美代ちゃんのらっきょう畑で一休み 玉らっきょう通販始めます

美代子おばあちゃんのらっきょう栽培奮闘記と
玉らっきょうの通販情報

ラッキョウの話(11) 卒業間近

2011-05-18 16:52:01 | 日記
ラッキョウの話(11) 卒業間近


いよいよ、もうすぐ収穫の時期を迎えます。

今年の出来は、少し厳しい。

ラッキョウは、8月から9月の中旬にかけて植えつけます。

種類によって、植える時期が違います。

大玉系は、8月初旬から、
中玉系は、8月下旬から、
玉系は、9月上旬から植えつけます。


昨年の夏から秋にかけての猛暑で、
ラッキョウは、そうとう厳しい環境を経験した。

そのために、
ラッキョウの話(4) 大家族
で、話したように、
株分かれして増える数が少なかったのです。

これを、分球といいますが、
昨年の冬までに、分球が進み、
ラッキョウの玉数が決まるのですが、
それが少なく、収穫量の減少が懸念されます。


さらに、厳しいことは、
3月から4月にかけての気温が低かったこと。

これらより、成長すなわち玉太りが遅れてしまいました。

しかし、暑いくらいの日が続けば、
何とか、持ち直してくれるのではないかと、
期待はしています。

いずれにしろ、卒業間近

早く社会人として、巣立って欲しいものです。

期待と不安が交錯する時期でもあります。

ラッキョウの話(9) 規格外も使いようで

2011-05-14 10:51:04 | 日記
ラッキョウの話(9) 規格外も使いようで


昨年、ラッキョウの成長が悪く、
玉太りの細いものが、あちらこちらに出来ました。

細すぎて、規格外ですから、
当然、出荷はできません。

もったいないので、それを漬け込みました。

すると、入れ歯のおばあさんでも、
おいしく食べられました。

うん、これは、いけるかも。


以前は、
そのようなものは、商品価値が無いので、
捨てていましたが、
今年は、歯の弱い人専用の細いラッキョウとして、
漬けてみようと思っています。

ただし、市販はしていません。

モニターとして、
食べてみていただける方がいれば、
感想を聞きたいと思っています。

また、収穫期の初期のものは、
まだ、やわらかいものも多い。

そして、熟していくと、だんだん身がしまってきます。

歯に自信の無い方は、
初期のラッキョウをつけると、
少しやわらかくて、食べやすいかも。

我が家は、シャキシャキ派ですから、
出荷時期を終えてから、ゆっくり収穫し、
漬け込んでいます。

ラッキョウの話(8) ブームは去ったが

2011-05-10 09:50:18 | 日記
ラッキョウの話(8) ブームは去ったが


かつて、
「みのもんた」のお昼のワイドショーで、
いろいろや野菜や食べ物が取り上げられたことがありました。

そして、その効能を解説すると、
その日から、その取り上げられた食品が
飛ぶように売れたということでした。

ラッキョウも取り上げられて、
血液サラサラ効果で、
きれいな血液、高血圧予防として
もてはやされたことがありました。

今は、そのブームは去りましたが、
血圧の高い方は、今も、玉ネギやラッキョウを
多く食べていると聞いています。

我が家のおばあさんは、高血圧気味です。

それも、30代のころに、小さな脳梗塞を
引き起こしたことがありました。

本人は、頭が痛いので、病院にいくと、
小さな脳梗塞が発見されました。

それ以来、高血圧の薬のお世話になっていますが、
いまでは、玉ネギとラッキョウを食している効果か、
血圧が低くなり、安定しています。

今では、入れ歯であるから、
残念ながら、ラッキョウは、食べづらいという。

そのために、生の玉ネギを併用して、食しています。

ラッキョウの話(7) 親戚

2011-05-05 08:49:25 | 日記
ラッキョウの話(7) 親戚


ラッキョウの親戚は、何 ?

ラッキョウは、「ユリ科ネギ属」と云うことらしい。

ユリ科ネギ属とは、どんなものがあるのかというと、
その名にあるように「ネギ」は当然。

そのほかには、何があるのだろうか。

実は、よく知られた作物が親戚なのです。

それも、健康や体力増強作物が多い。


「ネギ」「玉ネギ」に始まり、
「ニンニク」「にら」など、
そんなに多くないようです。

しかし、その健康効果や体力増強は抜群。


ラッキョウが、春に収穫されて、
漬け込んで、1ヶ月ほどすると、
ようやく食べられるようになります。

それは、暑い夏を乗り切るための
食品のようにも思えます。


もちろん、玉ネギと一緒で、
血液サラサラ効果も抜群と聞いています。


ラッキョウの話(6) 見えないところで

2011-05-02 07:47:41 | 日記
ラッキョウの話(6) 見えないところで


作物というものは不思議なものです。

特に冬を越す作物は、寒さという試練をくぐります。



時には、成長を止めてじっと待ちます。

寒さは、必ずしも成果を妨げません。

別の話になって申し訳ありませんが、
豪雪でいろいろな農作物が傷められました。

しかし、マイナスばかりではありません。


形は、壊れたが、内容は、一部充実したとみています。

寒さに耐えるために、自らの質の濃度を上げていきます。

紅葉がその一例。

寒い夜があればこそ、
身を守るための物資の作成能力が上がり、
鮮やかな紅葉へとつながります。

豪雪大根やネギも、そのうまみ、甘みが増加しました。


さて、今年のラッキョウは、
そのうまみの質をしっかり蓄えているかどうか。

見えないところで
がんばっていてくれていると
期待しています。