カプアン通信

おやじの料理

2015年04月30日 09時00分00秒

カプアン一家は旅行中ですので、小ネタ話を載せます。
（この記事は旅行前に予約投稿したものです）

先日、ノルウェーのクミさんと食事をしたとき唐突に
「料理をしますか？」
と聞かれました。

我が家はカプアンママが料理が得意なので、
私自身はあまりしません。
なぜなら、得意な人から見ると、手際が悪かったり
食材の使い方が無駄だったりで、批判されてしまうので嫌なのです。

カプアンママはレストランで食べた料理を自宅で再現することもありますし
レシピにはあまりこだわらないで作ります。
男の人の料理は、大抵同じだと思いますが
私の場合、応用がきかないのでレシピどおりに忠実に作ろうとします。
レシピに載っている調味料や食材がなければ、買ってきてから作ります。
そのへんがカプアンママには理解できないようです。

料理は得意でも趣味でもないですが、するときはします。

先日、山梨に住む母の弟から大きな段ボール箱が届きました。
（弟といっても85歳です）
母が、父の遺品の背広などを箱に詰めて送ったので
そのお礼に、家でとれた野菜を送ってくれたのです。

開けてびっくり！
40～50センチくらいのタケノコが12本と
抱えるくらいの蕗（フキ）が入ってました。

とてもうちでは食べきれないので
すぐに隣近所におすそ分けしました。

我が家の分は小さめのタケノコ2本とフキ800グラムくらいを残しました。
タケノコはすぐにアク抜きの処理をしないと不味くなります。

ネットで調べると、「圧力鍋で簡単にアク抜き」できることがわかりました。
通常、タケノコのアク抜きには「米ぬか」を使うことが多いですが
圧力鍋の場合、蒸気抜きの弁に「米ぬか」が詰まり危険。という説があり
「米」でOKと知ったので、念のため「お茶葉を入れる紙パック」を買ってきて
そこに米を入れて使ったらうまく行きました。

フキは量が多いので、2種類の料理を作ることにしました。

グーグル検索で食材名で検索すると
一番に「クックパッド」のレシピ集が出ます。
その中から、「ふきの生姜煮」と「きゃらぶき」を作りました。
圧力鍋はひとつしかないので、「生姜煮」は圧力鍋で
「きゃらぶき」は鍋で煮詰めることにしました。

でき上がってみると、なるほど、圧力鍋はやわらかく
普通の鍋で煮詰めたほうは、すこし歯ごたえがある仕上がりになりました。

タケノコの半分は、ジップロックに水とともに入れて
冷蔵庫で保存しました。
タケノコは水の中にアクが出るので、毎日水を取り替える必要はありますが
このやりかたで1週間は保存ができるそうです。

で、半分は、「クックパッド」で、調理が簡単で酒のつまみになる
「ペペロン風蒸し焼き」にしました。

ここまで、夕方から19時くらいの間に作りましたが
カプアンママから「ヒマなのか？」と呆れられました。
ま、仕事が少ないのは確かですが、ヒマではありません（キッパリ）

ヒマではないですが、翌日は「タケノコご飯」を作りました。
上記のレシピに千切りニンジンも加えておいしくできました。

あと最近作った料理は、大根が余っていたので
圧力鍋で「ふろふき大根」を作りました。
冬でないのに？　と言われましたが、かまうことはありません。

レシピに載っていた「肉味噌」は作るのが面倒くさかったので
スーパーに買いにいきましたが、売ってませんでした。
しかたなく、似た食材で「鶏そぼろ」の瓶詰めを買ってきて
いろいろな調味料と合わせて試食した結果、
自分的には「甜麺醤」を「白だし」で溶いたものがまあ食べられたので、
鶏そぼろと混ぜて、「肉味噌もどき」を作りました。
ちょっとしょっぱかったですが、まずまずでした。

あと、冷凍手羽元が余っていたので
「トマトチキンカレー」を作りました。

これは評判が良く、カプアンママは、犬のおやじが作ったカレーの中では
いちばんうまかった。という評価がもらえました。
ま、カレーは誰が作ってもだいたいおいしく作れますが

タマネギをしっかり炒めたのが良かったのだと思います。

ところで、なんで最近料理ばかりするかというと
「宅配の水ボトル」が大量に余ってしまい
一時、12リットルボトルが5本もあったのです。
契約している水宅配の会社は、ひと月に2本購入しなければならず
このままではボトルだらけになる。と危惧して
「水」を使う料理でせっせと消費したのです。
貧乏性・・・。

ところで、お隣さんにタケノコとフキをおすそ分けしたら
お隣さんは、お返しにたくさんの「豆大福」をもって来られました。
食べきれないので、そのまま、その日、母の看護サービスにきた
訪問看護の会社にプレゼントしました。

つまり、父の服が⇒タケノコ＆フキになって⇒豆大福になって⇒看護師さんたちへ渡った
のですが、もともと、訪問看護の会社は父が一番お世話になっていたので
これでいいのではないか。と思ったのでした。

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