謝五段、矢代五段、本戦に手が届かず【碁聖戦(37)】

　女流棋士初の本戦出場を目指し、謝依旻五段と矢代久美子五段が予選Ａ決勝の対局に登場しましたが、２人とも敗退。残念ながら今期の碁聖戦はこれで女流棋士が全て姿を消しました。

　前期までは五段以上の棋士によって争われていた碁聖戦ですが、今期からは出場資格のレギュレーションが変わり、全プロ棋士が出場できることになりました。

　前期に予選Ａで勝利を挙げていた矢代久美子五段と鈴木歩六段は予選Ａからの出場となり、今期は勝ち上がりで謝依旻五段と向井千瑛四段が予選Ａに進出。本戦を目指しての予選Ａの対局では矢代五段、謝五段、鈴木六段の３人が予選Ａ決勝に進出し、本戦出場に大いに期待がかかりましたが、残念ながら手が届きませんでした。次期はこの３人は予選Ａからの出場になると思われますが、次期こそ本戦出場を期待しましょう。

先週の対局

予選Ａ決勝
謝　依旻　五段　－　黄　翊祖　七段　　黒番中押し負け
矢代　久美子　五段　－　王　立誠　九段　　白番中押し負け