新しい季刊誌が届きました。
読むのが楽しみ
今回は、チンパンジーの事かな?
今年のテーマは”遊ぶ”みたい。
遊ぶ、愛づる、語る、関わる、生きる、続く、めぐる、編む・・・こうして並べると
生きもののさまざまな面が見えてきます。
今年は、「生きる」についてこれまで以上に真剣に考えなければならない
年になると覚悟しながら、「遊ぶ」としました。
生きものは精密でありながら遊びがあります。
「いい加減さ」「ゆらぎ」と言ってもよいかもしれません。
「遊びをせんとや生まれけむ」なのです。
中村桂子
梁塵秘抄にも
遊びをせんとや 生まれけむとあります。
平安の時代からこんな言葉があったとは・・・
ほがらかさ、おおらかさを感じる。
生物は、生きるために作ることよりも壊すことを
一生懸命しているらしい。
長く生きるために壊すことにより新しいものを作る。
壊しては作り絶え間なく分子を入れ替えている。
絶え間ない物質が交換され、エネルギーが交換され
情報が交換されているので私たちは、分子の澱みのようなもの
うたかたのようなもの。
私たちの体を作っている分子や原子は
絶え間なく入れかわっていることを知れば
良い事も悪い事も瞬く間に分解して流れていってしまう。
そう思えたら楽におおらかに生きられるような気がしませんか?
遊びをせんとやうまれけむで私も生きて行こうと思います。
「遊ぶ」好きな言葉だなぁ。