arena8order Δ慧會隴

亂鷓鸚 吁咤 帝頭 Long-Shout Woo-t.a. Earof.

3.防弾製品や防弾素材等の防護分野が専門でございますので、銃に関する知識は十分ではありません。...

2012-09-27 20:34:09 | 日記









ш

銃の基礎知識
http://www.google.co.jp/gwt/x?gl=JP&wsc=tb&u=http://www.securico.co.jp/jbl/guns/guns.html&ei=VzNkUPGgEcjhkAXa24GIAQ&ct=pg1&whp=30



●上下2連散弾銃

● 散弾

通常の野鳥を撃つ時の弾で沢山の鉛の粒々を発射する。



●00(タブルオー)バックショット弾

いわゆる鹿弾丸(シカダマ)と呼ばれる弾で、8~9ミリ位の鉛の玉が8~10発発射される。各国の警察やSWAT隊で愛用されている定番アイテム。20メートル先で約30センチ四方くらいに広がって着弾する特性がある。「NIJ-ⅢA」で防弾可能。



●ライフルスラグショット弾

鉛の一発弾で大人の手の親指の第一関節ぐらいの弾丸。通常は大型獣や猪狩り等の狩猟に使用するが、米国のパトロール警官やSWAT隊では、近距離の狙撃に使うほか、バックショット弾と併用して使用する。 至近距離に於ける威力は強烈でブロックやレンガ、スチールドア、自動車のドア等を簡単に貫通する。



当社の試射では「NIJ-ⅢA」の防弾ガラスや他の同レベルのアーマー材を簡単に貫通した。 至近距離では「NIJ-Ⅲ」のライフルレベルの貫通力とさらに大きなダメージを与える威力を有している。

ただし、ライフル弾と違って、弾丸が大きいため空気抵抗が高く、距離によって弾丸のエネルギーが急速に低下し威力も失われる特性がある。散弾銃で発射する場合の有効射程距離は、100メートル程度ではないかと思われる。

散弾銃殺人・乱射・逃走事件 (平成9年10月宮崎)

平成9年10月に宮崎県でタクシー運転手(男性、45歳)は、妻の知り合いの男性を猟銃により射殺し、実子2人を人質に取って4WD車で逃走を図り、警察官3名に軽傷を負わせたうえ、白昼堂々と散弾銃を撃ちながら数時間にわたって国道を逃げ回る事件が起きた。

警察は砂利を積んだダンプカー等で国道にバリケードを作ったが、4WD車は国道や川原の土手を突っ切って逃げ阻止することはできなかった。 最終的に狙撃の命令を決断したが、車内に実子が人質として同乗していたため、この点に配慮し致命傷を与えることを避け、犯人の手足の射撃を命じ、弾丸は犯人の太ももを貫通した。しかし犯人は投降することは無くさらに逃走を続けた。最後は警察に、畑か川原みたいな場所に追い込まれ、運転席から散弾銃の銃身を出したまま走行していたところを、宮崎県警の若い機動隊の警察官が車体に飛びつき、装てんされた猟銃を正面からもぎ取るという、まさに命懸けの離れ業によって事件は収束した。この時犯人が持っていた弾薬約50 発の内半分がこのスラグショット弾だったそうだ。

スラッグショット弾は、鉛の一発弾丸で強力な貫通力があるので、拳銃用の防弾ベストは簡単に貫通する。合法的な武器弾薬として、国内で出回っており入手も比較的簡単なため、防弾を企画するうえでは大変厄介な存在である。

余談だが、同業の米国の友人から、「さすがにサムライの国の警察官、勇気のある行動だ」と賞賛しつつ、一方では「信じられない程の無謀な行為」と、賛否両論というより、相当辛口の批判を聞かされたのであった。

右の写真は、Remington 社のRIFLED SLUG弾です。

RIFLED SLUG弾の弾頭についている螺旋状の溝は、散弾銃の銃身に取り付けたチョーク(絞り)の破損を予防するためのもので、空気抵抗により弾頭に回転を与えるものではありません。

1.ライフルスラッグ弾 実写真

2.散弾銃で発射する暴動鎮圧用ゴム弾の弾頭

自動小銃は現在「アサルトライフル(突撃銃)」と呼ばれ、軍隊の基本的な武器として位置付けられている。ベトナム戦争以降に概念が確立したアサルトライフルの特徴は、一つには20~30発の箱型マガジンを使用し、簡単に弾倉を取り替えることで連続した射撃ができることと、小口径弾を使用して大量の弾薬を携行できることと、精密なセミオート射撃と弾幕を張るフルオート射撃の両方ができること等が要求されている。 また現代の軍用アサルトライフルは、敵を殺すことよりも負傷させて、その救助介護のために戦力を低下させることを重視している。 朝鮮戦争勃発( 1950~1953 )に伴い、1951年頃より旧ソビエトで開発された30連マガジンを有し、セミ・フルオートで発射できる新型自動小銃 AK47 カラシニコフが登場し、アサルトライフルを持たなかった米連合軍は慌てる事態となった。。

●AK-47 カラシニコフ

(1947にミカエル カラシニコフが量産モデルを開発、アプトマットカラシニコフAK47と命名、7,62mm×39 小型弾を使用、30連発のセミ・フルオート射撃ができる、当時としては画期的な最新銃だった)


AK-47 II型

●第二次世界大戦~朝鮮戦争時の米軍の主力ライフル

第二次世界大戦までの軍隊は、大型で威力の有る弾丸が重視され、一発で敵を倒す一撃必殺を求める傾向が強かった。 第二次世界大戦において米連合軍は、アサルトライフルを持っておらず、スプリングフィールドアーモリー製M1ガーランド半自動小銃を主力小銃として、またこれと同じ30-06弾を使用する、軽機関銃 BAR (Browning Automatic Rifle) を分隊支援火器として使用していた。 さらに将校や後方要員向けにM1カービン半自動小銃とM1トンプソン短機関銃を配備していたので、威力・口径の異なる銃が混在していた。


