ピアノ弾きの介護物語♪& 愛犬ポッキー

左半身麻痺と高次脳機能障害のある大黒柱を介護しながら ピアノ弾いています(*´∇`*)♪

火事 奇跡の救出 前編 & 犬 ポッキー

2020-02-14 07:57:00 | 夢 or 夢と犬
☆☆☆☆☆☆☆♪

食事の約束をしている友達から
ドタキャンの電話が かかってきた。

「ごめん!今日 行けなくなった!
親戚の家が 今 火事で
駆けつけなきゃ!!」

それは大変!
もちろん食事の予定は延期、
すぐに向かって と伝えた。


友達が動揺しているので
落ち着くように伝えたら、
少し落ち着いた友達が
「あなたの家の近く、
◯◯◯◯あたりなの!
という会話に続き
来てほしいとのことで、
私も急いで 友達の親戚の家に向かった。

親戚の家に着くと
大きな平屋の建物全体を
真っ赤な炎が包んでいたのが
目に飛び込んできた。

それと同時に
30代半ばの男性が
2人の消防隊員に
抱きかかえられて救出された。

救出されたのは ここの家のご主人。

全身に火傷をおい、意識が無かった。

助け出されたご主人は
私のそばにあった台の上に……

消防隊員が そっと
大きな白い布で
ご主人の身体を覆った。。


残念ながら
亡くなってしまったようだ。


ショックを受けていた私に
消防隊員が近づいてきて、
「お願いがあります。
今、人手が足りません。
私達 隊員は 消火にあたります。
少しの間、ご遺体を
見守っていてくれますか?」

突然の申し出にビックリしたけど
こんな私でもお役に立てるならと
引き受けた。

ご遺体に かかっている
白い布の間から
ご主人の足もとが見える。

足首から足の裏までが
特に ひどく火傷をしたようで
黒くなって損傷していた。


早く鎮火してほしい。

そう願いながらも
遺体の側で見守った。


ほどなくして、
遺体の足が 一瞬ピクッと動いた。


え?見間違い??

そう思ったのも つかの間
また …ピクピクっ!


え??え??


ちょっとパニクっている私をよそに
その遺体が少しずつ
身体を起こしている。


い、生き返った!!?


驚きながらも
生き返ったご主人に
「大丈夫ですか!?」と
声をかけた。

ご主人は「大丈夫です…」と言いながら、
力を振り絞って身体を起こした。


「生きてます!生きてます!!」


私は消防隊員に向かって
大声で叫んだ。

人の命が助かった。
よみがえった?

不思議な感覚だったが
心から嬉しかった。


ところが、急展開。


「◯◯◯!◯◯◯!」

ご主人は 女性の名前を叫びながら
渾身の力を振り絞り、
真っ赤に燃える建物の中へ
走っていったのだ。
消防隊員が止めようとしたが
間に合わず飛び込んでしまった。

そして、間髪いれずに
指揮をとっていた消防隊員が叫んだ。


4歳の女の子が中にいるぞー!!







後編に つづく。







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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした (チェロ)
2020-02-14 11:40:25

おはようございます。

大変な体験でしたね、
お疲れ様でした。
それにしても、消防の判断?

おかしいですね。

返信する
Unknown (aopink8)
2020-02-14 11:48:57
チェロさんへ♪

おはようございまーす゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
コメントありがとうございますっ☆

消防の おかしい判断、
おぉ!チェロさん鋭い!(*´艸`*)

まさしく…あのオチが後編で待ってます(笑)

ハッシュタグで氣付くかも!?
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