家の花、道端の花、花器

自宅庭や道端の花を「一種類だけ」花器に入れてみたい。私には二種以上を組み合わせ美しく見せる、センスも技術もないので。

田んぼ

2023-11-18 18:35:36 | 田んぼ

これは私の定番散歩道の一つである。拙宅のすぐ裏だが、行政区域は違う。私は阿南市住人であるが、この景色は小松島市立江町になる。この絵の右前方に、お遍路・四国八十八か所霊場めぐりの「第十九番 橋池山・立江寺」(きょうちざんたつえじ)がある。拙宅から立江寺を往復すると4km強になり、これも散歩コースである。
因みに私の散歩コースは5,6あるが、大体3.5km〜4km未満で、立江寺コースのみ4.5kmになる。
歩行速度は、春秋12分前後/km、夏冬13分前後/km、平均心拍数が110を超えることは、まずない。(ハアハア息にはならないということ)

で、この画像。
田んぼの尖端で細く横に伸びているのは、「穭稲」がまだ残されている田である。
手前は、水が張られている。これは、
「稲刈りが終わってから次の田植えをするまでの間、 田んぼに水を張ることがあります。これを「冬期湛水(とうきたんすい)」といいます。水を張っておくと、ハクチョウやマガン、トキなどの水鳥が来て、田んぼをねぐらやえさ場にします。水鳥たちはタニシ、ドジョウ、稲の根などを食べ、フンをします。このフンが田んぼの肥料となるほか、水を張ること自体で土中の雑草の種が生えにくく発芽しにくくなるため、除草剤や化学肥料を使わなくても十分稲が育つ環境になります。この方法は自然に優しい循環型農業として注目されており、自然豊かな風景を新しい観光資源にしようと力を入れる地域も増えています。」(JA)

田んぼに張られた水は、美しい。心を癒やす。私も鳥たちと同じだ。

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(11.19 追記)
今日、久しぶりに立江寺まで「最短距離」を歩いてみた。上の写真の場所はまったく通らない。そうすると往復3.38kmだった。つまり、私の散歩道[立江寺コース]は、立江寺へ行くことが目的でなく、途中の「たんぼ道散策」が目的だった。その散策に1kmを使っていることになる。
因みに本日の数値的実績は、
歩行距離:3.38km
平均ペース:12分21秒/km
平均心拍数:104


穭稲(ひつじいね)

2023-11-16 07:19:10 | 田んぼ

私は農業に携わったことはないが、ずっと興味を持ってきた。農業こそ日本の「未来産業」であると思う。そのこと、そして徳島のこと、食べ物のこと、私の体について、今後時々書かせて頂きたい。徳島へ戻ったのも、徳島が都会なら、戻らなかった。

穭稲(ひつじいね)というきれいな言葉がある。刈った稲から再生してくるヒコバエである。秋に株ごと鋤き込まれ、肥料になる。
ところがこの時季にまだ残っている田がある。気のせいか、年々増えているようにみえる。


(11月2日撮影)

穂をとってみると、明らかに結実している。

[農研機構]のサイトに、このような報告が出ている。
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温暖化条件下で威力を発揮する
水稲の再生能力を生かした米の飛躍的多収生産
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/responsive/naro/naro18-cont05.html
水稲は多年生の性質を持つため、収穫後の刈り株から新たな芽「ひこばえ」が出てきます。このひこばえを栽培して2回目の稲を収穫するのが「再生二期作」です。
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この農家さんも、チャレンジしているのかもしれない。私の定番散歩道である。わくわくする。