晩秋

東京では、まだ紅葉が楽しめました。
紅葉の時期ってこんなに遅かったかな？



冬がもうすぐそこまで近づいている情景です。

万葉の時代に天智天皇から春山万花の艶の春山か秋山千葉の彩の秋山か
どちらに趣があるか？と問われ春山か秋山かなかなか決着がつかなかった時
最後に額田王が歌で判定を下しています。
春山と秋山の双方の良い所と悪い所を並べて両方への配慮を見せ
秋山（あきやま）そ　我（あれ）は　と判定しています。



私も秋の方が好きです。
若い頃は、たくさんの花が咲き乱れる春
桜が咲く艶やかで潔くてそんな春が好きだったけれど
年齢と共に今は、秋の黄色や赤や多くの葉の色の世界が好きです。
これから冬の寒さを守るために最後の美しさを見せて
散って肥やしになる。



秋が栄養を与え、冬に耐えられる力をもらい、春になって花が咲くそして夏の暑さにも耐える力を
季節ごとにすばらしい役割を果たしている自然のサイクル
何事も循環できる事がすばらしい。
自然ってすごい、自然の中に生かされている同じ生物の私たちも学ばないと！


時の鐘と呼ばれる時鐘堂

もうすぐ今年も終わりかぁ～