あおぞらブログ

発達障害やグレーゾーンなど、ちょっと個性の強いお子さんのパパママを応援する「パパママサポート あおぞら」です。

高校生の発達障がい

2014-02-17 23:10:17 | スタッフのひとりごと
こんばんは

ソチ五輪、
男子フィギュアスケート、
羽生くんの金メダル獲得の興奮がいまだ冷めやらぬtiaraです。

羽生くん
おめでとう
そして
感動をありがとう

って、
なんだかとっても軽く聞こえますが
本当に本当にうれしいです。

伊藤みどりちゃんの頃からずっと
フィギュアスケートファンの私ですが
羽生くんの名前を聞くようになったのは
この1年以内だと思います。


それも
いつだったかの大会では
ジャンプに失敗して激しく壁に激突していたことが記憶に新しいです。


そんな彼が
急成長して
初めての五輪でまさかの金メダル、
それも
ショートプログラムではほとんどノーミス、史上初の100点超え


まだ
19歳ですよね


いや、
伸び盛りの19歳だからなのかな。


でも
努力なくして偉業を成し遂げたわけではなく
やっぱり
金メダルへ向かって
諦めずに頑張ってきたからこその結果ですよね。


そんな姿から、
頑張ること、あきらめないことって素晴らしいな、と
この歳になって改めて思わせてもらえました。
日々の自分を見直すきっかけになりました。


と思いながら
子どもたちもそんな風に思ってくれたらなぁと
叶わぬことを思ったりもして



ここまで完璧な姿は当然求めていませんが
ひとつのことを続けて頑張れる強い心や
自分を高めていこうとする前向きな気持ち、
周りの人に感謝する気持ちや優しさ。


そんな息子の母親になるのが夢でした


長男は多動優勢のADHD、
次男はアスペルガー症候群。



なかなか
手強い息子たちです


長男がつたい歩きを始めた頃から
優しい息子の夢は消え
同時に
優しいお母さんになる夢も消えました(笑)


その長男も今は高校生。

ADHDと気付くのが遅かったため
小学校時代は何の手だてもなく
先生も私も、ただただ叱るばかりでした。

学校では
教室にいるとかえってみんなに迷惑をかけるため
教室を出て走り回るのも黙認、
なので
授業もあまり聞いていません。


そんな子が無事に高校生になれて
喜んだのもつかの間、
本当の試練は入学してからでした


授業についていけないんです


写真の新聞記事、
まるで今のわが家です。


義務教育ではないため
支援はありません。


授業中は
何を言っているのか分からず外国にいるようだ、と
眠気と戦っているだけのようです。


幸い、部活が楽しくて
打ち込めるものが見つかったので
そのために登校しているようなもので
この部活に出会えていなかったら
とっくにリタイアしていると思います。


でも
いくら部活で頑張っていても
高校は成績重視。


その成績が悪いのならせめて
無遅刻無欠席と
提出物の期限を死守しなさい、と言ってありますが。



その提出物は
高校生になってもやっぱり
度々紛失


おかげで2学期の通知表には「1」がついてしまいました


これが3学期に上がらないと
2年生に進級できないのです


そのためには
来週からの学年末考査で頑張らねばなりません。
もうそこしか
救う機会はないのです。



それは本人も重々承知、なのですが
机に向かうと
ものの5分もしないうちに眠くなるのだそうで


あまりにひどいので
小学生の時にやめてしまった服薬を
改めて始めようかと思いましたが
病院は2か月待ち…
それじゃ考査には間に合わない


こういう
追い詰められた状況になると
ふつうはスイッチが入るものだと思いますが
逆に長男は
追い詰められるほど
脳がフリーズしてしまうようです



小さいうちに発見できて
小学生の時にきちんと支援を受けていたら
また違ったかもしれませんね。




さて
どうなりますか…


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