マンモちゃんとタンタン日記

初マンモグラフィーが大変なことに!?
そこに咳喘息まで降って沸いてきた
と、いう碧(あおい)の記録

複雑

2006-12-08 00:59:21 | つれづれ
がん難民 全国で70万人
広義の意味での「がん難民」ががん患者の50%ほどいるそうです。

先日、自分が書いた内容と相まって色々と考えさせられます。


これって、セカンドオピニオンをしたら「がん難民」になってしまうのかしら?
セカンドオピニオンではなく、勝手に病院を変えてしまった人だけが対象なのかしら?

よりよい治療を求めて病院を変える気持ちは私も判ります。
ついこの前までセカンドオピニオンをするか、こっそり別の病院で再検査してもらおうかと考えていたくらいですから(苦笑)

結局、私は主治医の性格を信じてセカンドオピニオンをすることはやめました。

難民になっている人達は、きっと、よりよい治療法などよりも"信頼できる医師"を求めているのだと思う。
最先端で効果のある治療法を、信頼できない医師から勧められても「なんだかな~」な気持ちになってしまうと思うし。

じゃあ、何故信頼できないのか。
可能性としては
・医師の態度が横柄
・質問したいけど上手く言葉にできない
・質問しちゃいけないような気がする
等等が思いつきました。

医師の態度が横柄ってのは、まあ、ありがちですが、聞く耳持たずの一部の医師を除けば、こういう医師って突っ込んだ質問に(ぶっきらぼうにでも)答えてくれることが多いんです。
あくまでも私の経験上ですが。

下の2つは患者側の問題。
TVのニュースでも言っていたけど、患者側の意識を変えることも必要だ。と。
それは本当にそう思う。
説明に対して質問がなければ、それで大抵は理解してくれたと思うのが人の常。
ましてや、命に関わる病気のことです。
医師が説明してくれたことの繰り返しになってもいいから、自分の不安や疑問に思うことはすべて医師に話せばよいのに。
それが無いと、医師も患者の考えていることが判らないと思うのだけどなあ。

この件、色々な考えが交錯してそうで、複雑な気持ちになります。

最近言われている医師不足の問題の根本は、こういうことも要因の一つだったりして。

ひと段落しました

2006-12-01 23:41:30 | マンモ:通院
先週の火曜日(11/21)にやった針生検の結果が出ました。

特に異常所見なし。

つまりは、MRIでの造影剤検査が異常だった以外は特に問題なしと言うことです。

主治医からは「本当にはっきりさせたいなら、切開して腫瘍を取って…と、いうことになりますが、それは勧めません」と言われたこともあるし、ここまでやってこの結果ならばそういうことなのでしょう。

なので、主治医の見解に従い"3ヶ月毎の経過観察"ということにしました。

一時はセカンドオピニオンも考えていたのですが、主治医の一言で妙にすっきりしてセカンドオピニオンはやめました。
その一言とは、私の「この腫瘍が急に悪くなったりしないですよね?」と言う質問に対して主治医が言った
「もし、次回の検査でこれが癌だった場合、僕が細胞診や針生検で腫瘍を外してしまったか、腫瘍の癌部分を取れなかったということでしょうね」
です。

この一言で、主治医が自分の腕を過信せず、しかしきっちりとやるべきことはしていると言うことが判ったので、納得できました。
万一の場合は自分の腕が悪かったのだということを言ってくれちゃったわけですしね。
聞きようによっては「をいをい、そんなんでいいのか?」みたいにも聞こえるけど、己の技量を知っているからこそ、こういうことが患者に対して言えるのだと思います。

他にも
「3ヶ月で急に悪化して、治療できなくなるってこともないですよね」
なんていじわるな質問にも
「もし、3ヵ月後にそんな状態になったら、今の時点でも治療できませんね」
と、はっきりと言ってくれました。

この主治医、口数が少ないのですが、こちらが質問したことにはきっちりと答えてくれます。しかも、歯に衣着せない物言いで(笑)
そういう医師を苦手とする人も多いようですが、私はそういう医師が好きなので、これも主治医の見解を信頼する理由となりました。

セカンドオピニオンをしようが、サードオピニオンをしようが、結局自分が医師の言葉に納得できるかどうかが問題だと思います。
ならば、すっきり納得できたこの主治医に私は賭けてみたいと思います。

そう思ったら、何だかスッキリしました。

3ヵ月後、腫瘍が大きくなっていたら針生検だそうです。
おねがいだから、悪化しないでね、マンモちゃん♪