M1ライフル GARAND


ブローニング自動小銃 BAR


M1カービン半自動小銃


M1トンプソン短機関銃

米軍はこの事態に際し、先ずM1ライフルのフルオート化で対抗しようとしたが、M1ライフルの弾薬 M2( 30‐06 7.62X63mm)弾は、フルオート射撃時の反動が強すぎてコントロールが困難で小銃としては実用にならなかった。

まだアサルトライフルという新しい小銃の概念が確立していなかった米軍では、更に装薬(発射火薬)を少なくした弾薬(7,62mm×51 現在の7,62mmNATO弾、 商品名 308WIN〔Wincester〕)を使用するM14ライフルを開発した。しかしこの新7,62mmNATO弾も火薬が多く反動が強すぎてフルオート射撃ができず実用にならなかった。なおセミオートでは優れた命中精度が得られたため、その後スコープを付けて狙撃銃として活用された。現代でも狙撃銃には 7,62mm×51 NATO弾を使用するのが一般的に多い。


M14 ライフル

※このM14と自衛隊の64式小銃は、どこか似たイメージがある

●ベトナム戦時代の米軍の小銃

米軍は試行錯誤と紆余曲折を経て、ベトナム戦の1967年頃から、主力小銃を、7,62mm NATO弾から小口径高速弾(5,56mm×45 20~30連発)を使用する

M16に切り替えた。このあたりからアサルトライフルという概念が確立したようだ。ベトナム戦争では、米軍のM16と北ベトナム 共産軍のAK47が双方の主力アサルトライフルとして戦火を交えた。


M16

その後旧ソ連は1980年から、AK47の30口径アサルトライフルを廃止し、米軍同様の小口径高速弾を発射する*4 AK74を制式とした。AK74の弾薬は 5.45mm×39.5で M16の5.56mm×45に近い、また初速も900M/SECでM16の1000M/SECに極めて近い性能である。これにより、東西を問わず軍用アサルトライフルは、22口径クラスの小口径高速弾が主流となった。


AK-74

M-16と AK-47の性能比較

アサルトライフルの実射インプレッション



●M16

M16は、米国アーマライト社のEugene Stoner氏がAR-15として開発した。当初は1963年に空軍に採用されたが、その後性能のすばらしさが評価され、1966年制式され全軍に配備されるとともに、ベトナムに投入された。当初は整備不良のトラブルが多発した。その後教育の徹底や慣れからトラブルは減少しその性能を遺憾なく発揮し始めた。5.56mmという弾丸は当時使われておらず、小口径高速弾を発射するアサルトライフルは初めての経験であった。特にベトナムのジャングルは遮蔽物が多く、十分に照準することができず、近距離の乱射で弾幕を張ることが多く、携行弾数の多い小口径弾とプラスチックパーツを多用した軽量ボディ、そしてフルオート射撃は前線の兵士に歓迎された。その後、M16からM16A1、M16A2とバージョンアップとともに改良が加えられ現在に至っている。なおアメリカ海兵隊のM16A2は3点バースト(3発づつのオート)式になっている。

主な性能として、重量 3.58kg、全長 1,006mm 、ライフリング右6条、装弾数 20・30 初速 M16A1 1,000m/sec  M16A2 991m/sec


上からM16A1, M16A2, M4, M16A4


▼実射インプレッション

現在、当社がテストに使っているのはM16A2のセミオートスポーツモデルです。重量が軽く操作も簡単なうえ、発射の反動が極めて小さく女性でも十分使いこなせるライフルです。至近距離での貫通力はすばらしく強烈で、AK47の5割増程度の威力があります。またマズルジャンプが少ないため、すばやく照準の修正ができ実践に有利である。まれに試射用のセミオートライフルが2点射してしまうことがありますが、M16A2は予期せぬ不意の2点射で、2発目が15mの距離でわずか5センチしかずれていなかったことから、連射時の集弾性に非常に優れた性能を有している。ただし小口径高速弾の欠点として、弾頭が軽いため小枝やガラスを貫通した場合、容易に弾道が変化しやすいことが挙げられる。空港警察など航空機の窓越しに狙撃する場合不都合である。そのため弾丸重量の重い7.62mm弾を使用する狙撃ライフルが用意されている。


●AK47

AK47は旧ソ連と、中国、北朝鮮、旧ワルシャワ軍、の共産軍の制式小銃として大量に生産されベトナム戦争では北ベトナム軍の主力武器として多くのアメリカ兵の命を奪った因縁のライフルである。冷戦の終結に伴い、武器が余剰となったうえ、ロシアが米軍に対抗して小銃の規格を小口径高速弾を使用するAK74に変更したため、旧式のAK47が大量にだぶつき、中古品を中心に安く出回っている。

中央アジアやアフリカ、中南米方面で、正規軍や警察、ゲリラから強盗、誘拐犯に至るまで幅広く使われており、この地域のUNやNGO、企業駐在員、旅行者等はこのライフルとご対面する危険性が高い。米国では銃の乱射事件が度々起きておりますが、米国の事件で使用されたライフルは、旧ソ連製AK47(カラシニコフ)の中古品をフルオート機能を無くしセミオートに改造したスポーツモデルが多い。この銃は安価(2~300ドル?程度)で且つ大量に米国内に出回っているため多くの犯罪に使われるようになりました。このAK47はスポーツ射撃用として販売するためにフルオートでは射撃できないように改造してありますが銃そのものの性能や威力は全く変わりません、また特に重要な問題としてNORINCO(中国北方工業公司)製のスチールジャケット弾(通称 チャイナボール)が使われる場合が多く、この貫通力の高い弾丸は通常のパトロール警官が使用する防弾ベストを撃ち抜くため、警察官にとっては大変な脅威となった。    


※磁石に吸い付くAK-47の弾頭


AK47


▼実射インプレッション

当社の実射試験では、上記の改造済みセミオートマチックのAKMを使用します。銃自体は小型で取り回しがよく、ジャングルや市街地等の近接戦闘に最適です。また銃自体が頑丈で故障も少なく完成度の高い銃であることは証明済みです。AK47の弾薬は、7.62mm×39で、NATO標準の30口径7.62mm×51に比較して弱装弾となっています。威力(貫通力)はやや低く、M1カービンと同程度です。トカレフのスチールジャケット弾の約2倍強程度の貫通力があります。30口径の比較的大きい弾丸を撃つためか、また曲床銃の宿命か、それとも銃が小ぶりのせいかマズルジャンプが大きく、フルオートでは命中を得にくい。連射は腰だめで撃つ至近距離のみ有効だろう。なおAK47の銃撃から身を守るには、NIJ―III以上の防弾装甲が必要。

