カプアン通信

しまとのお別れ


下の写真は、今年私が、仕事関係者、友人、親戚、一部のちばわん関係者
などにお送りした年賀状です。(クリックすると拡大します)



私は、干支を年賀状のデザインに使うことはあまりしませんが
今年は、我が家のしまじろうにモデルになってもらいました。

なぜなら、彼(彼女?)はシャム・タイガーフィッシュという魚です。
大型熱帯魚マニアには、アロワナの「龍」に対する「虎魚」として人気の魚でもあります。

昨年11月終わりころのカプアン通信を読まれた方は、ご存知だと思いますが
水槽の水漏れ事故で、水槽の交換をした直後、水底に横たわるほど具合が悪くなりました。

その後、立ち直り、元気になった姿に、あやかりたい気持ちもあり
年賀状では、しまじろうのご紹介もしました。
この写真は、横たわった直後、元気になったときのものです。



そのしまじろうは、実は昨年暮れに、亡くなりました。

12月下旬に、だんだん食欲がなくなり、漂うような泳ぎになりました。
母の誕生会を行った12月23日の朝には、水面近くを漂うようになり
それまでのしまじろうは、水面に近づくことを嫌いましたので
死期が近いと思いました。


母の誕生会のあと、水替えと水槽の掃除をしました。
水替えは、いちるの望みをかけて。水槽の掃除は、
しまじろうがきれい好きな魚だったので、亡くなるにしても
汚いところで逝きたくないだろうと思ったからです。




掃除をしている最中、水面にやってきたしまじろう。


熱帯魚の飼育は20年近く続けてました。
いままで、たくさんの魚の最期を見てきましたが、
なかには、逆さになったまま、数日苦しんだ魚もいましたので
苦しみが長引いたら可哀想だなと思ってました。

夕方掃除を終えて、カプアンの散歩や、ごはんを済ませて
夜、水槽を見たら、もう亡くなってました。




翌朝、しまじろうが入っているバケツの前から
しばらく動こうとしないアンジェロ。


よく驚かれるのですが、しまじろうは最初、
熱帯魚店で買ったときは、体長3~4センチの赤ちゃん魚でした。

はじめ数日間エサを食べず、心配してショップに聞いたら
アカヒレという小型の熱帯魚をあげてみたら。と言われ
水槽にアカヒレを入れたら、しまじろうの体色が明るくなって
パクッと食べたのでうれしかったですが、エサ代はずいぶんかかりました。

私とのつきあいは17年近くにおよび、妻と一緒に過ごした時間より長いのです。
私が、脱サラして辛かった時期も一緒でした。
犬や猫のように抱くわけにはいきませんが、
水槽掃除のときなど寄ってきて触らしてくれました。
室内に大型の水槽があると、水中で生活しているような気分になるときもあり
ずいぶん癒されました。




母がお棺に花を一輪入れてくれました。


亡くなってはじめて、しまじろうの体長を測りましたが、38センチありました。

家の裏に、つたを植えるために残した50センチ四方くらいの小さな地面があり
そこに、しまじろうを埋めようと思ってました。
しかし見に行くと、つたが太く長く成長してしまい近づくこともできませんでしたので、
ペット霊園に電話して、火葬してもらいました。

本日、杉並区にある、お寺の合同供養塔にお骨が埋葬されます。


しまじろうを年賀状で使おうと思ったのは数年前でした。
年賀状が完成するまで、がんばってくれたのかな、などと
センチメンタルなことも考えました。


しまじろうには、長い間、人間につきあってくれて感謝しております。

熱帯魚の飼育はこれで最後になると思います。





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2009年10月6日 東京都町田市金井町より逸走
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ちばわん迷子ブログ


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コメント一覧

カプアンパパ
おろちさん
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/
ご無沙汰しております。
最近お会いしないので、どうかされたかと、心配してました。
私も、まさかこんなに長生きするとは思いませんでした。
他にもいろんな種類の魚を飼いましたが、皆、普通2~3年、長くても7年くらいで死んでしまいました。他の魚たちは、こっそり公園の花壇などに埋葬しましたが、しまじろうはさすがに大きいし、愛着もありましたのでお寺の墓地に埋葬してもらいました。
我が家で飼ってきた動物たちで、墓地に埋葬されたのはしまじろうがはじめてです。仏教国(タイ)の魚なので、お寺に帰るのが自然かと。
どうもありがとうございました。

