N響アーカイブス講究

N響の演奏を中心に資料を紹介します。

リクエストにこたえて(11)

2019-09-28 00:00:00 | N響・ザ・レジェンド
リクエストにこたえて(11)(2019年9月28日放送)

スッペ作曲
「喜歌劇「詩人と農夫」序曲」
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)オットマール・スウィトナー
(1986年2月21日NHKホール)















Vn.Ⅰ堀正文 武藤伸二
Vn.Ⅱ村上和邦 堀伝
Vla.菅沼準二 川崎和憲
Vc.木越洋 平野秀清
Cb.西田直文 志賀信雄
Fl.小出信也(甲斐道雄)Picc.(?)
Ob.北島章 丸山盛三
Cl.浜中浩一 磯部周平
Fg.霧生吉秀 菅原眸
Hr.田中正大 大野良雄 一色隆雄 渡辺克 山田桂三
Trp.津堅直弘 来馬賢
Trb.神谷敏 伊藤清 秋山鴻市
Timp.百瀬和紀
Perc,瀬戸川正 今村三明 岡田知之


モーツァルト作曲
「交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」」
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)ジョセフ・ローゼンストック
(1957年3月22日旧NHKホール)
ローゼンストックの常任指揮者退任に当たっての告別演奏会。
楽員の詳細は不明だが、コンマスは小野崎滋、本橋誠と思われる。







演奏後のローゼンストックの挨拶
https://youtu.be/M4_9WTUlHKY



ショスタコーヴィチ作曲
「交響曲第5番 ニ短調 作品47」
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)ウラディーミル・アシュケナージ
(2011年6月8日NHKホール)



































Vn.Ⅰ堀正文 酒井敏彦
Vn.Ⅱ永峰高志 大林修子
Vla.佐々木亮 飛澤浩人
Vc.木越洋 藤村俊介
Cb.吉田秀 西山真二
Fl.神田寛明(?)Picc.菅原潤
Ob.青山聖樹 和久井仁
Cl.松本健司 加藤明久(?)
Fg.(黒木綾子)森田格 Cfg.菅原恵子
Hr.日高剛 勝俣泰(久永重明)(?)
Trp.菊本和昭 佛坂咲千生 井川明彦
Trb.栗田雅勝 吉川武典 黒金寛行
Tub.池田幸広
Timp.久保昌一
Perc,石川達也 竹島悟史 他
Hrp.早川りさこ(?)

客演オーボエ奏者 カール・マイヤーホーファー氏

2019-09-14 00:00:00 | 楽員
客演オーボエ奏者 カール・マイヤーホーファー氏
Prof.Karl Mayrhofer

1969年9月から1970年6月までのシーズン、ウィーン・フィルのオーボエ奏者、カール・マイヤーホーファー氏が客演奏者としてN響に招かれた。
この期間の演奏で聴かれる、よく通る明るいオーボエの音色は氏の音である。

フィルハーモニー誌1969年9月号に掲載のマイヤーホーファー氏招聘の記事。


マイヤーホーファー氏が演奏する、1969年末の「第九」(指揮:岩城宏之)


第9回N響室内楽の夕べ(1970.6.8)
モーツァルト 五重奏曲変ホ長調K.452
Ob.K.マイヤーホーファー、Cl.千葉国夫、Fg.霧生吉秀、Hr.宮田四郎、Pf.本荘玲子


マイヤーホーファー氏退任の記事とそれに当たってのオーボエセクション5氏の座談会記事。
(フィルハーモニー誌1970年7/8月号)












1975年2月ウィーンフィル来演の折、N響メンバーと再会したものの1年後の1976年、49歳の若さで亡くなってしまった。



イタリアの指揮者アルド・チェッカート

2019-09-06 18:00:00 | N響・ザ・レジェンド
イタリアの指揮者アルド・チェッカート(2019年9月7日放送)





「組曲「展覧会の絵」」 ムソルグスキー作曲、ラヴェル編曲
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)アルド・チェッカート
(1978年6月14日NHKホール)



「音楽の友」1978年8月号に掲載の当日の演奏評から
ほかにアルド・チェッカートの指揮でムソルグスキーの「はげ山の一夜」と「展覧会の絵」があったけれど、これは平凡な出来だった。派手に大きい音を出すのだが、音楽はいささかゆるく、ふやけ気味で悠長・呑気なところもないではない。斬りこみがいかにもとぼしいのである。となると、「展覧会の絵」には退屈感もしのび寄ってくるようだった。テンポが全体に遅いのも、間のびした印象を与えたと思う。(中河原理)