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時には目食耳視も悪くない。

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気ままにya-ku-so!:A Secret Sorrow.(23)

2021年06月13日 | 語学学習
☆本記事はブログ主が好きな海外文学作品をその時の気分で自由気ままに翻訳するものです。
 ブログ主は翻訳トーシロなので、誤字脱字・意訳・誤訳・スペルミスが多発する恐れがあります。
 転載やコピペはオススメしません(笑)

☆テキスト出典 A Secret Sorrow.(1981)Karen van der Zee/Chapter1より


He seemed totally at ease and not at all taken aback by her appearance.
(彼はまったくくつろいだ様子で、彼女の登場に驚いているふうでもなかった。)

He smiled at her, showing dazzling white teeth, and raised his glass.
(まぶしい白い歯を見せてフェイに微笑み、彼は手にしているグラスを上げた。)

❛Howdy, ma'am!❜ he said, and took a drink from his glass.
(「やあ、お嬢さん!」と彼は言い、グラスに口をつけた。)

His tone was a slow, lazy drawl, originating somewhere deep down South, Faye knew.
(のんびりとだらしない喋り方は、フェイがどこかで聞いたことのある南部の片田舎の方の響きがした。)

❛Make yourself at home,❜ she answered coolly, piqued by the thought that he behaved as if he belonged there, sitting in her brother's chair with a drink in his hand.
(「どうぞ、おかまいなく」と彼女は苛立ちながら素っ気なく答えた。飲み物を片手にフェイの兄の椅子の上に座っている男は、まるで我が物顔に振る舞っているではないか。)

He grinned widely.
(彼は歯を惜しげもなく見せて、ニッコリと笑った。)

❛Why, thank you, ma'am,❜ he drawled, inclining his head.
(「そいつは、どうも。お嬢さん」と頭を傾けながら男はのんびりと言った。)

Then, slowly sipping from his glass, he let his gaze travel over her body, top to toes, a curious sparkle in his eyes.
(そして、ゆっくりグラスから飲み物を啜り、彼はフェイの頭のてっぺんからつま先までを、興味津々に眺めまわした。)


【一言メモ】英語と一言に言っても、地方ごとに発音が違うみたいですね。それは日本でも同じだと思いますが。
 見る人が見れば、書かれた英語でも、「これはどの地方の人が書いた文章だ」とか分かるのでしょうかね。興味深い。。。


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