カプアンパパ
猫の手さん
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/
驚かしてしまいすみません。
年賀状が完成するまで、しまじろうはがんばっていた気がします。
しまじろうは、私だけでなく、先代のサリーやアンジェロがやってきたことや、カプアの登場も全部見ていました。
17年はたしかに長いです。
私が先に逝かずに、看取ることができてよかったです。
ありがとうございます。
おろち
残念でした…
お久し振りです、此の頃全くお会いする機会が無くて、でも時折こちらにお邪魔してます。
しまじろう君は凄いお魚だったのですね!
私実は哺乳類以外は苦手なのですが、両親、特に父が魚好きで、昔は大きめの水槽に巨大化した(餌のやり過ぎで~)金魚なんかがいたりしました…金魚も大きくなり過ぎると赤い鮒~
17年も生きるなんて…凄い!
しかし、魚は具合が悪くなると救いようがないのですよね…うちも結局数年生きてもそこまででした。
哀しいですけど…葬儀をして葬ってもらえる魚なんて!…しまじろう君は父さんのところで幸せだったのだと思います!
ご冥福を。
猫の手
まさか
http://blog.goo.ne.jp/10diana01-roro-mook
まさか! しまじろは元気なものとばかり思っていました。
17年は長いですよね。
パパさんの歴史を水槽の中からゆらゆらと見ていたのでしょうね。
小鳥も金魚もハムスターもカメも、どんな動物もお別れはとても悲しいです。
天寿を全うしたしまじろうに合掌。
カプアンパパ
ももクリママさん
私は、マンション暮らしが長くて、犬猫のかわりに、熱帯魚や爬虫類をいろいろ飼ってました。
まさか、17年も一緒に暮らせるとは思いませんでした。
アンジェロとカプアにとっても特別な存在だったと思います。
ありがとうございます。
カプアンパパ
ホリーままさん
ありがとうございます。
しまじろうを飼っている間、2回引越しましたが、引越しが大変だったことを思いだします。
まだ、主のいない水槽が部屋に残ってますが
来週、長年世話になった熱帯魚店さんに引き取ってもらいます。

金魚すくいの金魚が育って巨大化した、という話はよく聞きますね。
私もはじめは、飼育に失敗して、たくさんの魚を死なせてしまいましたが、しまじろうは長生きしました。最期も長く苦しまずに大往生だったと思います。
カプアンパパ
Saoriさん
17年はたしかに長かったですね。家の中にしまじろうがいるのは当たり前の風景になってました。
アンジェロ、カプアとは、同じ部屋でずっと寝起きしてましたから、意識はしていたと思います。
ありがとうございます。

さっきNHKの番組を見ました。
こんな時代だからこそ、小さな命を大切にして欲しいです。
カプアンパパ
ルナ父さん
ありがとうございます。
しまじろうはどれくらい生きるかわからなかったので、もし、すごい長生きして、私が死んだり世話ができなくなったら、妻は世話はできないので「水族館に寄付する」と言ってました。
そういう意味では、最期を看取れてよかったと思います。
天国でも水槽がいるのでしょうか??
しまじろうはタイの魚なので、お寺のお墓に入ったのは正しいのでは、とへんなこと思いました。
カプアンパパ
クミさん
私は、マンション暮らしが長かったので
いままで犬猫は飼えませんでした。
でも、熱帯魚やトカゲを飼っていたので、家に帰ったとき彼らが「おかえり」と挨拶してくれるような気がして(笑)。癒されました。
ありがとうございます。
カプアンパパ
まかべさん
どんな小さな生き物でも、飼いはじめると愛着がわいて、心が通っていると思うようになりますね。
熱帯魚を飼い始めたころ、ちいさなトカゲも飼ってましたが、とても可愛かったです。トカゲのために一年中、えさになる虫を探してました(笑)。
ありがとうございます。
カプアンパパ
レギュままさん
犬のように散歩に行くわけではないですが
週に1回から月に1回の水替え掃除が習慣でしたので、なんか気が抜けました。
アンジェロなりのお別れをしたんだと思います。アンジェロが我が家に来たときには、うちの主として存在してましたから。
ありがとうございます。
カプアンパパ
ロンママさん
ロンママさんにも、ずいぶん気にかけていただきましたね。
犬猫と違い、どれくらい生きるのかわかりませんでしたが。目が白くなって、ずいぶん年寄りに見えました。
私が世話をした動物の中で、霊園に入るのはしまじろうが初めてです。サリーのお骨はまだ家の中です。
カプアンパパ
higaさん
higaさんにも、長いことかわいがっていただきましたね。
たしか、麻布十番や東麻布の家でも、しまじろうに会ってますよね。
犬や猫のようなコミュニケーションは難しいですが、小さな家族だったと思います。
私の連れ子でしたね(笑)。

