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平成30年産の当園の玉らっきょう栽培方式を紹介(1)土づくり

2018-04-22 20:02:48 | 日記
平成30年産の当園の玉らっきょう栽培方式を紹介(1)土づくり

今年のらっきょうの出荷も1か月後となりました

ここで、当園の玉らっきょう栽培方式を紹介します

多くの内容がありますので、
区切って少しづつ使用開始ます


今回は「土づくり」

基本中の基本です
この部分がしっかりとしていないと
優良な果実は得られません


土づくり

  土つくりといっても当園の栽培畑は、砂畑です
  砂畑の特色は、保水力、保肥力が弱いということ    
  やせた土地向きの作物が最適
    たとえば、らっきょう、ぶどう、落花生、芋類など

  土壌消毒
    当園では、今まで一度も実施したことがない。
    土壌消毒とは、畑中の害虫や雑菌を死滅させる消毒
除草効果もあります

    らっきょうの病害虫予防等のために実施すると
    生産量は向上するようである

    土中の菌にも有害な菌と有益な菌があり、
    完全滅菌は、どうにも馴染めない

    当園では、土壌改良剤を投入して、
    有益な菌の増殖により、
    有害な菌の駆逐に取り組んでおり、
    完全とはいえないものの、効果を上げてもいる

  緑肥(コブトリソウ)鋤き込み
    コブトリソウを6月下旬に栽培畑に蒔き
    7月中旬~:下旬にトラクター鋤き込み
元肥として活用

    このコブトリソウは、害虫のセンチュウ駆除に役立つ

    コブトリソウの根から分泌する成分がセンチュウを駆除

    これにより、センチュウ駆除の農薬ネマトリンエースを使用しない

    このコブトリソウは、らっきょうの収穫後から
    植付け開始までの短い期間の植栽であるが、
    らっきょうの連作障害防止にも
    少しは役立っているようである


  完熟牛糞堆肥 鋤き込み

    農協の栽培指針の2倍 施肥
    10aあたり2,000kg投与しトラクター鋤き込み

    土壌改良剤との併用により
    有益な菌の増殖に効果的
    
以上が当園の土づくりです


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