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天下一武道会 - Wikipedia
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天下一武道会
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天下一武道会(てんかいちぶどうかい)は、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』およびそれを原作とするアニメに登場する架空の格闘大会[1]。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
[編集]概要
予選の参加人数には制限がないが[2]、本大会に出場できるのはその中から勝ち残った8名のみ。本戦出場者を決める予選の試合は出場者を4ブロックに分け、競武館という場所の中で関係者と出場選手のみだけで行い、各ブロックで勝ち残った2名が本戦出場者として出場できる。一般の観客は競武館の中に立ち入り禁止のため、この予選試合の観戦はできない。第24回以降ではパンチングマシンによる数値で決勝進出者を決定しており、決勝進出者も16名に。原作終了直前の第28回大会では決勝進出者が12名でそれに勝ち残ったチャンピオンが「スーパーチャンピオン」のミスター・サタンと戦い優勝を決定する方式になっていた。本戦は武舞台(ぶぶたい)と呼ばれる屋外に設けられた四角形の舞台上で行われる。
開催日は5月7日[3][4]。開催場所は南国パパイヤ島の武道寺。原作では予選から決勝まですべてのスケジュールを1日で消化するが、アニメでは第21回・第22回大会は数日間かけて開催。
エイジ650 5月7日に第1回開催[5]。第21回大会までは5年に一度の開催だったが、参加人数の増加を理由にそれ以後は3年に1度の開催となった。だが23回大会以降、暫く開催されない時期があった模様(アニメではピッコロによる破壊が原因と亀仙人が説明。それ故に会場のデザインも大幅に変更されている)。また24回大会から25回大会までも7年の空白が存在する。悟空たちが初参加した第21回大会までは5年に一度の開催であるため、第21回大会でちょうど百年を迎えている。
優勝賞金は、少なくとも23回までは50万ゼニー[6]であったが、第25回までには1000万ゼニーとなり、大幅に上がっていた。25回以降のスポンサーはミスター・サタン。
第21回までは予選のみ1分の制限時間があったが、第22回からは予選・決勝ともに制限時間なしの一本勝負に。だが後に決勝トーナメントにも30分の制限時間が出来る。
予選でのルールは競技台から落ちたり気絶したりした場合、降参したり泣いたりした場合に負けとなる。本戦ルールでは勝負は片方が舞台から落ちた場合[7]、10カウントダウンを喫した場合、降参した場合に決定する。
相手を殺すこと・武器や道具の使用・プロテクターやヘルメットの装備は一切禁止であり、行った時点で即失格となる。第23回で桃白白が刃物使用で記録上は適用されているが、実際には戦闘が続いている。判断は審判に委ねられるようで、直接相手に危害を与えないものや場外転落を妨げない道具の使用については失格にならない場合もある[8]。
目潰しや急所攻撃(金的)は反則で、その箇所に偶然当たった場合はダウンカウントは取られない。故意に当てた場合の詳しいペナルティは不明。
1人の対戦相手に対し、複数人数で挑むのは当然禁止。しかし同大会で神様がピッコロの攻撃から悟空を庇った際は、その際は判定など行っても無意味な状況ではあったのだが、特に反則の判定は行われていない。
ダブルノックダウンの場合は、先に立ち上がり「優勝したもんねー」とにこやかに宣言した方を勝ちとする。これは厳密に判定され、ほんの1文字でも言いきれなかった場合は無効となる。
過去の大会の出場選手のデータは、名簿として長期間保存されている。
会場の外には出店などがありお祭りのような雰囲気。武舞台の三方を取り囲むように設けられた観客席は毎回のように満員となっている。また、ナムやチャパ王のように遠方から足を運ぶ選手もおり、作中では著名な3つの武道大会の中でも、特にハイレベルな大会とされている。
第24回以降、少年の部と大人の部に分かれたが、第28回までに廃止(アニメオリジナルのGTでは復活している)。
第24回大会まではリングと正面の壁が一体となっていたが、第25回大会からはリングと壁が離された。
[編集]会場
パパイヤ島にある、武道寺の中で世界最大の規模を誇る武道寺。会場は武道寺の境内にある。第23回までの会場は、武舞台のほか、選手控え室のある本館・予選会場の競武館・医務室・食堂などがある。
第23回大会の悟空対ピッコロの戦いにより会場が町ごと破壊されてしまったため、第24回以降は以前より広い規模の武道寺が新たに建設された。新たな会場では、広い観客席を有する武舞台、建物に囲まれた予選会が行われる場所、抽選会を行う広場、敷地内の駐車場などが建設された[9]。
[編集]テーマソング
めざせ天下一
歌: 高橋洋樹/作詞: 吉田健美/作曲: 池毅/編曲:京田誠一
挿入歌としても使用された。
想い出の天下一武道会
歌: POCHI/作詞・作曲: 池毅/編曲: 藤原いくろう
[編集]その他
ゲーム『ドラゴンボール3 悟空伝』ではピッコロ大魔王によって滅ぼされていて、ドラゴンボールで天下一武道会を復活させることが目的となっている。
『ドラゴンボールZ』以降に発売されたコンピュータゲームでは最大8人まで参加できるモードとして登場することがある。
第22回天下一武道会の予選ではゲーム『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』のモンスターが多数出場している。
