時には目食耳視も悪くない。

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気ままにya-ku-so!:A Secret Sorrow.(44)

2021年11月07日 | 語学学習
☆本記事はブログ主が好きな海外文学作品をその時の気分で自由気ままに翻訳するものです。
 ブログ主は翻訳トーシロなので、誤字脱字・意訳・誤訳・スペルミスが多発する恐れがあります。
 転載やコピペはオススメしません(笑)

☆テキスト出典 A Secret Sorrow.(1981)Karen van der Zee/Chapter1より


Chuck's house was a beautiful white Colonial clapboard with black shutters on a sprawling, sloping lawn full of tall regal evergreens.
(チャックの家は入植期風建築の美しい白い板張りに、黒い雨戸が備わっている。辺りにはこぼれるように芝生が広がり、高い壮麗な常緑樹に囲まれている。)

Chuck and Anne had inherited the place from Ann's grandparents, and it was the reason Chuck now lived in this elite, aristocratic community.
(チャックとアンは、その土地をアンの祖父母から相続した。それで、チャックは今もこの洗練された上流家庭の地域に住んでいるのだった。)

❛How did you end up here?❜ Fay asked.
(「ここでずっと暮らすの?」フェイは尋ねた。)

❛I mean, you're from Texas and most of your work as a consultant originates in Washington and New York, I imagine.❜
(「だって、あなたはテキサス出身だし、コンサルタントのお仕事はワシントンとか、ニューヨークが適当なんじゃないかって思うの。」)

He shrugged.
(彼は肩をすくめた。)

❛Coincidence, really. Chuck and I did a lot of work together, and then we co-authored a book.
(本当にたまたまなんだ。チャックと僕は一緒に仕事をすることが多くて、本も共著してるだろ。)

I came here temporarily, and just stayed on. I like it here.❜ He smiled.
(僕は一時的にここに来て、ただ居ついているだけだよ。ここが好きでね。」と彼は微笑んだ。)

❛I lived in Washington for years and I got tired of the atmosphere there.❜
(ワシントンには何年か住んでいたけど、そこの空気にはウンザリしたなぁ。」)


【一言メモ】今回も日本語にしづらい表現が沢山あって、くじけそうになりました(笑)
 和製英語について取り上げられることがたまにありますが、ここに出てくる「elite」はどうでしょうか。
日本語では「エリート教育」というふうに「集団の中でも特に優れた人たち」という意味で使われますが、本家の英語の方でも、社会の中で優秀と見なされる人や集団に使われるみたいなので、「エリート」は和製英語ではないみたいです。ひっかけクイズとかに出題されそうですね。


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