
何かに
神経質になってる人って・・・・
何かを抱え込んでいる人
自分の弱さを隠している人

昨日9/3にNHK「クローズアップ現代」で”キレる大人”というテーマで放送がありました。
始めは関心はあまりありませんでした。”キレる”って言葉はよく子供に使っていて大人がキレる??まっそんな程度の関心だったので録画もしておらず、内容はうる覚えです。
番組の内容としては、最近”キレる大人”が増えているそうです。
例えば、電車の中で若者が携帯電話で話をしているのを、中年の人が注意をして、その若者の反応にキレて暴言、暴力をしてしまう、道を歩いていて肩がぶつかっただけで暴言、暴力をするそうです。
しかも、年代別に”キレる”人の年代を見ると30~50才代で約半分を占めています(年代の幅が広いからなのかもしれませんが・・・・)。
キレる人はたいていは、注意などのちょっとした事に、自分の日常の不満、イライラなど、行き場の無い感情までプラスして暴言、暴力に拍車がかかっているようです。
最近の研究では、この大人のキレる行動の裏にはうつ病が隠れていることもあることも分かってきているようです。
一般的に、うつ病と言うのは気分が沈むものですが、うつ病と同じ脳内の状況で暴言、暴力も起こるようになり、うつ病も多様化しているようです。
ゲストで出演していた教授は、今の人達は褒められることを知らないから、会社にいても自分がきちんと評価されているのかが分からず不安になる、家庭に帰れば慣れない子育てが待っている、そんな不安、自信の無さから大人がキレる状態が生まれているのではと言っていました。自分の存在を認めてもらいたい気持ちもあると。
また、人間同士のコミュニケーションが希薄になっている。言葉足らずになっているとも言っていました。例えば、病院などで長時間待たされていた場合、看護師などからなぜ長時間待たされているのかを言われるだけでも、その人のストレスが減る。そんな、ちょっとした一言がだんだん少なくなっている。それは病院に限らず、日常の生活でも同じで。
それに加えて、お金を払ってサービスを受けている場合は余計に、自分を雑に扱われていると感じるとキレる。そういうものもあるようです。
もう一人、ゲストが出演しており落語家の春風亭小朝さん。落語風にいい事を言ってたなぁと思いました。
最近は、”褒める”という事をしなくなった”貶す”しかしなくなった。自分から”褒める”事をやるようにする。
また他にも、会社の中間職は、上から評価されているのかどうかも分からず不安に思い、かと言って自信も無く、そのどうしようもない感情を、弱い者である、部下、家庭、その他の弱者にぶつける。負の連鎖になっている。
(ん~、内容的にはこんな感じだったような・・・・)
”キレる大人”、自分も注意しないとなぁと思います。
単なる感情の一方的な押し付けだよな。その感情を受けた方はたまったものじゃありませんからね
