てく、ぱち、ぽつり。

てくてく歩いて、ぱちりと撮影。
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心に残すためのつぶやきメモ。

ミゾソバ

2009-09-21 | はな -flowers-
コンペイトウグサと呼ばれることもあるようだ。
そんな風に思ったことはなかったけれど、言われてみれば、そんな可憐さ

ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科タデ属
所:日本全国の日当たりの良い湿地などに生える。ヒマラヤ原産
花:8~10月頃、5mm程度の下部が白く先端が淡紅色の三角錐状の花を咲かせる。花のように見えるのは花弁ではなく、5枚の萼辺。
葉:葉は互生し、形から「牛の額」と呼ばれることもある。
名:溝や湿地に繁茂し、花が蕎麦に似ていることから、また、果実が蕎麦に似ているから、という説、果実が三角形のところから、そば稜(そば:角のあること)をいい、どちらも蕎麦に関係している。
他:茎には下向きの棘が無数に生えている。



食用や薬用としても利用され、乾燥した葉を煎じてリューマチなどに、生の茎を揉んで、血止めや擦り傷に(止血・鎮痛作用)利用できる。
食用としては、新芽や柔らかい葉を塩を入れた熱湯で茹で、水に浸してアク抜きをしてから、おひたし、ごまあえ、佃煮などにする。

蕎麦の実に似ている、という事なのに、実の利用についての記述が見あたらないのが少し不思議。
そして、結構日常的にみかける植物なのに、花の時期しか記憶になく、実が全く記憶にないのも不思議な植物。
数ヶ月すれば、結実するんだろうし、今年は花の場所を記憶して、実の観察もしてみたいな。。

調べていてもう1つ、気になったのは、ミゾソバを多年生植物(草本)とする解説と、一年生植物(草本)とする説。


一年生草本:発芽から開花、結実、種子を残して枯死する植物のこと。
多年生草本:固体として複数年にわたって生存する植物のこと。

いったいどちらなんだろう? この疑問は。。
結実後の枯れていく様子も観察せよ、って事?

中々、大変そうです

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