てく、ぱち、ぽつり。

てくてく歩いて、ぱちりと撮影。
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イカリソウ_09.04.19

2009-12-10 | はな -flowers-
またもや、俯き系のお花です

図鑑で見るたびに、その形をこの目で!!と願っていた、このお花、ついに出会えました

イカリソウ(錨草) メギ科イカリソウ属 

半日陰の山野や林間に生える多年草
4-5月、8枚の萼片と4枚の花弁からなる赤紫色の花をつける。4枚の花弁は管状になっていて(距)、形が錨のようであるから、この名前がついた。白花もある。
花の終わる頃にのびてくる葉は、3枚の小葉が2回、合計9枚つく2回3出複葉であることが多い。

仲間には、
トキワイカリソウ(常磐錨草) 日本海側に生える。白い花で落葉しない。
ウラジロイカリソウ(裏白錨草)葉の裏に細毛がある。  
キバナイカリソウ(黄花錨草) 日本海側に多く、黄色い花をつける


これは、トキワイカリソウではなく、イカリソウの白花かな?

その他、花に距がない
バイカイカリソウ(梅花錨草)  葉が2出複葉
ホザキノイカリソウ(穂咲錨草) 中国原産で、生薬の「淫羊霍(いんようかく)」になるもの。

があります。





日本のイカリソウも、中国のもの同様、6-7月頃に茎と葉を天日で乾燥し、細かく刻み、淫羊霍として使用するそう。
強壮、健忘症の生薬として使われるそうで、その名の由来も、この草を食べた羊が1日に100回も交尾するほどになったことから、なんだそう
なんだか、ちょっと怖いです



ちなみに、春にやっと出会えたこのお花。
帰宅後、我が家で母が育てていた事が判明

灯台下暗しです

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