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【動画紹介】♬2月16日生まれの作曲家♬

2022年08月26日 | 動画紹介
☆本記事は、Youtubeチャンネル『本の林 honnohayashi』に投稿された動画を紹介するものです。
 ご興味を持たれた方は是非、動画の方もチェックしてみて下さいね!

 1774年2月16日に生まれたのは、ピエール・ロード(1774-1830)です。
 (名前の綴りがRodeであることから、日本ではローデとも呼ばれています。)
 フランスのボルドー出身で、6歳から地元のヴァイオリニストからヴァイオリンを教わります。

 1787年パリでヴィオッティの弟子になり、90年にヴァイオリニストとしてデビューしました。
 演奏会で師ヴィオッティの協奏曲の初演の際に独奏を担当したり、ヴィオッティが設立した管弦楽団に参加したり、95年にはパリ音楽院で教授の職につきます。

 ロードのヴァイオリニストとしての頂点は1803年頃と言われており、それ以降は以前のような成功は得られなかったようです。
 1812年にウィーンを訪れ、ベートーヴェンと出会い彼のヴァイオリンソナタ作品96の初演を担当しましたが、ロードの演奏に作曲家は失望したというエピソードが残っています。

 ロードが公の場で最後に演奏したのは1828年パリでのことでしたが、この試みは完全に失敗してしまったそうです。
 腕が落ちる前のロードは類まれなヴァイオリニストとして評価されていましたし、教育者として作曲した《24のカプリス》は今もなお多くのヴァイオリン学習者に親しまれています。

 同じヴィオッティ門下のバイヨー、クライスラーとの共著《ヴァイオリン演奏の方法論》(1802)を執筆したことでも知られています。


♬2月16日生まれの作曲家♬


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