あおいほしのミュージックライフ

ミュージシャンあおいほし(青井保志)の音楽活動や楽器や音楽観をつれづれなるままに書いています。

エレキギターのお話(レスポールとストラトキャスター)

2018-10-13 16:01:46 | 楽器


今日はエレキギターのお話を少々。(なんじゃそりゃ、いまさら (笑) )

 

エレキギターの種類はいろいろあるのですが、大きく分けますと、

ソリッドギターとセミアコ(フルアコ)ギターに分かれます。

 

 

ソリッドギターは、ギター本体に空洞が無く、木で詰まっているギターを指します。

ですので本体の共鳴音は余り無く、主として弦の振動音を直接拾う構造をしています。

こうすることでハウリングが起きにくい性質を持ちます。

音の特徴は少し硬めの音がします。

これに対してセミアコ(フルアコ)はギター本体内部に空洞があって、その空洞での共鳴音をピックアップで拾う構造を持っています。

音の特徴はボディの共鳴音も拾いますので、柔らかめの音がします。またアンプから出た音をボディで拾いやすいですので、ハウリングしやすいという面もあります。

 

もともとギターと言う楽器は空洞の共鳴音を利用する構造から生まれていますので、エレキギターもフルアコから生まれました。

もっと言いますと、アコースティックギターにピックアップ(音を拾うマイク)を取り付けて電気的に音を増幅したのがエレキギターの始まりですので、今でいうエレアコがエレキギターの最初だったのです。

ですので、フルアコ⇒セミアコ⇒ソリッドギターの順に進化してきました。

 

 

さて、そういった特徴をもつソリッドギターとセミアコ(フルアコ)ですが、今日はソリッドギターにスポットを当てます。

ソリッドギターで有名なのは、ギブソン社のレスポールギターと、フェンダー社のストラトキャスターギターです。

レスポールギターは、レスポールというミュージシャンが開発したギターで、ギブソン社がそのライセンスを取得し、製造しました。

ハムバッキングピックアップと言う、二つのシングルコイルピックアップをシリアルに使っていますので、出力が大きく、歪んだ音が出やすく、ぶ厚い音がするのが特徴です。

一方ストラトキャスターはフェンダー社が開発しました。シングルコイルピックアップの代表格で、細くエッジの効いたクリアな音が特徴です。

 

 

【レスポール】

 

 



【ストラトキャスター】

 




それぞれのギターのプレーヤーとして有名なのが、レスポールギターはレッドツェッペリンで活躍したジミーペイジ、ストラトキャスターは亡きジミ・ヘンドリックスがいます。どちらも名前の頭にJを持つJJコンビですね。

いろんなギターがあるからこそ、いろんな音楽を表現することが出来るのですね。

 

【ジミーペイジ】

 

 



【ジミ・ヘンドリクス】

 




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