AK47は、1947に旧ソ連のミカエル カラシニコフが設計したが、原点はナチスドイツが開発した世界初のアサルトライフル、へーネルStG44突撃銃(Sturmgewehr44=StG44)Maschinenkarabiner”(機関カービン銃)が、その元祖といわれている。もっともヒットラーは大量の弾薬を一気に費消する自動小銃を毛嫌いして、当時は制式を拒否した。


ヘーネル StG44


●H&K G36 アサルトライフル ドイツ

サブマシンガンの傑作といわれるMP-5は世界中の警察に採用され大ヒットしたが、普及が一段落すると9ミリ弾の威力不足が指摘されはじめた。なかでもAK-47などのアサルトライフルを使った銃撃事件では、MP-5の威力不足は深刻で、SWATなどでは、M16やM-4といった22口径のアサルトライフルも装備に加えている。そのためかHK社は、数年前から米国の警察マーケットに熱心にG36の売り込みを掛けているらしい。

設計・製造 HK ヘッケラーコッホ社 年代1996年~ 口径 5.56mm  使用弾薬 5.56mm x45 NATO弾    銃口初速920m/秒 作動方式 ガス圧利用ロータリング・ボルト  装弾数 30発(箱型弾倉)全長 999mm(ストック展開時)  銃身長 480mm  発射速度 750発/分 重量 2820g(G36C)

2.知的所有権の侵害行為につきましては断固お断り申し上げますとともに、法的処罰を求めますのでご...

2012-09-27 20:31:23 | 日記









ш

GLOCK19 (装弾数15+1発 )



SIG SAUER P220(装弾数9+1発 )



BERETAM92(装弾数15+1発)

●38口径

警察用・護身用として普及。    

日本の警察では、主力として38口径リボルバーのニューナンブM60拳銃(ミネベア工業製)を使用している。最近は、同拳銃の製造終了に伴い、米国S&WのM37エアウエイトが使用されているようだ。性能はニューナンブ自体が、S&WのM36をモデルにしたといわれるほどで、ほとんど同じ。9ミリ自動拳銃が普及する以前は、世界中の警察で最も使用されていた。殺傷能力、威力十分。

 S&W M-36

製造国 アメリカ合衆国 スミス&ウェッソン社製

口  径 .38口径 

使用弾薬 .38 Special

回転弾倉 装弾5発

作動方式 シングル・ダブルアクション

全 長 160mm

重 量 554g

有効射程 50m以下





S&W M-36 Classics

また、フィリピン・セブ島の特産品としても有名。 構造が簡単なため、やしの葉っぱの零細工房でも生産できる。時々密輸品が日本に入ってくるようだがこちらは、命中精度や安全性に問題がある。

注)2011年12月15日の朝日新聞にセブ島の密造銃の取材記事が掲載されていました。(新聞資料参照)

記事によると、Colt 45のコピー(ナンチャッテ45)も作っていることが分かります。以前は38口径のリボルバーが主体だったようですが、最近は技術が向上してオートマチックピストルも作れるようになったことが窺えます。

かつてフィリピン製模造銃は、銃身にライフリングが施されておらず(スムースボア/散弾銃・戦車砲等と同じ)、弾道が不安定で危険と言われておりました。

現状はどうなっているのか気になりますが、残念ながら記事の写真からは分かりません。

参考ですが、フィリピンには ARMSCOR (アームスコ)という正規の弾薬メーカーがあり、弾丸については、正規品が容易に入手できます。

Shot show 2012 スチールモデルのM-36の写真 ステンレスモデルのM-637の写真

日本の警察で使われている主力ピストル Smith & Wesson Model 637 38 Chiefs Special Airweight Revolver

2007年(平成 19年)5月17日 から5月18日 にかけて起きた、愛知県長久手町立てこもり発砲事件で使用されたのが、スペイン製の38口径回転式拳銃 ルビー・エクストラ とみられる。押収時は実弾6発が装填されており、他にも実弾8発と薬莢10個が発見されたことから犯人は少なくとも24発の実弾を所持し、うち10発を発射した。男は元妻を人質に取って自宅に立て篭もり、家族からの110番通報で駆けつけたパトカーの警察官 1人が撃たれて重傷となり、その救出の際に再発砲し警戒に当っていた愛知県警のSAT隊員が被弾し死亡した。男の家族も足などを撃たれて1 人が負傷した。この事件は、発生から解決まで約29時間かかった。

ルビー・エクストラ

●357マグナム(38口径)

38口径拳銃の威力不足(38口径弾は至近距離では大人の体を貫通する威力があるが、遮蔽物や距離によって弾丸のエネルギーが著しく低下する特徴がある)を補うために発射火薬を20%程度増量したマグナム弾を発射する。38口径拳銃の銃身や弾倉、フレーム等を補強したリボルバー拳銃で、コンバットマグナムと呼ばれた。 大きすぎず小さすぎず、銃自体のデザインと威力のバランスが良く、信頼性も申し分ないハンドガンであったので、世界中の軍や警察で広く使われていたが、最近は9mm口径の多装弾タイプの自動拳銃に押されて、欧米ではほとんど見かけなくなった。

357マグナム カートリッジは、もともと38口径であるが、区別するためにボアの山径で口径を表示している。357Magnam拳銃で38口径のカートリッジは問題なく撃てるが、38口径銃で357Magnam弾を撃つと、火薬の量が多いので、銃身破裂等の事故を起こす。その事故を防ぐために、357Magnamカートリッジは全長を長くして、38口径lの弾倉に入りきらないように作られている。     

日本では、オウム教団による国松警察庁長官の狙撃事件に使われたといわれている。

 



