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山登り・旅行

美しき信州の旅

2017年08月24日 | トレッキング
 29年7月18日~21日に 北八ヶ岳へ行ってきました。

 19日はまず鷲ヶ峰(1798m)へ。


コウリンカやニッコウキスゲ、カワラナデシコ、オダマキ、ウツボクサ…がたくさん咲いていました。
(コウリンカ)

 八島ヶ原湿原では、ガイドさんの説明を聞きながら、散策しました。
イブキトラノオやノハナショウブ、ヤナギラン、キンバイソウ…が咲いていました。 


そしてこの旅 最大の楽しみ 「ニッコウキスゲの群落」

見渡す限りキスゲ、キスゲ、キスゲ… キスゲ… でした。

ちょうどその時、「ホオアカ」が木に止まり、たくさんのギャラリーに囲まれ、サービス満点に鳴いていました。


続いて車山の山頂までいきました。周辺には可憐なウスユキソウが咲いていました。


 20日は北八ヶ岳ロープウェイを使って坪庭と呼ばれる溶岩台地を歩き、北横岳をめざしました。


坪庭でもいろいろな花が迎えてくれました。特に「ハクサンシャクナゲ」がかわいいピンク色でした。


以前に登った 蓼科山が間近に大きく見えました。


午後は 苔の森 をガイドさんと歩き、苔の学習をしました。
晴天続きだったので、苔は少し乾いた感じでした。


 21日の最終日は、近代日本画の巨匠・東山魁夷の「緑響く」のモチーフとなった「御射鹿池(みしゃかいけ)」を見に行きました。駐車場が整備され池畔に出られなくなっているし、もう少し神秘的な池を想像していたので、少々拍子抜けでしたが、池には鏡のように木立ちが映り緑色がきれいでした。


 移動中も美しい白樺並木を通り、とても素敵な旅となりました。

北海道の花旅

2016年09月27日 | トレッキング
 2016年7月19日から23日まで、たくさんの花に会うため、北海道の大雪山へ行ってきました。
 まず第1日目は旭川にある「上野ファーム」から。
 見たこともない花や、こんなに大きく咲くの?といった花が、たくさん咲いていました。手入れが行き届き、季節ごとに訪れたいと思う素敵な庭でした。


 2日目は大雪山の裾合平をウォーキングしました。特に白いチングルマとピンクのエゾノツガザクラのコンビの群落がみごとでした。
(チングルマ)

(エゾノツガザクラ)

他にもエゾコザクラ、イワブクロ、ヨツバシオガマ・・・・・など、たくさんの花に出会えました。
(エゾコザクラ)

 3日目は、旭岳の頂上をめざしました。

裾合平のお花畑とは大きく違い、砂利の急坂や大きな岩があるところを登りました。

この日もイワヒゲ、コマクサ、メアカンキンバイ、エゾイワツメクサ・・・・・などに出会いました。
(イワヒゲ)

 4日目は黒岳に登頂し、石室まで行き、引き返しました。エゾシマリスに出迎えてもらいました。

エゾツツジ、ウズラバハクサンチドリ、エゾルリソウ、ミネズオウ、クロユリ・・・・・。名前を覚えきれないほどの花が、咲き誇っていました。
)(クロユリ)

 そして5日目の最終日、まずは美瑛町の「青池」。こんなに鮮やかできれいなコバルトブルーの池は、初めて見ました。


 「一生に一度は必ず行きたいところ」だと思っていた「富田ファーム」での見ごろのラベンダー。最高でした。


 天候に恵まれ、開花のドンピシャの日に当たり、これ以上の花旅はできないと思う北海道の5日間でした。

奥大日岳 登山

2014年10月04日 | トレッキング
 Rクラブ 登山の会 平成26年の県外遠征は富山県の奥大日岳(2611m)。
 9月14日(日)ケーブルカーと高原バスを乗り継いで、室堂ターミナルから出発しました。天候はまずまず、そろそろ紅葉シーズンということで、室堂観光の人、立山登山・剣岳登山の人など、たくさんの人が来ていました。

