日は自分達で作った?っぽいタンクトップ姿。
会場内では問題なくても、ライブが終わったら当然寒い(笑)

「こっちこっち!!」

と、廊下を元来た方に連れて行く。
彼女たちが服を着込んだところで、よその人も増えてきたことだし、バッグも持って行くとしよう。

そして、またケータリングルームに逆戻りだ。
さらに人が増えているっぽい。
ビールを持ってきて、3人で乾杯。
2人が真ん中辺りのテーブルに腰を下ろしているので、ここはつきあうしかない。

まわりが騒がしいこともあって、二人が話している内容はよくわからない。
まぁ、それでも、一人でぼーっとしているよりはマシだ。

でも、ここでこうしていても、3人はまず来ないよ?
と、言いたいところだが、わざわざ話に割って入ることもできない。

ビールを飲み終わってしまったので、今度はワインが欲しいと思ったのだが、冷蔵庫に入っていたボトルは空っぽ。
まわりの瓶も全部空だ。

「どうしたの?」
「ワインが欲しいんだけど、もうないんだよね」

でも、ワインが全くないわけじゃないんだ。
さっき、廊下で、ワインがケースに入った状態で置かれてるの見たもん!!

「ちょっと、外に探しに行ってくる」

廊下を歩いて行くと、やはり、ケース入りのワインが並んでいる。
そのさらに向こうには、Floが既に部屋から出てきて、お姉さんやJörgと喋っている姿が見える。

ほらね。
わざわざサービスなんかしに来ないんだよ。
それ以前の段階で、引っかかるところがいっぱいあるし(笑)

で、ワインですよ。
赤も白もあるが、さすがに冷えてないだろうから、白はナシだな。

ケースから赤ワインを取り出そうとしたけれど、さて、ワインオープナーがないぞ?!

困ったな~、と思っていると、Floがめざとく見つけて、
「Aiko、どうした?」
と声を掛けてくる。
「ワインが欲しいんだけど、栓が開いているワインもないし、ワインオープナーもないんだよ。」
「ワインオープナーは…こっちだ」

と、おそらくここが楽屋だろう、と睨んでいたとおりのドアの向こうに、案の定3人の部屋。

を、開けたが、ここではオープナーを発見できず。
さらに別の部屋でゲット。

っても、お約束(?)どおり、あの一番簡易な、T字型のヤツ。
でもFloは、コレで何事もないかのように開けちゃうんだよね。
プラカップも探してきて、注いでくれる。
「ワイン好きか?」
「うん、この春からはワインスクールにも通い始めたよ」
「ワインスクール?」
「ただ飲むだけじゃなくて、詳しくなろうと思って」

そんなことを喋っている目の前を、スタッフが機材を運んでいく。
廊下がそんなに広いわけじゃないので、なかなかカオスな状況だ。
しかも、廊下で喋っている人数が、さっきよりも増えてるような?
外の喫煙場所も、なかなか賑わってるようだし(笑)

Floのお姉さん達が帰るらしい。
甥っ子をさして、「まだ子供だからさ~♪」とFlo。
「じゃあ、また」と、お姉さんと握手。


キッチンを出たところで、Food Fightersの大将も寛いでいる。
今日の料理、美味しかったよ、前回の時も!!と褒めちぎっておく(笑)
ドイツ語はめちゃくちゃだが、言いたいことは伝わったっぽい。

Clara Luziaのメンバーともちょっと喋る。
っつっても、ウィーンに住んでるの?位だけど(笑)


と、「何やってんの?」とKristinが探しにやってきた。
「ワイン探しに来てたんだよ」

Kristinとともにケータリングルームに戻ったものの、人がすっかり減っている。
飲み物もすっかりなくなっている(笑)

それでもさらにここで喋り続けようとする二人。
やっぱり、待ってればここに3人が来る、と思ってる?
どうもそんな風情なので、ここよりも外の方がいいよ、と誘い出す。


外も徐々に人が減ってきている。
喫煙場所にRüde発見!!

ほ~らね♪

ケータリングルームにこもってても、彼らがわざわざ会いに来るような人でもいない限り、絶対に来ないんだよ。
飲み物だったら楽屋の方がいっぱいあるし(笑)

Rüdeはすっかり帰り支度をした状態で、タバコを吸っている。
そこに合流して、KristinとDanielaも吸い始める。

ホンット、ここは喫煙率100%だなf(^_^;

ひとり、タバコを吸うでもなく、会話にガッツリ入れるわけでもなく。
少なくとも、ここでみんなが喋ってる内容がすっかりわかるようになったら、ホントにいいのだが。

でも、Rüdeがそばにいるだけで、妙に安心感があるんだよな。
ほんとにRüdeの家の子になりたいよ(笑)

Rüdeはそろそろバスに戻るらしい。
「また来るよね?次は夏に来られる?」
「うん、8月なら」
「8月?8月はもうお休みだよ」
「えっっ?!じゃ、9月は?」
「9月もやらない。ライブは7月まで」
「えぇ~~~~~~~っっ……orz」

マジかよ~!!

そりゃ、オフィシャルサイトには7月いっぱいまでの予定しか載ってなかったけど、この後8月以降の日程が発表になるんだと思ってた。
まさか今発表されている日程だけだったとは!!Σ( ̄□ ̄;)

7月までの日程は既に全部チェック済みだけど、1泊4日とかですら行けない日程ばかり…orz

あ~ぁ。

ホントに、次にライブ見に来られる機会があるのか、不透明になっちゃったぞ?!


Rüdeが行ってしまってしばらく、メガネNikoがやってきた。
そのままバスの方に行こうとするのを呼び止める。
「また会えるかな?」
「もちろんだよ!」
「でも、ウルムではいなかったじゃん?」
「あれはたまたまだよ」
またね~!とお別れ。
ホントにまた会えるといいなぁ。

スタッフの方のFloとも挨拶。

そんなことをしているうちに、PeterとIngoがやってきた。



「また、夏に来るよね?」とPeter。
「さっき、Rüdeが8月はライブないって言ってたんだけど」
「そうだよ」
「そうなのか~orz」
Peterまで言うんだから、これは本当なんだな(Rüdeを信用してない(笑))

今度いつ会えるんだろう?!(T-T)

せっかくだから、最後にみんなで写真を撮ることに。
最初は、Ingoに撮って貰おうと、スマホを渡して操作方法を説明していたのだが、たまたま、会場側のスタッフらしき男の子が通りかかったので、5人で記念撮影。









もうバスの出発時間らしく、Peterは去って行った。
Ingoはこのまま帰宅するらしい。
Gasometerの駐車場を出たところで、みんなと別れる。

また会えるといいなぁ。
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