トリノオリンピックの時期に2006年のYahooスポーツの特集記事で「もしあなたが生まれ変わり、しかも天才的な運動神経をもったとしたら、どの国際(的)大会に出場したい?」というアンケート[19]が行われたが、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「FIFAワールドカップ」「MLBワールドシリーズ」「NFLスーパーボウル」「NBAファイナル」「F1グランプリ」「マスターズゴルフ」などとともに、架空の大会である「天下一武道会」がノミネートされていた。「天下一武道会」は全投票(有効投票総数13636票)の半分以上(51%)を獲得し、現実の大会を大きく引き離した(2位の「FIFAワールドカップ」は15%)。実際にK-1ワールドグランプリは天下一武道会を手本にしている(基本的なルール・コンセプトは同じ)。
フジのTV番組「日本偉人大賞2007 歴史を変えた超エライ人スペシャル」との連動企画で、第23回まで使われた会場を使い、第一回最強偉人闘技会として日本史上の偉人同士が戦うという内容が放送された(アニメの映像は新規作画による)。参加者は、武蔵坊弁慶・卑弥呼・聖徳太子・天草四郎で 結果は 優勝:聖徳太子、準優勝:武蔵坊弁慶。だが、天下一武道会のルールに基づいてみると弁慶と天草四郎は武器を使っている、天草四郎は海を走って場外に、弁慶が仁王立ちで死亡しているため、優勝した聖徳太子は失格では?といった内容であったが、あくまで「最強偉人闘技会」であって、天下一武道会のルールを採用しているわけではなく、会場を使用しているだけの模様。最後は、筋斗雲に乗る三宅アナウンサーの横でゲストとして試合を観戦していた悟空が『ドラゴンボール』DVDの単巻発売のアナウンスを行い、宣伝までしていた。
[編集]実在の大会名として
沖縄のキックボクシングジム「ワイルドシーサー」では定期的に「天下一武道会」なるイベントを行っている。
[編集]パロディ
[編集]セルフパロディ
天下一武道会がほとんど出てこないZでは、それを模した大会がいくつか描かれた。
セルゲーム
セルの開いた大会。セル自身は天下一武道会を再現したつもりである。アニメでも当初「新・天下一武道会」と呼称されていた。
あの世一武道会
アニメオリジナル。劇場版にも登場。
天下一大武道大会
劇場版オリジナル。世界一の大富豪ギョーサンマネーが4銀河の宇宙人(実際はミスター・サタンの弟子による扮装)をゲストとして招き開催し、様々な趣向を凝らした武術大会。
ヤムチャゲーム
ゲームオリジナル。
[編集]その他
お笑い天下一武道会
吉本のライブイベントの一つ。
天下一文闘会
シリーズ構成を務めた小山高生が代表の脚本家集団「ぶらざあのっぽ」主催のアニメシナリオコンテスト。
[編集]脚注
[ヘルプ]^ 「天下一武闘会」は誤り。武闘伝や武闘会などゲーム名から由来する誤解である。ただしZの228話のタイトル内では「武闘会」という言葉が用いられている。
^ 劇中のクリリンの弁によれば、予選で毎回100人以上の参加者がいるとされていた(第21回以前)。
^ 渡辺彰則編「ドラゴンボール世界観用語解説」『ドラゴンボール大全集 7巻』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、48頁
^ なお、悟空とチチが第23回天下一武道会の最中に結婚したため、この日は二人の結婚記念日でもある。
^ 渡辺彰則編「第1章 ドラゴンボール年代記」『ドラゴンボール大全集 7巻』18頁
^ ゼニー:ドラゴンボールの世界における通貨単位。銭(ぜに)に由来している。
^ 両方が落ちた場合は、先に地面に着いたほうが負けとなる(第22回大会決勝戦の判定より)。
^ 第21回で悟空が筋斗雲を使用した際、特例として一度だけ認められたことがあった。また、第21回準決勝の試合でクリリンがパンティーを取り出し、それに飛びついたジャッキー・チュンを攻撃して場外負けにしようとしたこともあったが、何も咎められなかった。第22回ではジャッキーが骨を取り出して外に投げ、釣られて場外に飛び出した男狼はそのまま場外負けとなった。なお、その前に男狼がナイフを取り出してジャッキーに襲い掛かってきたが、彼は「反則負けをとるまでもない」と言ってそのまま試合を続行させている。第23回でシェンが魔封波を使うために小瓶を取り出したこともあったが、何も咎められなかった。
^ 天下一武道会会場入り口にある門のモデルは、バリの割れ門。
^週刊少年ジャンプ特別編集「鳥山先生に完全密着取材Q&A!!なるほど!?ザ・ドラゴンボール」 『DRAGONBALL冒険SPECIAL』集英社、1990年10月10日、雑誌29939-10/10、138頁
^ a b c d e f g週刊少年ジャンプ特別編集「DRAGONBALL 徹底全激闘史 男の履歴書」『DRAGON BALL 冒険SPECIAL』27-57頁
^ a b c d e f g h i j k l m n o pジャンプ・コミック出版編集部編「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER STORY 人造人間編~魔人ブウ編 All BOUTS & CHARACTERS』158-159頁
^ 渡辺彰則編「第3章 キャラクター辞典」『ドラゴンボール大全集 7巻』18頁
^ これはヘディンが発見した移動する湖、ロプ・ノール湖の話を基にしている。
^ 名称はゲーム『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』より。
^ ジャンプ・コミックス12巻 72頁
^ ベジータとブルマの息子とは無関係の別人。
^ リングアナ曰く「とてもうらやましい攻撃」とのこと。
^ Yahoo!スポーツ×スポーツナビ トリノオリンピック特集
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