あおいほしのミュージックライフ

ミュージシャンあおいほし(青井保志)の音楽活動や楽器や音楽観をつれづれなるままに書いています。

YAMAHA FG-202 整備その③ ナット溝加工とナット付け直し、そしていよいよ弦張り

2018-10-27 11:00:36 | 楽器

YAMAHA FG-202 整備その①メガネレンチ編
YAMAHA FG-202 整備その②順ぞり調整~サドル加工~ブリッジストリングガイド加工、と進んできたFG君の整備もいよいよ大詰めに。
 今回YAMAHA FG-202 整備その③は、ナット溝加工とナット付け直し、そして弦張りをやって12F弦高を測ります。
  
  
 緩い接着だったのか張ってあった古い弦を外してギターを取り回ししていたら、ポロリとナットが取れて、ネックのナット溝に古い接着剤が残ってました。これでまたナットを戻しただけでは良い音が出ません。ナットは直接弦が振れる部分なだけに結構音に効きます。
ということでナット溝加工を実行。
まずはカッターで古い接着剤をコサギ落とし、ナット溝をヤスリでゴシゴシ。ナット溝が奇麗になりました(写真1)。

 

(写真1)

 


  
  
 綺麗になったナット面とナット底面に軽く接着剤をつけて接着(写真2)

 

 

(写真2)

 

 


  
  
これでしばらく放置して、いよいよ弦張り。
じゃーーん!
 弦を張って測定すると、1弦側3mm、6弦側4mmの弦高。
私の理想的には1弦側2.5mm、6弦側3mmなんだけど、右手のアタックが強い私は、この弦高は許容範囲。
 結局1弦側、6弦側2mmずつ落とせた結果となりました。
  
  
 随分弾きやすくなり、音を出すと、ジャラーーン♪
お~~!!
 中音域が良い音!
 特に傷も無く、良いギターになりました。(写真3)

 

 

(写真3)


  

 


  
ついでにこのギターに手持ちのピックアップをつけて、エレアコにしました(写真4)
スタジオ練習を中心に使ってやろうと思っています。
 具合良いようだったらステージにも持ち出すかな(^_^)

 

 

(写真4)


 
  
ってなことで
YAMAHA FG-202 整備その①
 YAMAHA FG-202 整備その②
 YAMAHA FG-202 整備その③
完結!
  
お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。



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