COLT PYTHON .357 Magnam

●44マグナム

映画ダーティハリーで有名になった大型拳銃。本来は大型獣ハンティングのサイドアーム(ライフルが使えない時のスペア銃)として開発されたリボルバー拳銃。 現実問題として大き過ぎ、重すぎ、威力があり過ぎる。軍や警察では使用していないが、護身用?やハンター用として米国内では流通している。 使用する弾薬は、装薬の多い.44Magnam弾。正規の工場装弾を撃つと、明るい日中でも、1メートル近い火炎が噴くのが見える。 また発射の反動も強く、手首から肩にかけて強烈な衝撃を受けるので、慣れないと上体がのけぞることになる。 発射の反動で銃口が大きく上を向くため、次弾を照準して発射するのに、38口径などに比べて倍ぐらい時間が掛かる。また、狩猟用のサイドアームは猟銃の一種なので弾丸はFMJ (Full Metal Jacket) ではない。

S&W .44 Magnam

通常使用される.44Magnam 弾は、鉛のむき出し弾頭で、戦場ではダムダム条約違反となり使用できない。 したがって警察官が法執行に際し、.44Magnam弾を使用することはありえない。 映画でダーティハリーが、悪党に44Mag弾を撃ち込むが、それはあくまで映画の中のこと。 実際にやったら刑務所送りになるハズ。

米国の防弾規格 NIJのピストルレベル (ⅢA)では、実際の試験には、.44Magnam SWC GC (セミワッズカッター ガスチェック) 「弾頭が平らな鉛製の鼓弾で 、発射時の強力なエネルギーで弾頭が変形しないよう、弾尾の半分位を合金で包んだ弾丸」を使用する。 この弾薬は猟銃のカテゴリーなので、柔らかい鉛のむき出しの弾頭を使用している。 そのため、銃弾のエネルギーと威力(獲物を半矢にしないための破壊力)はきわめて高いが、FMJ弾に比較して、貫通力は思いのほか低い。 実際にケプラーやダイニーマ繊維、防弾ガラスに撃ち込んで試験したところ、44Magnamよりもトカレフのスチールジャケット弾のほうがはるかに貫通力が高いのであった。

1992年に米国ルイジアナ州バトンルージュで起きた、日本人留学生・服部剛丈君(当時16歳)射殺事件で使用された拳銃が、.44Magnamであった。 事件は、服部君がハロウィンの仮装のまま間違えて別の家を訪問したため、その住人ロドニーピアース(当時30歳)が侵入者と勘違いし、銃を突きつけフリース(Freeze :動くな)」と警告したが、言葉が理解できず止まらなかったため射殺された。 服部君は出血多量で死亡するという痛ましい事件であった。

●45口径

米軍の旧制式拳銃コルト45 ガバメントや西部劇時代のコルトピースメーカー等、アメリカの古い時代の代表的な大型拳銃の口径。

COLT45は、初速が253m/secと低いため、貫通力はきわめて弱いが100分の45インチ 11.25ミリ径という巨大な弾丸は絶大なマンストッピングパワー(殺傷力)を持っており、いまだに米国では根強い人気が有る。戦後の一時期は国内のブラックマーケットにたくさん出回っていたようだが、最近の国内犯罪にはほとんど登場していない。

筆者は十数年前、関東の某県警の内勤警察官の腰に、COLT45ぶら下がっているのを見つけた。骨董品級の60年は経とうかという年代物であるが、ランヤードも付いており、現役銃として使用されていたのにはに驚いた。 戦後米国から警察に供与されたMP仕様銃であろう。興味があって質問したところ内勤に移動なったらこの銃を支給されたということだった。ストッピングパワーが強烈な45口径 は、実際に発射する可能性が低い部署で生き残っていた。その後のことは情報 が無いので不明だが、おそらく既に引退したと思われる。

ずいぶん昔のことになったが、昭和43年(1968年)東京、京都、函館、名古屋で連続して四人をピストルで射殺した「永山事件」では、米軍住宅から盗み出したCOLT45が犯行に使われた。 余談だか、筆者が幼少の頃、駐在さんが腰に下げていた大型リボルバーが、同じく 戦後に米国から供与されたS&Wの45口径で、子供ながらあまりの大きさと重さに感動したことを今でも鮮明に覚えている。

このS&W45は、COLT45用のリムレスの弾薬(通常リボルバーの薬きょうはrimmed、自動拳銃や機関銃のような自動式装てん銃ではrimlesが使われる。ただし例外として、旧ソ連のドラグノフライフルやRP46 30口径機関銃は、rimmedを使用する)を使用するため、半月板と言ったと思うが、半円形の金物の切り欠き穴に、3発ずつ薬きょうの溝をはめ込んでから、回転弾倉に装てんする仕組みだったと思う。



Colt Government M1911A1

現代の多装弾オートマチック拳銃に比べてなんとも長閑な古き良き時代の駐在さんの拳銃であった。もっともこの拳銃は設計が古く安全機構が無いため、銃を落とすなど強い衝撃を与えると、ハンマーが雷管を叩き暴発する構造的な問題があった。そのため、警察では暴発事故を予防するため弾倉に、本来6発入るところを5発しか装てんせず、ハンマー位置の弾倉は常時空けておくといった工夫をしていたと聞いた記憶がある。



S&W Model 22

古い話なので自信は無いが、右の写真の銃だったと思う。・・・・

●50口径拳銃

イスラエル軍の制式拳銃のデザートイーグルやオートマグ等が米国内の銃マーケットで流通している。44マグナム同様オーバーキルの性能である。実際に撃ってみると、やはり重く大き過ぎ実用性に疑問を感じてしまう。あまり知られていないが、この種の超大型オートマチックの特徴として、射手に腕力が無いとジャムを起こし易いクセがある。それは発射時の反動が強すぎるため、射手の腕力が弱いと、銃全体が後退し、スライドが後ろへ下がるのに必要なエネルギーまで吸収してしまい、その結果スライドが十分さがりきらず排莢シャムを起こしやすい。44マグナム同様平均的体格の日本人には不適である。

