11/20に放送されたガイアの夜明けで”日本酒 どん底からの復活~助っ人はコンビニとハケン会社”として日本酒をテーマに放送をしていました。
現在、日本酒の需要が減ってきているようです。最近では焼酎の需要の方が高くなっており、日本酒の酒蔵も減ってきているようです。
私は、日本酒が大好きなのでそんな現状を知ってショックを受けています。少し前までは”カップ酒”がブームになり、若者にも日本酒が受け入れられてきたのかなぁと思っていたのですが、それでも若者の日本酒離れは進んでいるようです。
居酒屋に行くとお酒のメニューには一通り目を通します。若者向け、女性向けの居酒屋はカクテル、焼酎の種類が多い。オヤジが行くような居酒屋ではまだまだ日本酒の種類は多いです。
上京してビックリしたのが、東京にも酒蔵があるということです。奥多摩の方に行くとまだまだ酒蔵があり、奥多摩方面に行った時には散歩帰りに日本酒をちょびっと飲んで帰ってくることもあります。
日本酒と言うと、神戸とか新潟とかが思い浮かびますが、東京も捨てたもんじゃありません。
今回のガイアの夜明けは、異業種から日本酒を復活させようという動きを放送していました。
一つが、ファミリーマートが大手日本酒メーカーと手を組んでコンビニで日本酒を買ってもらう。
もう一つが、人材派遣会社が廃業していく酒蔵の支援をすること。
私としても予想外の日本酒復活方法に、興味深くTVを見ていました。
まず、ファミリーマートの日本酒。
これは、日本酒のパッケージを若者、女性が買い易いように工夫。もちろん、日本酒メーカーも日本酒の質向上をしてます。
ファミリーマートが考えたのが、日本酒=一升瓶、紙パック、カップ酒というイメージを打破しアルミの入れ物、アルミコーヒーの入れ物にした。そして、そのパッケージも鮮やか、一瞬、「コレ、日本酒?」と思わせるような手に取りやすいパッケージに。これには、私もビックリ!?
これだったら、手軽にコンビニで日本酒を買えます。まっ、私はどんな形でも買うけど。
ただ、私としてコンビニの日本酒の難点。私は家ではチューハイ派なんですよね。日本酒の飲み方となると、まずビール、次に日本酒を飲むので、家で酒を飲む時はこの段階を踏まないで軽々と飲めるチューハイにいってしまうんですよね。
まず一杯目から日本酒というのは居酒屋で途中参加した飲み会くらいで、普段、宅飲みや晩酌で日本酒にたどり着くまでには結構な時間を要します。数時間ですね。そうなると短時間で家で飲んで寝ようという時には合わない酒になってしまってもったいないような気がしました。
これは私の場合で、他の人は家でもガンガン日本酒飲むわという人もいると思いますが。
商品説明はこちら
http://www.family.co.jp/goods/recommend/ikibottle/index.html
本当はブログを書くにあたりファミリーマートが新たに発売した4種類の日本酒、全部を飲みたかったのですが今のところ2種類、月桂冠『粋 華やかなかおり 純米酒』、白鶴『粋 豊かなコク 山田錦 特別純米酒』を飲みました。
月桂冠は銘柄名に”かおり”とあるように香りは良かったです。単なる先入観かも知れませんが。甘口で飲み易かったです。
白鶴は辛口に感じました。居酒屋では生貯蔵を飲むことが多いので”特別純米酒”という言葉に結構新鮮な気分で飲めました。
残りの2つは、松竹梅『粋 キレのある超辛口 清酒』、日本盛『粋 すっきりした味わい 大吟醸』。いつかは飲んで感想を書きたいものです。
次に、人材派遣会社が廃業する酒蔵を支援すること。
これまた、初めて聞いた事で、ビックリしました。まず人材派遣会社と酒蔵は全く結びつかないですから。
これは初めて知った事なんですが、日本酒業界で日本酒の売上が落ちるとやる事が新商品を出すことだそうです。新商品を出して売上は一時期アップしますが、いつかはまた売上が落ちる。そしてまた新商品を作る。その繰り返しだったそうです。それにプラスして日本酒の需要は減っていき廃業へ。
人材派遣会社が支援をするにあたってやった事が、まずは商品の種類を絞る。そして売り込みをする。そんな単純な事です。
それにしても何故、人材派遣会社が酒蔵支援かといと、日本酒業界にはまだまだ未来があると考えているからだそうです。日本では日本酒の需要は落ちていますが、海外では日本食ブームで日本酒も注目を浴びているようで、そこに目を付けているようだ。
この放送を見て、日本酒の置かれている現状を知る事になり、私も日本酒の需要の手助けをしたいな~と思いました。
早く酒禁止令が解除されないかぁ~~~~~。うぅぅ、日本酒ぅぅぅ
