ソロモン諸島沖地震 復興支援情報

2007年4月2日にソロモン諸島を襲った地震・津波被害に対する支援情報を随時発信します。

現地スタッフ活動状況②

2007-04-08 19:04:38 | Weblog
4月8日 17:30

ホニアラの白藤から現地スタッフの今後の動きについて連絡があった。

伊藤は今後早急に日本に帰国後、支援に向けて動く予定。

白藤は、本日ホニアラに入ったピーター・ソソプと共に再度ギゾに向かい、以前より研修生の受け入れ等でAPSDと交流のあるギゾのククンドゥスクールで今後の支援方針について打合せを持つ予定である。

(情報提供者:PCC所長代理 白藤謙一、文責:ソロモン諸島 復興支援会)

ギゾ現地調査報告④

2007-04-08 12:48:33 | Weblog

2007年4月5日 ギゾ空港が再開した日に現地入りできた。



未曾有の大災害であることを想像しての踏査であったが

街の機能は以外にも報道されているよりは確保されているかに見えた。

ただ、今回の災害は地震によるものより明らかに津波による被害が甚大である。

そのため、直接津波の被害に遭った村々は壊滅的な打撃を受けている。

初動の国際緊急援助などの動きと連携しつつ、NGOとして中長期的な

支援にむけた調査活動を引き続き継続する。



2007年4月8日 首都ホニアラ より

APSD 代表 伊藤 PCC所長代理 白藤




ギゾ現地調査報告③

2007-04-08 12:44:59 | Weblog
現地入りしたAPSD伊藤、白藤からの現地調査報告。


フィッシャーマンビレッジ 2007年4月7日


ギゾの海にせり出した沿岸にある村。

津波の影響が甚大である。

写真は100メートルほど沖に流された家。



ギゾホスピタル 2007年4月7日


津波による被害のためギゾホスピタルは機能停止の状態。

写真は海水に浸かった薬品類。

医療機能、入院患者は高台へ非難している。

重篤患者などは首都ホニアラへ移送されている。

未曾有の大災害だが、首都や州都ギゾの交通、通信インフラが

機能しているため、支援体制は急ピッチで整えられている。



(情報提供者/文責:APSD代表 伊藤健治、APSD PCC所長代理 白藤謙一)






ギゾ現地調査報告②

2007-04-08 12:38:28 | Weblog
現地入りしたAPSD伊藤・白藤からの現地での調査報告。


ギゾ商店 2007年4月6日


ウエスタン州でも都市機能が整備されているギゾの商業地。

写真は津波の被害に遭った商店内の様子。

50件ほどある商店のほとんどは再開に時間を要す。

海水に浸かった食品などは廃棄されている。



ティティアナビレッジ 2007年4月6日

ギゾから5キロほど離れた村。

この辺りは津波の被害で村は壊滅状態である。

被災者のほとんどはキャンプ地に非難しているが

発表される死者数は発見された実数で、行方不明者など

被害実態の把握は難しい。


(情報提供者/文責:APSD代表 伊藤健治、APSD PCC所長代理 白藤謙一)





ギゾ現地調査報告①

2007-04-08 12:29:20 | Weblog
ギゾに調査に入ったAPSD伊藤、白藤よりの現地報告。


ギゾ中心街(2007年4月5日)


ギゾ中心街にある教会。報道されている状況より

一部を除き、町中は比較的、地震・津波による影響は少ない。

マグニチュード8.1の大地震だが、ほとんどは津波の被害が甚大である。


マイル6キャンプ(2007年4月5日)


被災した人々は、海沿いの村から一斉に高台の平地に非難しており

マイル6と呼ばれる道沿いにあることから、こう呼ばれる。

ソロモンの人々のたくましさから、想像するような悲惨な感じはないが、

食料や、飲料水などの供給が十分でない上、疫病などの懸念もある。

自ら配給所まで食料を取りに行く作業が、この日当たりから国際援助により

キャンプ地での配給が始まった。


(情報提供者/文責:APSD代表 伊藤健治、APSD PCC所長代理 白藤謙一)