昨日の夜「カプアどうしてるかね〜？」なんて話ながら
アンジェロのお散歩をさせているとき
私の携帯電話が鳴りました。
表示を見ると、最近スマホに登録したばかりの
「カプアが入院している病院」からでした。
入院中の犬猫の体調確認は、
飼い主さんから病院へ電話して確認することになっており
緊急連絡以外に病院から飼い主に連絡がくることはありません。
カプアの容態が急変したのか！！
と思い、心臓がドキドキしました。
電話に出ると、カプアのお世話をしてくださっている先生からで
なんと、カプアは朝からずーっと鳴いている。とのことです。
カプアはかなり神経質なところがあり、そのためよそのわんこに吠えてしまうのですが
以前、私の父が亡くなり、葬儀のために動物病院で預かってもらったときも
帰ってきてから血便が出て、再び、病院に入院することになりました。
このままでは、身体に悪影響があり、傷にも悪いので
どうしたらいいか院長先生と相談したそうです。そして、
「少し早いですが、家で家族に看護してもらい通院してもらった方がいいと思いますが
大丈夫ですか？」という相談の電話でした。
もちろん、カプアは家のいる方が落ち着くだろうし、投薬などの世話はできます。
翌朝（つまり今朝）迎えに行くことにしました。
お母さんにも来てもらい、
お留守番だとアンジェロが寂しがるので一緒に車に乗せました。
病院までは渋滞しなければ30分で着きます。
途中、昔懐かしい都電や、桜並木を見ることができます。
今日、病院は休院日でしたが、対応してくださいました。
まずは、レントゲン写真で、どのような手術だったか説明を受けました。
膝蓋骨脱臼は正しい位置に戻し、膝の骨を削り
正しい角度に金属プレートで固定してます。
このプレートは、骨がくっつけば不要になりますが
わざわざ外す手術はしないそうです。
骨は通常3〜6カ月でくっつくそうですが、
カプアは高齢なので長くかかるかもとのことです。
そして、家で飲ませる薬の説明や、お世話の仕方を教えてもらってから
カプアが連れてこられました。
先生の説明を聞いている間も遠くのほうから
小さく「ヒンヒン、ヒンヒン」鳴く声が聞こえてました（涙）
2日ぶりのカプアとの再会です。
最初アンジェロに気がつかなかったようで
再会にも笑顔はなく、ぼーっとしていて、入院生活で疲れた様子でした。
車に乗せて「おウチに帰れるよ！」と言っても
またどこかに連れて行かれるかも。と思っているのか
笑顔がありません・・・
家に戻って、ようやく表情が柔らかくなりました。
普段、とてもにぎやかにお喋りするカプアですが
かなりメンタル的に参ったのか、まだ一度も声を聞いていません。
患部は、広範囲に毛刈りされていて
縫ったあとが痛々しいです。
ここを舐めたり噛んだりすると大変なので当分エリカラ生活です。
また、アンジェロがカプアの傷口を舐めたりしないように
気をつけないとなりません。（そういうケースがよくあるそうです）
ようやく安心したのか眠りました。
病院のケージでは眠れなかったのかもしれません。
ずっと寝ていたのでおやつはあげませんでした。
夕方、目が覚めてすこし身体を動かしたので、
エリカラを取ってあげてお水を飲ませました。
そのあと、介護ハーネスで支えながら外でお散歩させましたが
まだほとんど歩けません。カプが好きそうな草場まで抱えていったら
オシッコをしましたが。まだウンチはしません。
入院前にしてから一度も出ていませんが、入院環境や麻酔の影響で
ウンチが出なくなる犬は多いそうです。
次回の通院は明後日金曜日ですが、それまでに、
手術した足以外の3本足で少しは歩けるようになって欲しいです。
また、アンジェロも、カプアの様子にショックを受けたのか
再び下痢になり、食欲を落としています（泣）。
カプアが元気になるまで、みんなもうすこしの辛抱です。
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