家の花、道端の花、花器

自宅庭や道端の花を「一種類だけ」花器に入れてみたい。私には二種以上を組み合わせ美しく見せる、センスも技術もないので。

楓の枯死

2023-11-27 05:55:55 | 庭の花、道端の花

私は楓が好きだ。冬・裸木の姿の良さ、新芽、新緑、紅葉、そして葉の形、すべて美しい。花のないのが更にいい。私の終の棲家となる家の小さな庭にも、楓を植えた。その際、「コハウチワカエデ」という品種を薦められた。私はこういう場合、プロの提案に素直に従う性格である。ネットで調べると、
「【コハウチワカエデとは】
・本州、四国及び九州に自生する日本固有のカエデの仲間。ハウチワカエデに似るが、葉や樹形がより小型であるためコハウチワカエデと名付けられた。(植木ペディア)」
とある。葉の形はイロハモミジやヤマモミジにくらべ、まろやかな感じである。

植木屋さんは3m弱の3本立を植えてくれた。その1本が紅葉することなく、葉は枯葉状になった。
次の1本はわずかに新芽を吹いたが元気がなく、そのうちその葉も枯れてしまった。残りの1本は生きているようだったがも一つ元気がなく、いずれ枯れてしまうと思えた。植木屋さんに連絡すると直ちに理解し、新しいものと植えかえてくれた。植木屋さんの話をネットで確認すると、こういうことである。
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コハウチワカエデを害する虫は?
コハウチワカエデの主な害虫はカミキリムシやその幼虫であるテッポウムシです。 成虫であるカミキリムシが幹に穴をあけ、中に卵を産み付けることで、内部でテッポウムシが幹を食い荒らします。 処置が遅れると幹が大きなダメージを受けて再生不可能になるので、コハウチワカエデを守るためには早急に対処する必要があります。
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わが家の庭にカミキリムシがいることを、私は知っていた。

私はこういう虫を殺すことができない。かわいいのだ。私がキライなのは「蚊」と「ゴキブリ」で、これは見つけると殺す。あとナメクジは苦手だ。しかしそれ以外は、蠅もミミズも、好きでないがキライではない。ミミズは子供時代魚釣りでお世話になったし、蠅はユーモアがある。もっとも、蠅もミミズも、見かけることが少なくなった。

ところが、こんなことになったのだ。

こんな凄まじいことになっていた。

カミキリムシは「松枯れ」にも関与しているらしい。
[松くい虫の生態と被害のメカニズム]
https://www.pref.tottori.lg.jp/100845.htm

「共存」というのは、難しいなあ。とりあえずは楓の幹を(薬剤で)厳重に防衛しよう。


蕎麦の花、「高嶺(タカネ)ルビー2011」

2023-11-26 13:37:33 | 庭の花、道端の花

昨日(11.25)の徳島新聞に、「ルビーの赤ソバ見頃 阿南」という記事が出た。阿南市羽ノ浦町岩脇の羽ノ浦郵便局近くの田んぼで、鮮やかな濃いピンクに色づいた赤ソバの花が見頃を迎えている、というものである。ソバの品種は「高嶺ルビー」と言うらしい。こういうのには直ちに反応する人間だから、早速見に行った。

「蕎麦・高嶺ルビー」は、こういうもののようである。
https://www.takano-net.co.jp/exterior/ruby/story.html

現在は「高嶺ルビー2011」になっているという。
当blogのタイトル、バック画面に使わせていただいた。


水仙

2023-11-19 05:49:59 | 庭の花、道端の花


花:日本水仙
花器:韓国、青磁鶴首

私は「水仙」が好きである。それも「日本水仙」に限られる。「凜」という字にふさわしいのが水仙と梅、と思う。
水仙は冬の入口で咲きはじめる。梅は冬の出口で咲く。
水仙は冬を迎え、梅花は春を迎える。
空気は冷。ともに華麗さはない。しかし「凜」と咲く。

水仙の「群落地」として有名な場所が、何カ所かある。そのうち越前海岸と伊豆・爪木崎へは、何度かずつ行った。越前の場合は「越前ガニ」を食べることも目的だった。
淡路島に「灘黒岩水仙郷」というのがあるらしい。見頃は1月下旬〜2月上旬という。来年1月下旬に、行ってみよう。