逗子に行ってきました

２８日（土）、所属している研究会の見学会に参加してきました。
今回の目玉は、葉山にある常楽寺の運慶仏の拝観です。
通常は年２回の御開帳ですが、特別な計いで見ることができました。


逗子駅に着いたとき、電車の切り離しを見ることができました。
横須賀線では、通常の作業なのですが、私には初めて見る作業です。
作業には多くの人が働いているのかとお思いましたが、
切り離しに当たり、作業の人が運転台で切り離しの作業をしました。
次に、切り離す車両の運転台に乗り、駅員の旗の指示に従って切り離しをする。
時間にしてみればほんの数分の作業でした。
昔見た切り離し作業では、連結器の下に数人の作業をする人がいました。
連結器の切り離しだけではなく、ホースの切り離しもしていたのです。
時間の５～６分かかったように思います。
余りにも短い作業時間だったので、写真を撮るのに精一杯でした。

次に長塚桜台古墳に行きましたが、天気がよく、富士山と江ノ島を一緒に見ることができました。


昼食を終え、常楽寺に行きました。
運慶仏は運慶作とわかっている１８体のうちの５体です。
毘沙門天の力強い様子、阿弥陀仏の温和な姿、対照的な仏様でしたが、
実際に生きている人間のように生き生きとした姿に感心しました。
常楽寺では既に水仙が咲いていました。



まだ１２月前だというのに、今年は気候が暖かいのか少し早すぎる開花かなとお思いました。
常楽寺では、江戸時代の石仏が積み重なっていました。
名も無い石工の作ですが、穏やかな表情には心が和みます。
五百羅漢ではありませんが、一つ一つの石仏の表情も違っていました。



朝方は真冬の様に寒い日でしたが、日中の暖かさと素晴らしい見学場所に心が癒されました。

今回の使用機材　FUJIFILM X-T10+SMC PENTAX-M 1:1.4/50、

秋空に寄せて

１１月も２０日を過ぎると一気に秋から冬への季節の移動を感じます。
わが町も銀杏もきれいに紅葉してきました。



銀杏の落ち葉も日毎に多くなり、あたり一面黄色の絨毯になります



何より秋は空が綺麗です。
真っ青に澄んだ空には、ぽっこり秋の雲が漂っています。



澄み切った青空を見ると、「今日一日頑張るぞ。」と元気が沸いてきます。

本日の使用機材　FUJIFILM X-T10+SMC PENTAX-M 1:1.4 50mm

湖東三山へ行ってきました

１１月１日、伊藤若冲の天井画が今回限りで公開されるというので京都の信行寺に行ってきました。
京都はまだ紅葉には早かったのですが、近くの平安神宮ではかなり紅葉が進んでいました。
帰りは時間があるので湖東三山をめぐり帰ることにしました。
今年の１０月、ETC専用の湖東三山ICが出来たので、京都から１時間弱で
湖東三山を訪れることができました。
最初は百済寺に行きました。
百済寺の入口近くの庭園は、簡素ですが凛とした美しさがあります。



庭園の紅葉も今盛りと綺麗な紅葉を見せてくれました。



階段を上り、本堂に着くと、百済寺を始め三山それぞれの秘仏を公開していました。



拝観を終え、門前の茶店で松茸弁当。
中に入っている松茸はトルコ産とか。５００円で松茸弁当が食べれる訳です。



詳しいことは分かりませんが寺の名前からきっと百済の帰化人と関係の深いお寺なのだと思います。
次に金剛輪寺を訪れました。
最初に庭園を拝観しました。
山の中腹にあり、紅葉しかけた木々が庭園と建物を包んでいました。



建物の中から庭園を見ると、赤色の障子に囲まれ絵画を見る思いがします。
紅葉になると、一層美しさが映えることでしょう。



最後に西明寺を訪れました。
本堂を背に国宝の五重塔がたっています。
少し紅葉した紅葉を背にして見ると気品さを感じます。



また仰ぐように見ると一層五重塔が映えます。



短い時間で湖東三山を巡りましたが、山あいの自然の中に囲まれた凛とした美しい姿を見ることができました。
前日の夜１０時に出発して、１日の１０時に帰る慌ただしい小旅行でしたが、「行ける時に行く」をモットーにこれからも小旅行を続けていきます。