リクエストにこたえて（３）

リクエストにこたえて（３）（2016年08月27日放送)

バッハ作曲「ブランデンブルク協奏曲第４番ト長調ＢＷＶ１０４９」
（管弦楽）ＮＨＫ交響楽団
（指揮）森正
（ヴァイオリン）田中千香士　
（フルート）小出信也、宮本明恭
（１９７２年３月３日東京文化会館）



指揮者の森正はフルート奏者としても有名だったが、「フィルハーモニー1973年5月号」では、フランスのフルート奏者ミシェル・デボストの来演に因み、森正とフルート奏者小出、宮本の両氏との座談会が掲載された。
当時は楽員や指揮者との座談会が「フィルハーモニー」誌にしばしば掲載され、興味深い読み物が多数だった。

ブルックナー：交響曲第2番（サヴァリッシュ指揮）1976年5月5日

ブルックナー：交響曲第2番（サヴァリッシュ指揮）

サヴァリッシュはブルックナーの交響曲をN響とは9曲全てを演奏しているが、1976年の2番だけは音源が残ってないとのことである。
私が当時FM放送（NHKシンフォニーホール）をエアチェックした音源を所持していたので、ご紹介する。
私が記録していた管楽器メンバーは次の通り。
Fl.宮本明恭 木下芳丸
Ob.丸山盛三 浜道晁
Cl.浜中浩一 佐藤誠
Fg.菅原眸 西川隆
Hr.千葉馨 山田桂三 山本真 田村宏
Trp.祖堅方正 福井功
Trb.伊藤清 関根五郎 木下利男
（1976年5月5日NHKホール：第689回定期公演）

https://youtu.be/Ywzlz61x4vE



同じ日に演奏されたマルタン:小協奏曲の演奏の模様。

エリシュカの「わが祖国」

エリシュカの「わが祖国」（2019年8月17日放送）

スメタナ作曲「わが祖国」
（管弦楽）NHK交響楽団
（指揮）ラドミル・エリシュカ
（2009年2月7日NHKホール）



































Vn.Ⅰ堀正文 酒井敏彦
Vn.Ⅱ永峰高志 大林修子
Vla.佐々木亮 井野邊大輔
Vc.藤森亮一 藤村俊介
Cb.吉田秀 西山真二
Fl.神田寛明 細川順三 菅原潤
Ob.茂木大輔 北島章
Cl.磯部周平 山根孝司 （？）
Fg.水谷上総 佐藤由起 森田格
Hr.松﨑裕 勝俣泰 日高剛（伴野涼介）
Trp.津堅直弘 井川明彦 栃本浩規（？）
Trb.栗田雅勝 吉川武典 黒金寛行
Tub.池田幸広
Timp.植松透
Perc,竹島悟 石川達也 他
Hrp.早川りせこ（水野なほみ）

エリシュカとの「わが祖国」は2009年N響ベストコンサートに選ばれた。



ヤナーチェク作曲「シンフォニエッタ から第5楽章」
（管弦楽）NHK交響楽団
（指揮）ラドミル・エリシュカ
（2012年1月13日NHKホール）

















Vn.Ⅰ篠崎史紀 田中裕
Vn.Ⅱ山口裕之 大林修子
Vla.井野邊大輔 飛澤浩人
Vc.藤森亮一 桑田歩
Cb.吉田秀 西山真二
Fl.神田寛明 甲斐雅之 （？）菅原潤
Ob.青山聖樹 池田昭子
Cl.伊藤圭 山根孝司 加藤明久
Fg.水谷上総 菅原恵子
Hr.日高剛 勝俣泰（湯川研一）中島大之
Trp.関山幸弘 佛坂咲千生 井川明彦 菊本和昭 他
Trb.新田幹男 池上亘 吉川武典 黒金寛行
Tub.池田幸広
Timp.久保昌一
Perc,石川達也
Hrp.早川りせこ

エリシュカは高齢のため、2017年の大阪フィルと札幌交響楽団への来演が最後の来日となった。私は大阪に遠征して鑑賞したが、これはその時のプログラムから。








大阪フィルハーモニー交響楽団第512回定期演奏会 ドヴォルザークの「テ・デウム」



エリシュカ氏は2019年9月1日に88歳で逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りします。
(2019年9月2日追記)

ヴァントのブルックナー5番

ヴァントのブルックナー5番（2019年8月3日放送）

ブルックナー作曲
「交響曲第5番 変ロ長調」
（指揮）ギュンター・ヴァント
（管弦楽）NHK交響楽団
（1979年11月14日NHKホール）























Vn.Ⅰ徳永二男 川上久雄
Vn.Ⅱ山口裕之 堀江悟
Vla.菅沼準二 大久保淑人
Vc.小野崎純 藤本英雄
Cb.小野崎充 西田直文
Fl.宮本明恭 木下芳丸
Ob.小島葉子 似鳥健彦
Cl.内山洋 佐藤誠
Fg.霧生吉秀 西川隆
Hr.千葉馨 田中正大 山本真 安原正幸 松﨑裕 田村宏
Trp.津堅直弘 北村源三 来馬賢 福井功
Trb.伊藤清 三輪純生 牧野守英
Tub.多戸幾久三
Timp.百瀬和紀


放送で檀ふみが話していた「レオノーレが1時間でできるか！！」が収められている書籍は『長谷恭男著「斜めから見たマエストロたち」（同成社刊）』
Ｎ響の招いた大指揮者たちのプライベートな行動が綴られていて大変興味深い。



本書の目次は次の通り。