Desert Eagle .50AE



本来は軍の後方要員や戦車兵等の自衛用に開発された銃であったが、警察でも歓迎され普及した。拳銃と同じ弾丸を共用できるほか、拳銃では威力不足で、軍用の自動小銃では市街地では威力があり過ぎるため、中間的な威力を持ち小型で取り回しがよく威力命中精度の高い銃を求めていた警察官にとって最高のパートナーになったが、テロリストや犯罪者にも好まれ広く使われている。 古い物ではシカゴギャングの時代から第二次世界大戦まで一線で使用され、映画コンバットのサンダース軍曹の銃として有名なトンプソンM1A1 45口径サブマシンガン(通称トミーガン)がある。 COLT45の弾薬を使用していたので、射程距離は短い。 したがって軍曹は、トミーガンを持って戦場の最前線にでなければならない。アメリカ式軍隊の、小集団のリーダーシップ「俺について来い」を、自ら実践しなければならない銃だ。 第二次大戦以降、拳銃の主流が45口径から9ミリへ変わったため、サブマシンガンも9ミリ弾を使用するものが主になった。

●45口径サブマシンガン

(トンプソンM1A1 通称トミーガン)

▼実射インプレッション

筆者は以前に、ラスベガスのダウンタウンの銃砲店で、この銃を見つけ、フルオートで試射する機会があった。重量が重いので反動は大して感じなかったが、最新のM-16などに比較すると相当重く、また重量バランスが悪く前下がりになるため、やけに左腕が疲れた記憶がある。昔のGI達はタフだった。

●9ミリパラベラム(9mmX19) 弾を使用するサブマシンガン

MP-5

世界中の警察でもっとも使われている(ドイツ HK ヘッケラーコッホ社製)

US Navy SEALs MP5

アタッシュケース仕込み銃

UZI

ウジー(イスラエル製)



●9mm 機関けん銃

自衛隊の最新型サブマシンガン  ストックが無い。

デザインがなんとなくUZYに似ているような印象を受ける

 自衛隊 9mm 機関けん銃

口  径 9.0mm

装弾数 25発

作動方式 単純吹き戻し式

全 長 399mm

銃身長 120mm

重 量 2.8kg

発射速度 約1,100発/分

製作 ミネベア(日本)

備考 9mm拳銃の後継。空挺部隊の指揮官、部隊装備火器操作手などの自衛戦闘用



●7.65mm サブマシンガン(スコーピオン)

10年以上前になるが、韓国軍が領海に侵入した北朝鮮の潜水艇を撃沈した。その後サルベージして所持していた武器等を調査したところ、チェコ製の特殊部隊用小型サブマシンガンVZ61ピストル(通称スコーピオン)が5~6丁発見された。スコーピオンは7.65mm×17の弾薬を使用しマガジンは10連または20連がある。威力、貫通力は低く「NIJ-2」程度と予測される。 したがってトカレフ対応型の個人装備が有効。

ただしサブマシンガンなので、連射によるマルチヒットが起きやすく、顔面や首、手足、腰、下腹部等無防備な部位への被弾の危険性が高い。またスコーピオンには特殊部隊用のサイレンサー付きの物があるらしいが、潜水艇部隊が装備していたかは残念ながらTV報道では確認できなかった。 共産圏の正規軍部隊の制式小銃AK47や新型のAK74に比較すると射程、威力ともに半分にも満たない銃であるが、最初の対応を担当するであろう日本海側の各県警の装備や武器で対抗できるのか不安が残る。

Scorpion-VZ61

●7.62mm トカレフ弾のサブマシンガン

以前に中国で見かけたが、中国軍は、トカレフ弾(7.62mmX25)(マガジン30発)を発射する、サブマシンガンを持っていた。 詳しいことは分らないが、下の写真がそうだ。これは折りたたみ式ストックの標準タイプだが、そのほかにも銃身にサイレンサーが取り付けられた特殊部隊用のタイプもある。トカレフで発射する.30モーゼルミリタリー(7,62X25)は貫通力が高い。これを銃身の長いSMGで撃つから、貫通力や射程距離は、9ミリパラSMGと比べると、相当向上しているだろう。



●5.7mm サブマシンガン

本来サブマシンガンは、拳銃弾を共用することが条件とされていた。 拳銃弾ではなく専用の弾薬を使用する、FN P90(ベルギー FN社製)は、PDW(Personal Defence Weapon:個人防衛兵器)というカテゴリーで発表された。 写真のとおり小型で斬新なデザインが特徴である。構造上の特徴として、機関部がグリップよりも後方に位置するブルパップ方式で、全長の割りに銃身が長く、小型にも拘らず300mの有効射程を持つ。また、プラスチック製のマガジンを銃身の上に装着し、弾丸は装填される直前に90度向きを変える仕組みで、小口径とあいまって50発という並外れた装弾数を誇る。

主な性能・諸元 (口径 5.7mm 使用弾薬 5.7mm×28  装弾数50発 全 長500mm  重量3.0kg 有効射程距離300m )

小口径の弱装弾ながら、アサルトライフル同様のポインテッド(先端が鋭い)や、超硬合金を埋込だ弾頭を使用するため、貫通力はアサルトライフルに優るともいわれる。その後、同弾薬を共用する、軍用ピストル「FN Five-seveN」がリリースされたため、文字どおりハレて、サブマシンガンと呼ばれることになった かどうかは分らない。


FN P90

1.官公庁、企業等への提案書、企画書および仕様書等の営業資料に、弊社の映像・データを無断使用さ...

2012-09-27 20:28:40 | 日記









ш

左から . 22ショート(弾頭なし) . 22LR(弾頭なし) トカレフ7.62mm .9mmパラベラム .45ACP .357Magnam .44Magnam ⑧タバコ(禁煙中)

弊社は主に防弾に関する製品を取り扱っておりますが、平和な日本ではあまり一般的とは云えない業種でございます。そこで防弾技術や関連製品等について、広くご理解を得るために銃器全般のご案内と、国内や外国の犯罪等で使用されたり、または今後使用される恐れが高い銃等について、弊社の知り得た情報を提供させていただいております。なお、弊社は防弾製品や防弾素材等の防護分野が専門でございますので、銃に関する知識は十分ではありません。時には誤った情報を発信しているかもしれませんので、その節はご容赦のほどよろしくお願い申し上げます。あくまで民間企業の公開する、プライベートな資料ということで、参考程度にご覧になってください。

