北欧.Style+1 ANTIKAとモダン.京都店のスタッフブログ

北欧・イギリスの1950年~70年代のヴィンテージ家具に、英国アンティークや日本の民芸品をともに展開。

湯の花ファクトリー工房にて チェア修理

2011年09月26日 | お店のこと
久しぶりに、湯の花ファクトリー(工房)へ商品選品へ行ってきました。

あんなに暑かった夏の日が嘘のように、例外でなく京都亀岡にも秋はやってきていました。
涼しい。夜は寒い。

本日選んだ家具は、水曜日に入荷いたします。

そして今日はERCOL(アーコール)チェアの修理をしている職人さんをご紹介いたします。
斉藤さんです。



今回はアーコールの中でも座り心地に定評のある、ゴールドスミスウィンザーチェア。


やはり、経年劣化により、背貫が乾燥などにより隙間が生じて緩くなってきているものも多く見られます。


そこで!

座と背を分解。


釘を使っていないアーコール。クサビを外すとすっぽりと抜けるわけです。


貫の先端を調整し、さらに木工用ボンドを塗ります。

背の先端を裏にして、1本ずつはめ込んでゆきます。



木槌を使って、上からしっかりとはめ込みます。



そして座面と連結。
クサビを作成して、抜けないように固定。

これら一連の作業を、リズミカルに約30分で終了!

1日に十数台のチェアを修理中です。

メンテナンスを終了したチェアは、倉庫の中へ。
ヴィンテージ家具はこうして蘇り、またあらたな出会いを待つべく、店頭へ入荷されていくのです。


来週はいよいよ、デンマークのコンテナ到着いたします。
また、工房よりお届けいたしますのでお楽しみに・・・。





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