時には目食耳視も悪くない。

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気ままにya-ku-so!:A Secret Sorrow.(8)

2021年02月28日 | 語学学習
☆本記事はブログ主が好きな海外文学作品をその時の気分で自由気ままに翻訳するものです。
 ブログ主は翻訳トーシロなので、誤字脱字・意訳・誤訳・スペルミスが多発する恐れがあります。
 転載やコピペはオススメしません(笑)

☆テキスト出典 A Secret Sorrow. (1981) Karen van der Zee / Chapter 1より



❛He's . . . He's in Los Angeles right now, but when he comes back I'll tell him myself.❜
(「彼は、…彼は、今ロスアンゼルスにいるんです。帰って来たら、私から言いますわ。」)

Somehow she didn't think it would be so difficult.
(なぜだか、それはあまり難しいことではないと彼女には思えた。)

She pushed her chair back and stood up.
(フェイは思い切って、椅子から立ち上がった。)

❛Thank you, Doctor.❜
(「先生、ありがとうございました。」)

He motioned to the chair.
(彼は椅子を目で示してみせた。)

❛Please sit down. There's one more thing I need to say.❜
(「座ってください。もう一つ、お話しておきたいことがあります。」)

Faye did as he requested and watched him as he pulled a prescription pad towards him and quickly wrote something down.
(フェイは言われたとおりにした。そして、医師が処方箋を引き寄せ、手早に何かを書き付けるのを見た。)

She jerked upright.
(彼女は、反射的に背筋を伸ばした。)

❛I don't want any tranquillisers!❜
(「痛み止めなんて、もう要りません!」)

Doctor Martin smiled, looking at her with warm humour in his eyes.
(マーティン医師は微笑み、あたたかなユーモアを湛えた目で彼女を見た。)

❛See, just as I thought ― ready to fight!❜
(「ほら、思った通りです。闘志に満ちていますね!」)



【一言メモ】最後の❛ready to fight!❜は、ボクシングの試合などでレフェリーが試合の開始を告げる掛け声ですが、この状況で突然「試合開始です」と言うのもなんかおかしいなぁと思い、ちょっと微妙なニュアンスになりました。
 英語圏のユーモアをそのまま日本語にすると、ちぐはぐな感じになりますよね。。。


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