防弾関係のデータ等につきましては、弊社の知的財産を守るため、止む無く欺瞞情報が混入することもございますのでご承知おきください。 

また、弊社のホームページを多くの方が参照されることは、弊社にとりまして大変うれしいことでございますが、記事や映像、データの無断引用や転載はお断りいたします。 
特に、官公庁、企業等への提案書、企画書および仕様書等の営業資料に、弊社の映像・データを無断使用されることは、大変迷惑でございます。 知的所有権の侵害行為につきましては断固お断り申し上げますとともに、法的処罰を求めますのでご承知おきください。


●22口径
本来は護身用サイズの小型ピストル。 NIJの防弾レベルでは、最下位のレベル1とされている。コンパクトなので密輸しやすく国内の事件にたびたび登場した(最近はあまり聞かない)。至近距離以外は威力が低い。日本の婦人警官にコルトポケットが支給されているらしい。コルトポケットのほかにも、Caliber: .22LRを撃つ拳銃は、有名メーカー品では、Smith & Wesson のModel: 317 リボルバー(8 発回転弾倉)やRuger Mark III 22 口径 自動式拳銃(10発弾倉)などがある。22LRは、防弾レベルでは最下位と書いたが、それはピストルで発射したときのこと。銃身の長いライフルで撃つとそれなりの威力を発揮する。 至近距離では人体に致命傷を与える可能性が十分にある。

浅間山荘事件で二人の警察官を射殺したライフルは、22口径といわれているが、 当時米軍のM-16(22口径)が、同事件で使用された記録は無いので、M-16以外の22口径ライフルと弾薬が使用されている。その名称等は、明らかにされておらず謎である。・・・どなたか情報をお持ちであれば教えていただきたい。

サイパンやハワイの観光射撃では、規制で22口径銃しか撃てないが、以前は追加オーダーで22口径リムファイヤーマグナム弾を出してくれた。 22LRよりひとまわり長い薬きょうで、装薬が多いことが分る。ライフルで撃ったが、弾丸には意外とパワーがあることが感じられた。短い室内レンジで、詳しいデータが取れたわけではないが22LR Magnam弾は、22LRとはまったく別物のパワーを感じた。


COLT Pocket


Ruger Mark III


22LR弾とルガー Ruger Mark III
2007年4月16日発生した、バージニア工科大学銃乱射事件で、32名(教員5名、容疑者1名を含む学生27人)が死亡した、アメリカの学校銃乱射事件では史上最悪の事件となった。犯人は同大4年に在籍していた在米韓国人男子学生、チョ・スンヒ(当時23歳)。犯行に使用されたピストルは、ワルサーP22(.22LRL弾)とグロック19(9mm Paraberum弾 ) であった。 この事件で小口径の.22RL弾は、ピストルで撃っても十分人を殺傷する能力があることが証明された。

Walther P22 (.22LR)

22ショートを撃てる銃は少ないが、護身用のベレッタ950bsや競技射撃用のワルサーOSP2000等がある。


Beretta 950BS

.22 Short : Tip-Up Barrel

Walther OSP 2000

Rapid Fire Pistol

●32口径

22口径と38口径の中間に位置するのが32口径。 オートマチックが主流。小型で隠し持つのに最適で、威力も22口径に比べると格段に強く、護身用というよりも法執行レベルの能力を持つ。

使用する弾薬は、.32 ACP弾(7.65mm×17)。 ACP弾 とは、Automatic Colt Pistol コルトタイプの自動拳銃用カートリッジの略。銃によっては、32口径弾の他に380ACP弾(9mm×17 クルツ) を使用するタイプもある。

映画、007の主人公ジェームズボンドの愛用銃として、またアニメのルパン三世にも登場する拳銃として有名。日本でも少量だが、私服警察官、婦人警官用、取締官用として採用されているようだ。

※ワルサーPPK(ドイツ) 32口径自動拳銃

 装弾数 .32ACP弾(7+1発) .380ACP弾(6+1発)

※FN ブローニング(ベルギー) M1910 32口径自動拳銃

 装弾数 .32ACP弾(7+1発) .380ACP弾( 6+1発)

FN ブローニングの特徴は、ハンマーが内蔵され、照準に必要な照星・照門も省略(代わりにスライド上面に溝がある)している。ポケットなどから取り出す時に素早く、確実に出せるよう合理性を追求した設計となっている。



Walther PPK



FN Browning

●トカレフ

7.62mm自動拳銃。1933年旧ソ連軍が制式採用した拳銃で、米軍のコルト45の対抗モデルとし

て共産圏の軍の将校や警察に採用され普及した。その後共産圏の各国で大量にライセンス生産されています。日本に流入しているのは中国製の黒星といわれるもので性能的には

トカレフ拳銃

と同様です。

トカレフは旧ドイツの.30モーゼル弾(7.62×25mm)という比較的小口径弾を使用する。軍用銃なのでダムダム条約に基づくFMJ(フルメタルジャケット)弾頭を使用しています。



TOKAREV TT33

この銃の特徴を一口で言えば初速の速さからくる貫通力の高さにありますが、9ミリや357マグナムのような人体への破壊力(マン ストッピングパワー)は低い。当社で弾道試験を実施した結果、防弾チョッキや、防弾ガラスでトカレフの弾丸を確実に止めるには、「NIJ

Ⅲ-A」以上の性能を必要とすることが確認されました。旧規格の38口径やコルト45程度の威力を想定した防弾製品は貫通しますのでご注意下さい。



トカレフ弾 30口径 7.62mm FMJ (Mild Steel Jacket 鉛芯)弾

ジャケット(被甲)が軟鉄製なので、磁石に吸い付くのが特徴。

貫通力がきわめて高い

●マカロフ

「PM」(Pistolet Makarovaの略)1950年代にトカレフ拳銃の後継として、旧ソビエト軍の制式拳銃。

最近の国内の事件に頻繁に登場し始めた。今のところトカレフと半々くらいの率で犯行に使用されている感じだが、下記の比較表のとおり、トカレフより小型軽量で隠し持ちやすく性能も格段に良いのでいずれ国内の拳銃発射撃事件の主流になると予想される。また機構的にもダブルアクション(薬室に装てんされていればハンマーをレストした状態から、引き金を引くとハンマーが起き上がり、撃発・発射する一連の動作が人差し指だけで行える便利な機構 最近の9ミリやリボルバーはすべてこの方式)が採用されている。またトカレフには安全装置が付いていないと大変評判が悪かったが、マカロフにはシッカリとした安全レバーが取り付けられている。

