K.M. Rodsmiths

自分で作ってしまえ (バンブーロッド、ランディングネットetc.)、ネコ、

内輪調整

2023年08月26日 | 剣道

面の内輪が硬く、あごヒゲがチクチクしてたまらない。
他の面は内輪がビロードなのだが、これだけが綿で肌触りが良くない。
その分耐久性が高いということだ。

手持ちの面のサイズは、全部同じなのだが、メーカーにより若干バラツキがある。
また、ほとんどの場合、しばらく使ってると広がって馴染んでくるものだ。
サイズ的に問題がないので、素材の違いが影響していると思う。

内輪を交換する方法もあるが、作業としては大掛りになり現実的ではない。
内輪を濡らして木槌でたたいたところ、少し柔らかくなりかなり良くなった。
でも、あと5㎜から1㎝広ければ、面マスクをするときなど都合がよい。


知り合いの武道具店で拡張器を借りてもよかった。
だが、いつものように、頭の中にアイディアが浮かび上がって来てしまったので、もう作るしかない。
既製品は金属製のネジ式で、かなりゴツく高価だ。


もっと簡単に安く作れる、木製の中折れ式にした。
オデコとアゴのパーツを面に合わせて、真ん中を押すとパコンと嵌まる。
材料はすべて手持ちの物で、金具は何と、Jr.君のベビーベッドに使った金具である。



製作において何点か重要なポイントがある。
アゴとオデコの当たるパーツの形状、そして、中折れ部分の切込みの角度と形状である。
そうしないと、パコンと嵌めたのが勝手に直ぐパコンと外れてしまうのだ。
さらに、不用意に押すと、切れ目に手を挟んでしまうのでその対策も必要なのだ。

やってみようなどという方はまずいないと思いますが、自己責任で。
また、何センチも広げることは不可能だそうです。


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