おとといからの騒動をふり返ります。
写真は、11日日曜日15時53分頃、我が家の屋上から見た西の空。
既に雷鳴が聞こえてましたがこのしばらく後、物凄い豪雨になりました。
家の前があっと言う間に「川」になります。
また、カンカン、カンカン、と金属的な音がしばらく続きましたが
雹（ひょう）が降ったようです。
カプアンたちは遅めのおやつの時間で、カプアはおやつに夢中でしたが
そのとき、すぐ近くに落雷があり、家が揺れるような大音響がしました。
カプアは耳が後ろに引っ張られたように伸びましたが
とくに怖がりはせず、おやつに夢中です（汗）アンジェロも雷には怖がりません。
1階の仕事場端に吹き抜け空間があり、天井は天窓です。
天窓が雹で破られると、カプアンたちのそばまでガラスが落ちてきて悲惨ですが、
それよりもっと厄介なことが起きました。
上の階に行こうとしたカプアンママが戻ってきて
エレベーターが開かないと言います。
たしかに、エレベーターの籠内に電気は点いてますが扉は開きません。
うちは室内に階段がなく、一部屋根のない外階段を使うしかありません。
外階段を使い3階に上り、エレベーター口を見たら
浸水の跡があります。
中庭の排水口の処理能力を超える雨水が一気にウッドデッキの上まで水かさが増して
エレベーターシャフト（縦穴）に流れ込んだ模様です。
当日は都内で、多数の落雷や浸水があり、エレベーターの被害も多かったようで
深夜まで待ってましたが、エレベーター会社の救援は来れないことになりました。
エレベーター内に人間やカプアンたちが閉じこめれなくて良かったです。
電話で技術員とやりとりして、家の分電盤のエレベーター電源を一度落として
入れ直したら、コンピューターが復旧することもあると言われました。
たしかに、パソコンなどではそういうこともあります。
しかし、分電盤を見てもどれがエレベーター電源のスイッチかわかりません。
パソコンの電源を落としてから片っ端からOFF/ONを繰り返しました。
あとで見たら、うっすらELVと記載されていて、さらに右上に緑色が見えますが
これがエレベーター主電源で、いったん漏電か何かを検知して電気が遮断されたようです。
うちは使ってないエアコンの回路などもあり、使ってない場所だと思い込んでました。
雨が弱まったので、カプアだけオシッコをさせるために外に連れ出しました。
さっきまで豪雨だったのに、空が輝いてます。夕焼けです。
夕焼けそのものは見えませんが、高層ビルがオレンジ色に染まっているので
さぞかし見事な夕陽だったことでしょう。
カプアは1階で足だけ拭いて、抱えて外階段を3階まで運びあげました。
家に戻って屋上から見た西の空です。
最初の写真の風景と全然違います。
翌朝、一頭ずつ外階段を抱えて降ろし、お散歩です。
一番心配だった95歳の母は、デイサービスの責任者のお兄さんが
施設から走ってきて、階段を降りるのを手伝ってくれました。
朝11時に、前夜に電話でやりとりしていた技術者が来てくれて
エレベーターが動かないので、上の階の扉をあけてエレベーターの上に乗り
布製ロープや手動ウインチで動かしました。
午後からさらに応援が２人来て、基盤を交換したり
さまざまな検査をしましたが、エレベーターは動きません。
うちは複雑な構造で、たとえば、階段を使って3階や4階に行くには
いったん3階で外階段から靴を脱いでリビングに入ってから中庭に出て
靴を履き、さらに外階段を使わなければなりません。
夕ご飯を食べているカプアンたちの横を修理のおじさんたちが何度も通りましたが
カプアはごはんに夢中であまり吠えませんでした。番犬にはならないね（笑）
22時までかかって結局、エレベーターが動かない原因がわからず
翌日、また別の技術者が来ることになり、撤収しました。
今朝のカプアンたちの散歩です。
アンジェロはエレベーターに乗りたがっています。不憫です（涙）
長年の習慣は恐ろしく、カプアンママは何度もエレベーターに乗ろうとしましたし
エレベーターの技術者が訪れたとき、「主人はすぐにエレベーターで降りてきます」
と応対し笑われました（苦笑）
結局、本日16時頃、エレベーターは直りました。
基盤を4枚交換しました。後日来る見積もりが恐ろしいです。
母がデイサービスから帰って来る前に直って良かったです。
母のことも心配で、カプアンたちの運搬も心配でしたが
もうひとつ心配ごとがあり・・・
先週、キッチンの床に水たまりがあることにカプアンママが気づき
調べたら、食洗機から漏水してました。
上の動画は排水パイプからの水漏れで、ここは水道屋さんに直してもらいましたが
食洗機の裏側からも漏水している模様です。
床下に水が溜まる恐れがあるので、しばらく食洗機を使ってません
食器や鍋を乾かすスペースがなく厄介です。
この修理が明日でしたので、エレベーターを早く直したかったので
良かったです。
モノが壊れるときは、人間の身代わりになった。という考え方があるそうです。
「厄落とし」と似たようなものでしょうか？
そういえば今年、私は本厄年で、コロナ禍につき
郵送で厄除けのお札をいただいたのでした。
先日、仕事で大きなポカをしてしまい、高額な損害賠償をされても
おかしくないような状況でしたが、
クライアントの担当者さんに穏便に済ませていただきました。
これも、厄除けのお札のおかげかな、と思いましたが
運の無駄遣いですね。
もっと謙虚になります。
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