 



IZ-70

製造国:ロシア・中国他共産圏諸国

マカロフとトカレフの比較

マカロフ トカレフ

有効射程 50m程度 50m程度

弾 薬 マカロフ弾(9mm×18) .30モーゼルミリタリー弾(7.62mm×25)

(通称トカレフ弾)

装弾数 8 発 8 発

全 長 161mm (-34mm) 195mm

初 速 315m/s (-105m/s) 420m/s

重 量 730g (-124g) 854g

作動方式 ストレートブローバック ストレートブローバック

口 径 9mm (+1.38mm) 7.62mm

機 構 ダブルアクション シングルアクション

トカレフには安全装置がないといわれているが、実際は薬室に装てん後、ハンマーに指を掛けゆっくりトリガーを引き、撃発しないよう用心しながらハンマーを落とした後、さらにそのハンマーを半分ほど引き起こすと、トリガーとハンマーがロックされ暴発を防ぐ機構となっている。 再発射する場合は右手の親指でハンマーをコックするまで引き起こしてやると、引き金を引いて発射し、以後自動装てんされる。 この一連の動作が確実に手順どうり行わないと誤射、未発事故を起こす

さらに口径も、トカレフの30口径(7.62mm)から、9mmへサイズアップしたので、威力(マンストッピングパワー)は当然向上している。 使用する弾薬も7.62mmx25 のトカレフ弾から、9mmx18マカロフ弾 に変更された。 現在主流の 9×19mm[パラベラム]弾と9×17mm[380ACP]弾と同程度のパワーか。

この弾薬変更によって、トカレフの無駄に早い初速が抑えられた。 その結果非常に強かった貫通力が、平凡な9ミリ拳銃程度へと低下した。 ということは、撃たれると人体を貫通せず盲管銃創(弾丸が体内で暴れてエネルギーを消耗した後、体内に残る)になる確率が確実に上昇した。 トカレフ弾は人体を貫通することが多く、傷がきれいで当たり所が良いとなかなか致命傷にならないのが欠点といわれていた。

以上のとおり、あらゆる点でマカロフは改良されているため、トカレフを下取りに出してマカロフに代えるといった動きが暴力団などで起きるのは必然だろう。 また暴力団などから余剰になったトカレフ拳銃が、マニアや一般人に流出し、銃撃事件に使用され可能性も否定できない。 

マカロフが使われた最近の事件としては

2006年 東京渋谷で起きた女子大生誘拐事件 

2006年 静岡県で起きたパチンコ店強盗事件

2007年4月 東京都町田市で起きた組員射殺・立てこもり事件等がある。

町田立て篭もり事件 

2007年4月20日 暴力団員の男(36歳)が、神奈川県相模原市内のコンビに前で同じ暴力団の男性(当時37歳)を射殺した後、事件現場近辺にある町田市の自宅(都営アパート)に立て篭もった。男は現場に駆けつけたパトカーに、自室やアパート通路から拳銃を11回発射し、パトカーに4発、付近の公衆トイレに4発が命中した。 警察は立て篭もりの男に対し説得を続けたが、翌21日午前3時過ぎ、刑事部捜査第一課の特殊犯捜査係(SIT)が催涙弾を撃ちアパート内に突入、銃刀法違反(拳銃所持)で男を現行犯逮捕した。突入前に、男は拳銃で頭部を撃ち自殺を図っており、重傷を負っていた。室内を捜索したところマカロフ自動拳銃2丁と、銃弾40発を所持していたことが判明した。

●9mm拳銃

9ミリパラベラムと呼ばれる(9mm×19mm)の旧ドイツのルガー社のデザインした弾丸を使用する自動拳銃。十数年前に米軍がイタリアのベレッタ社の9ミリ自動拳銃を制式採用したため米国では軍隊から警察官及び民間人の護身用に広まった。日本の自衛隊や海上保安庁も9ミリ自動拳銃の導入を始めている。防衛庁自衛隊は、スイスSIG社のP226をミネベア社が国内でライセンス生産したものを採用しているが、マガジンは本来15発のところを10発に仕様変更しているらしい詳細は不明。

ベレッタのほかにもSMITH&WESSON SIG HECKLER&KOCH GLOCK BROWNING WALTHER等の有名メーカーの殆どが9ミリ自動拳銃を製造しておりそれぞれに独自のデザインと性能や特色を競っている。特に9ミリ自動拳銃の魅力の一つとして10発から15発という装弾性能が挙げられる。従来のリボルバーに比べて倍かそれ以上の弾丸を一気に撒き散らすパワーは脅威であるとともに過剰防衛事件の原因にもなっている。

左写真は、グロック17を小型化したGLOCK19 、独特の2重トリガーが特徴(

参考:9ミリ自動拳銃の比較)

この9ミリ自動拳銃の欠点は装弾数との関係で弾倉が大きく、欧米人に比べて指が短く手が小さい平均的日本人の体格では使いずらい点が挙げられる。通常弾による弾道試験の結果、意外と貫通力は低く抑えられており、警察官が市街地で使用するのに適していることが分かった。世界中で製造され広く普及し価格も安いためいずれは日本の犯罪現場へ登場するかも知れません。ちなみに米国内での小売価格は軍用のBERETA MODEL92FSの新品が629ドルから828ドルで小売されている。日本円で7~9万円程度です。

マスケット銃(マスケットじゅう、英: Musket)は、先込め式の歩兵銃のことである。中国では「鳥銃」...

