物斬りはしなくても、強度は確保する必要がある。
また、せっかく作るのだから、持った感触と見た目のバランスにはこだわりたい。
一度柄糸をまいて感触とバランスを確め、解いて下地を削り直した。
ほんの数ミリの違いが、握り心地や見た目の大きな差となって現れる。
同じ様なことは、ロッドビルドのテーパー設定や、グリップのデザインでイヤというほど経験している。
道具作りはとても奥が深く、ハマったら抜け出せない沼である。
新しい革製柄糸も発注済みだが、前のヤツが使えそう。
絹糸なら在庫があるが、今回は肥後の革糸巻きにしたい。
長さは、さすがに七寸はやめて、八寸弱にした。
八寸といえば、九州の川でこのサイズのヤマメ、アマゴが釣れると、まあいい釣りができたと満足できるサイズだ。
九州では20年以上住んでて、結局泣き尺止まり。
でも、隣の山口では42センチの実績はある。
年券を購入してひと月以上経つのに、一度も行ってない。
もうこんなんしてる場合じゃないんだが。
ちょっと作業を休んで、出撃と行きたいが、どうしても一気にやってしまう性格は変えようがない。
さすがに若くはないので、勢いに任せるのではなく、まず何が大事なのか、考えるようにはしている。
作業で左手を酷使したせいで痛みが出ている。
釣りには行きたいが、ロッドを持つ手もやはり左!
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