ありがとうございます。
ももクリママ
http://sskinako.exblog.jp
しまじろうくん、パパさんに愛され、パパさんを癒やし続けてきてくれたのですね。
魚を飼ったことがないので、しまじろうくんの記事を読むときはすごく興味深いものがあり親しみを感じていました。
アンジェロくんがそばを離れない写真をみたら胸が熱くなりました。
しまじろう君、安らかに・・・。
ホリーまま
http://blog.goo.ne.jp/holymama/
時々登場していたしまじろう君、残念です。
17年一緒だったから、ご家族のお気持ちお察しいたします。住人(魚)のいなくなった水槽がお寂しいでしょうね。

ウチでは夜店ですくった金魚が産卵し、稚魚も含め数年間飼っていました。
最後はフナ並みの体格が6匹、小さな水槽で暮らしていましたが、飼育知識のない人間が魚を育てるのは難しい、と思いました。(世話は結局私に回ってくるので=お決まり)

大型熱帯魚の寿命がどれほどかはわかりませんが、しまじろう君天寿をまっとうしたのではないでしょうか。
Saori
http://blog.livedoor.jp/naturial/
しまじろうくん、亡くなってしまったのですね。
17年間も一緒に過ごしただなんて・・・
カプアンパパさんのしまじろうくんを大切に想う気持ちに涙がこぼれました。
年賀状ができあがるまでがんばって、パパに恩返ししてくれたのですね。
アンジェロにとってもきっと家族の一員だったのでしょうね。切ないです。
一方で1円オークションだの虐待だの受けているペットたちのことをおもうと泣けてきます。
ルナ父
ご愁傷様です。
17年とはとても長い間カプアン父さんと一緒だったのですね。
家族が突然いなくなるのは寂しいものですね。
心中ご察し申し上げます。

きっとしまじろう君もサリーちゃんと一緒に虹の橋でカプアン父さんを待っていてくれますよ。
でも一緒に虹の橋を渡るためにはカプアン父さんは1mクラスの水槽を持っていかないと行けないから大変ですね???

クミ
う~ん、悲しいです。
17年間は長いですよねぇ。
でもしまじろう君はカプアンパパさんと暮らせて幸せでしたね。
犬でも猫でも鳥でも魚でも爬虫類でも生き物の存在がどれだけ私たちを癒してくれることが・・・

しまじろう君、天国でまたプカプカ泳いでるかな。
カプアンパパさん、元気出してくださいね。

まかべ
ああ、悲しいですね・・・。
まさか、また元気で泳いでいてくれてると思っていたのに。
以前は、魚は犬猫と違ってあまり意思疎通できない生き物と思っていましたが、自分が金魚を飼いはじめると、それなりに可愛いものだと思うようになりました。
3匹釣ってきたうち1匹はすぐ亡くなり、1匹が尾ぐされ病になり投薬したのではありますが、尾ヒレが元通りにはならないようで、あまりに短いそれらを見ていると、そのうち死んでしまうのではないかと心配になります。魚にもかなり情が移るなのだと、最近やっとわかってきました。

しまじろうクン、ゼッタイ年賀状が出来上がるのを待っていたんだと思います。カプアンファミリーといっしょに暮らせて、とても幸せでしたね。
天国のお池(?)で元気に泳いでください。


レギュまま
http://regu.crayon-wan.com/
しまじろうくん、亡くなってしまったんですね。
17年ですか。そんなに長い間一緒にいると、いなくなってしまうと寂しいですね。
バケツの前から動かないアンジェロちゃんを見ると切ないです。
しまじろうくん、幸せな一生でしたね。
ロンママ
そうだったんですか・・・しまじろうくん、亡くなっていたんですか。
うちの娘が18歳ですから17歳という長さが実感できます。平均寿命はわかりませんが天寿を全うしたのでしょうね。
うちの庭にも魚がたくさん眠っています。
しまじろうくんも寂しくないですね。

higa
http://kinegatte.exblog.jp/
しまじろ~~~~~~~。

とても悲しくなりました。
でも、パパさんにいっつも優しくしてもらって
しまじろうはとっても幸せだったでしょうね。
パパさんも17年間も元気をもらって幸せだったですね。
小魚をあげたら、パクって食べてくれる
姿を思い出します。

仙人みたいだったしまじろう、安らかに眠ってください。
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