 室堂から見た、奥大日岳。ピョコンと盛り上がった所が頂上だそうです。


 立山を写してきれいなミクリガ池にまた会うことが出来ました。(昨年の11月以来)


 雷鳥沢キャンプ場は連休とあってたくさんのテントが設営されていました。


 急坂を1時間程歩くと、無数のとがった岩が天を差すように連なっている剣岳が見えました。
 けれど、どんどんガスが出てきて、すぐに見えなくなってしまいました。


 頂上は、登山道から見えたように少し盛り上がっていて狭かったです。結構多くの人が休んでいました。


 宿の雷鳥沢ヒュッテまであと少しの所からの景色。立山連峰は雄大です。


 登山道の脇にはチングルマの綿毛がたくさん見られました。花の時は群生してきれいなお花畑だったんだろうなあと思いました。葉っぱは紅葉が始まっていました。


 15日(月)はA班が室堂平からの景色、


B班が室堂周辺の散策を楽しみました。ウメバチソウやミヤマリンドウ、ウスユキソウ等の花が咲いていました。
(オヤマリンドウ)

 景色のすばらしい立山連峰を楽しむことができました。

広島県 吾妻山・比婆山の縦走

2014年08月30日 | トレッキング
 2年前に行ったとき、お花畑とブナ原生林がとても印象的だった、広島県の吾妻山と比婆山へ、また行って来ました。

 まず、26年7月20日は、天下の奇勝と言われ、国の名勝・天然記念物になっている「鬼の舌震(おにのしたぶるい)」に行きました。大きな岩を急流が浸食し、おもしろい形を作っていました。
(「水瓶(はんど)岩」:高さ30mの山肌に立っています。)

(鬼の落涙岩:甌穴による2つの穴が目に見えます。)

 
 翌日の21日は、宿泊した吾妻山ロッジを出発して、吾妻山(1239m)に向かいました。途中にはタムラソウやカワラナデシコ、イブキトラノオ等が群生していました。
(タムラソウ)

 吾妻山山頂から 出雲烏帽子山(1225m)を通り、比婆山に行きました。このあたりは美しいブナの純林が続く縦走路で、とても気持ちのいい道です。


 そして、展望のすばらしい池の段。360°の大パノラマで、歩いてきた比婆山御陵、これから向かう立烏帽子山などが一望できました。
(比婆山)

 池の段で十分に楽しんだ後は、立烏帽子山から県民の森公園センターへとゴールしました。


 朝は少しガスっていたものの、しだいに晴れて最高のトレッキングになりました。
 吾妻山も比婆山連峰も吾妻山ロッジも、何度でも行きたくなる場所です。

あるき遍路 お礼参り

2014年04月25日 | トレッキング
 25年11月17日に第88番札所 大窪寺 で結願したあと、歩いた道を1つの輪にするため、12月15日と1月26日に、88番→10番切幡寺→9番………→1番霊山寺と歩き、お礼参りをしました。5年程前にスタートした時のことが懐かしく思い出されたり、無事に歩き通せたことに感謝したりする気持ちが強まったりしました。


 そして、弘法大師の御廟(ごびょう)がある高野山へもお礼参りに行ってきました。
 1回目は26年2月23日に、慈尊(じそん)院から矢立まで歩きました。道の途中所々の雪が凍っていてアイゼンを付けて歩いたので、13㎞の道のりでしたが疲れました。


 2回目は3月15日に矢立からスタートし、登り切ったところが 大門(だいもん)です。突然現れた朱塗りの門は、大迫力でした。



 奥の院のお大師様の御廟で、結願の報告と5年間無事に参拝できたことのお礼をした後、壇上伽藍(だんじょうがらん)や金剛峰寺(こんごうぶじ)でも、お参りをしました。


 長い5年間のあるき遍路が「満願成就」を迎えました。ありがとうございました。