2012-09-27 20:26:26 | 日記

ψ

マスケット銃 - Wikipedia
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E9%8A%83



マスケット銃


南北戦争で使用されたマスケット


マスケットの発射。三十年戦争当時の再現


マスケット銃(マスケットじゅう、英: Musket)は、先込め式の歩兵銃のことである。

正確にはマスケットであり、この語だけで銃であることも意味しているが、この語が一般的でない日本では「銃」を付して呼ばれることが多い。中国では「鳥銃」という。


概要

初期のマスケットは点火機構がマッチロック式(火縄式)だった。ヨーロッパ史における初実戦はフス戦争であるといわれる。日本では火縄銃がマスケットに含まれないかのような説明がなされることがあるが、上述の通り、これは間違いである。

続いてホイールロック式のマスケットが作られたが、高価な割りに信頼性が低く、この方式はあまり広まらなかった。しかし、17世紀後半にフリントロック式の点火機構が発明されると、コスト低下や信頼性向上などの理由でこれが主流となった。

さらに紙薬莢の発明で銃の射撃間隔は短くなり、フランスで銃剣が発明されて槍の機能も兼ねるようになり、射撃時以外の防御力の高まったマスケットは軍隊の中心となった[1][2]。その後、19世紀中期には点火方式がより簡便確実なパーカッションロックとなった。

滑腔式 (smoothbore) の銃身で球形の弾を発射するマスケットの命中精度は非常に悪かったため、これを改善するためにライフリングを施したライフルド・マスケットの開発や弾の改良などが行われたが、19世紀後半に元込め式の銃が一般化するとマスケットは表舞台から消えていった。

『三銃士』などアレクサンドル・デュマ・ペールの小説で名高い銃士(ムスケテール、Mousquetaire)及び銃士隊は、本来このマスケットを支給された乗馬歩兵や乗馬歩兵部隊のことである。

アメリカ陸軍の功績章の一で、30日間連続して戦闘任務に従事した兵へ贈られるCIB(Combat Infantry Badge - 戦闘歩兵章)に刻まれている意匠でもある。



マスケット銃が登場する作品

小説


戦争と平和

モヒカン族の最後

ルナル・サーガ

ドワーフ族のうち、“炉と金属の神”デルバイの信徒が発明家としてマスケット銃を扱う。

蓬学園シリーズ

蓬学園の学園銃士隊がマスケット銃を持つ。

ゼロの使い魔

平民部隊の主力兵器や銃士隊の基本装備としてマスケット銃が用いられている。

まおゆう魔王勇者

聖鍵遠征軍の農奴軍の装備としてマスケット銃が用いられている。



映画

戦争と平和 (1956年の映画)

ワーテルロー

グローリー

ラスト・オブ・モヒカン

パトリオット

バリー・リンドン



ゲーム

エイジ オブ エンパイアIII

登場ユニットのうち、歩兵がマスケット銃を持つ。

グラナド・エスパダ

作中の職業のうち、マスケッティアがマスケット銃を扱える。

ライズ オブ ネイション ~民族の興亡~

登場文明のうち、中国の兵がマスケット銃を扱う。

シヴィライゼーションシリーズ

アラド戦記

ガンナー職が扱える銃の種類の中にマスケットがある。

コサックスシリーズ

AOEシリーズと同じ箱庭RTSで、中世から産業革命までのヨーロッパが舞台。歩兵育成所や、大使館でマスケット銃兵が雇用できる。



アニメ

雲のように風のように

素乾国の王城内にマスケット銃が置かれている。

魔法少女まどか☆マギカ

魔法少女の巴マミが魔法で召喚したマスケット銃を扱う。



漫画

HELLSING

女吸血鬼のリップヴァーン・ウィンクル中尉がマスケット銃を扱う。

ブラック・ラグーン

ロベルタがEl Baile de la muerte編で使用。



脚注

^ 参照動画:マスケットの装填・射撃

^ 参照動画:マスケットでの連続射撃(3発/46秒)



関連項目

ウィキメディア・コモンズには、マスケット銃に関連するカテゴリがあります。




火縄銃

ブラウン・ベス - イギリス製のフリントロック式マスケット銃。

ゲベール銃

ミニエー銃 - ライフルド・マスケット。

Long rifle

戦列歩兵

擲弾兵

竜騎兵

胸甲騎兵

日本こそ「国際法順守」を=首相の国連演説に強烈な不満―中国…クーデター中の朝鮮従軍慰安婦工作員一...

2012-09-27 15:48:52 | 日記







ш

ニュース>日本こそ「国際法順守」を=首相の国連演説に強烈な不満―
http://mbga.jp/.m278d32d/_news_item?id=1966611&mbtk=itemre


日本こそ「国際法順守」を=首相の国連演説に強烈な不満―中国


 【北京時事】中国外務省の秦剛報道局長は27日、野田佳彦首相がニューヨークでの国連総会一般討論演説で領土紛争に関して「国際法に従い平和的な解決を図る」と強調したことに対し、「世界の反ファシズム戦争勝利の成果を公然と否定し、戦後国際秩序への重大な挑戦を行っている」と批判し、日本こそ「歴史を直視し、国際法理を切実に守らなければならない」と強烈な不満を表明する談話を発表した。
 秦局長は「歴史的事実や国際法をごまかし、公然と他国の領土主権を侵犯した」として日本政府による尖閣諸島国有化を非難。その上で「領土主権を害する一切の行動を停止しなければならない」と強調した。
 秦局長は同日未明に発表した談話では日本を名指ししていなかったが、昼すぎに改めて出した談話では日本側の主張に全面的に反論した。藤村修官房長官が同日午前の記者会見で「的外れ」と批判したことから、よりトーンを強めたとみられる。 


(時事通信社 09/27 13:44)



2年位前から本格的に始まった『朝鮮総連』を始めとする朝鮮従軍慰安婦工作員一族のクーデターの為のサイバー攻撃が続いている。

被害が世界中だと分からない朝鮮の従軍慰安婦の子供を含む、年老いた学ぶ事を知らないストリートチルドレンが若返りの整形手術でサイバー攻撃をする怖さ…

従軍慰安婦工作員一族は人工衛星もNTTも通産省も使う『密入国』の犯罪組織。


多数の有名な社長と一緒にクーデター中の朝鮮総連一族(朝鮮従軍慰安婦工作員一族)に神奈川県横須賀市野比付近で監禁、拘束され続けている。

日本にコンテナ船で密入国し続ける朝鮮人は『ジャワ島の毒蛇による感染型脳障害』が多数。

『寄生虫脳障害』と併発の可能性が高い。