最近驚いた、動物のニュースが2つありました。
ひとつは、3月4日に、葛西臨海水族園を脱走していたペンギンのニュース。
おととい24日、無事に保護されました。
脱走ペンギン捕獲 ３カ月ぶりに戻る 葛西臨海水族園（産経新聞）
実は同じ日、数時間前のニュースでは、
23日に葛飾区の金町浄水場で目撃されたと報道されていたのです。
江戸川の地図を確認しましたが
保護された行徳橋は、ちばわん定例いぬ親会が毎月行われている篠崎緑地から
2キロほど下流。
そして、金町浄水場は、いぬ親会会場より7キロほど上流です。
もしかしたら、先日のいぬ親会が行われていたとき、
すぐ脇の江戸川を泳いでいたのかもしれませんね。
きょうの朝日新聞の夕刊によると
日本人はペンギンが大好きで、世界で一番ペンギンを飼育している国だそうです。
国内で約3,800羽飼育されてますが、そのうちおよそ半数は
今回脱走したペンギンと同じ、
ペルー、チリに生息するフンボルトペンギンです。
日本の気候が生息地に似ており、繁殖や飼育の技術も高く国内で増えました。
ペンギンといえば、「南極」のイメージがありますが
全18種類のペンギンのうち、南極のみで繁殖するのは2種だそうです。
そして「かわいい」というイメージは日本特有のもので
欧米では、寒さの厳しい南極にいる。というイメージから
「たくましさ」「力強さ」を連想するそうです。
ところで、脱走して保護されたペンギンは
82日間の「野生生活」で、自分でエサを獲るために肉体を駆使した結果
飼育下のペンギンより「マッチョ」な体形になっていたそうです。
そして、東京湾の水質が悪かったためか「結膜炎」にかかってしまったそうです。
点眼治療で様子を見て、群れに戻されます。
つぎは、オオカミのニュース。
オオカミ、独で復活（朝日新聞）
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ヨーロッパでオオカミが増えています。
この20年間で、絶滅したと思われていたフランス、スウェーデン、ノルウェー、
フィンランド、ドイツなどで生息が確認されました。
オオカミが確認された国（多い順、赤文字は絶滅したと思われていた国）
欧州評議会の報告書（2005）より
トルコ 5,000～7,000頭
ルーマニア 4,000頭
スペイン 2,000頭以上
ブルガリア・マケドニア 2,000頭
アルバニア 900～1,200頭
バルト3国 800頭以上
ポーランド 600～700頭
ギリシャ 500～700頭
イタリア 500頭以上
スロバキア 500頭
ポルトガル 300頭
クロアチア・スロベニア 200頭以上
フィンランド 185頭以上
フランス 80～100頭
スウェーデン 50頭
ドイツ 45頭以上
ノルウェー 25頭
もともとオオカミは北半球のほとんどの地域にいましたが
19世紀から20世紀にかけて、家畜を襲うという理由で駆除され激減しました。
日本では1905年以降確認されていません。
しかし、1979年の「ヨーロッパの野生生物と自然環境の保護に関する協定（ベルン協定）」
により歯止めがかかり、
ドイツでは、隣国ポーランドから来るオオカミは射殺する。と法律で決めてましたが
協定を守り、殺さないことにしました。
そして、150年ぶりにポーランドからやってきた2頭のオオカミを受け入れるよう、
啓発活動を展開し、子どもが産まれ
現在14組のオオカミ家族が、それぞれのテリトリーの中で暮しています。
ドイツでは「赤ずきんちゃん」の童話のイメージから
オオカミは恐れられています。畜産家の反対もあります。
しかし、オオカミは適応性に富み、村や町のそばでも、モザイク状に森林があれば
シカやイノシシなどを食べて暮らしていけます。
ドイツでは、人間の生活圏と重なってますが、
この12年間、オオカミが人間を襲った例はありません。
過去50年間に、ヨーロッパ全体で人間に対する被害は9件ありましたが
そううち5件はオオカミが狂犬病にかかったもの、あとの4件は
人間がエサを与えていたケースだそうです。
オオカミとは適度な距離を保てば、お互い共存が可能だそうです。
日本でも、シカによる森林の食害が深刻で、オオカミ復活を真剣に考えている
団体があります。
ちなみに、オオカミのことを、大型の犬くらいに思われてる方もいらっしゃる
かもしれませんが、種類にもよるのかもしれませんが
すごく大きな猛獣です。
胴の長さは100センチ～160センチ、アンジェロのざっと2～3倍はありそうです。
オオカミの足跡
でも、オオカミは人間のことを恐れているそうですよ。
人間にすごく親愛の情をもつものもいます↓
さて、我が家の白いオオカミは、家に来て5周年を迎えました。
うちのほんとうの子になったのはしばらくあとですが
5年前の今日、我が家に到着して、そのままこの家で過ごしています。
カプアはまだまだ幼い性格ですが、人間でいうともう40歳近い年齢のようですよ。
たった5年しかここにいないのに、ちょっとせつないです。
（カプアは人間でいうと小学3～4年生くらいの月齢でうちにきました。）
ここのところ、ちょっと体重が増えてしまい、膝関節が外れることが増えましたが
私が、その場で、元に戻す方法も得とくしつつあります。
ほんとに、コクンと元にはまるのです（汗）
アンジェロとも仲良しで、お互い力を合わせて、他の犬に吠えます（怒）
どう思ってるんだろうと、よく思いますが
たぶん、パパ、ママ、アンジェロを含めて
「家族」だと思ってるんだと思います。
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