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【動画紹介】♬7月16日生まれの作曲家♬

2022年09月23日 | 動画紹介
☆本記事は、Youtubeチャンネル『本の林 honnohayashi』に投稿された動画を紹介するものです。
 ご興味を持たれた方は是非、動画の方もチェックしてみて下さいね!


 1858年7月16日に生まれたのは、ウージェーヌ・イザイ(1858-1931)です。
 歌劇場指揮者の父からヴァイオリンやその他の音楽教育を受け、後にリエージュ音楽院で学びます。

 ヴィエニャフスキとヴュータンに師事し、独奏や室内楽の演奏活動により世界的に活躍しました。
 1913年にベルギー宮廷楽長に任命されますが、第一次世界大戦中にアメリカへ移り、シンシナティ交響楽団を指揮します。

 イザイはフランク、ドビュッシー、フォーレなど当時の作曲家たちから作品を捧げられる一方、自身でもヴァイオリニストの友人たちに独奏用のヴァイオリンソナタを作曲しました。

 各地での演奏活動に加え、オーケストラの指揮活動も頻繁だったため、50歳を過ぎる頃には彼の右腕が震えるようになってしまったと言われています。
 イザイのヴァイオリン奏法はビブラートを多用し、力強いボーイングによって彼特有の音色を生み出すもので、イザイの演奏を直に聞いたカール・フレッシュは「今まで聞いた中で特に目立って個性的なヴァイオリニストだった」と述べ、この見解はイザイに憧れる世代のヴァイオリニストたち(クライスラー、ティボー、シゲティ、エネスクなど)にも共通の認識だったようです。


♬7月16日生まれの作曲家♬


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