20mm

先週の金曜日
雨の中、Bカメラに行って、単焦点の交換レンズを買ってしまいました。
ネットで買えば安いのに、なぜわざわざお店に行って買ったかと言うと
クレジットカードのポイントがたまったので
ギフトカード（商品券）に替えていたのでした。
でも、あとで、クレジットでの買い物の支払いにポイント割り当てができて
そのほうが換金率がいいことに気がつきました。ガーン（汗）

上の写真は、買ったカメラについていた元のズームレンズ（12mm）で
店内を試し撮りした画像です。




こちらは、購入予定のレンズで試し撮りしたときの画像。
1枚目の写真より「寄り」の構図で、全体に明るく撮れていることがわかります。




買ったレンズをカメラにつけたところ。（レンズフードも取り付けています）




こちらは、元のズームレンズ。（こっちもレンズフードつけました）
だいぶ大きさが違うことがわかります。重量もけっこう違います。
こちらのレンズはマクロから中望遠まで使えて、防塵・防滴仕様なので便利なレンズです。
たぶん旅行などではメインに使うことになるでしょう。

レンズフードは本来、逆光撮影時にレンズに入る不要な光をカットするためのものですが
犬の散歩中リードで引っ張られるとき、
ついレンズ（プロテクトフィルター）にリードや肌が触れるときがあったので
できる限りレンズを守るために取り付けました。犬に飛びつかれることも多々あるので（汗）




購入したのはLUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.というレンズです。
一部では「神レンズ」と言っている人もいるそうですが
ビギナーの私には何が「神」なのかよくわかりません。
ただ、解像度や明るさに優れていて、（高級レンズと比べて）価格が安いことも
人気の理由なのでしょう。
寄りで撮ると背景が気持ち良くボケます。

※1枚目の写真とカメラの写真（iPhoneで撮影）以外は今回全てこのレンズで撮影しています。




うすうす気付いてましたが、一眼やミラーレスなど
レンズ交換式のカメラを買うと、違うレンズが欲しくなります。
レンズを買ったらお終いではなく、レンズを守るプロテクトフィルターや
レンズフードも欲しくなります。
そして、レンズを持ち歩く事を考えると、レンズを入れるケースも・・・




このようにカメラを中心にして、どんどん買い物が増えていきます。
これはたぶん、多くの「趣味」と呼ばれるものには似た傾向があると思います。

わたしは、ゴルフはやりませんが、
ゴルフの道具をひととおり揃えたとしても
「飛ぶクラブ」がある。と聞いたら、つい買ってしまう人も多いのでしょう。




犬の飼育も似たところがあります。
使い良さそうなレインコートがあったら買ったり
カラダにいいというウワサのサプリメントがあったら次々に買ってしまいます。

しかし、犬の飼育は趣味ではなく（ここ大事）
「家族」ですから、家計が許す限り買い物をするのは当然のことです。




ちなみに、写真は私にとって「趣味」のつもりはありません。（いまのところ）
全然不勉強ですし、熱中もしていません（いまのところ）
写真を撮るのは好きですが、
お酒を飲むのも好きです。お酒は趣味ではないです。
乱暴な言い方をすると、写真を撮るのもお酒を飲むのも生活の一部でしかありません。
写真を撮るのが「生活」なんて変人の類（たぐい）かもですが。




車の運転も好きですが、車が「趣味」と語れるほどマニアではないです。
一部のジャンルの「音楽」を聴くことは、子どもの頃から40年近く継続してますから
こちらは「趣味」と言えるかもしれません。
ブログは「趣味」なのかなぁ？
基準がよくわからなくなってきました。




わたしが感じた20mm（35mm換算で40mm）レンズの感想を書き連ねます。
あくまで写真ビギナーの感想ですので、そこのところよろしくお願いいたします。

花を撮るにはちょうどいい画角だと感じました。
超広角だとけっこう寄らないと余計なものが写ります。




こちらは我が家の中庭のブルーベリー。




車の撮影にもいいです。
（911というのは、もちろんNYのテロのことではなく、このクルマのシリーズ名
「ポルシェ911」のことです。オーナーがこのナンバーをあえて取得したのでしょう）




室内で犬を撮るとき超広角だと汚い背景が写ってしまうので
そういう画像をブログに載せると、お母さんの雷が落ちるのですが（汗）
周辺はあまり入らず、遠景はボケてくれるので都合がいいです。




夕方の散歩の撮影。
リードの長さ（約120センチ）の範囲だと、我が家の犬たちの身体がでかいこともあり
身体が切れてしまいます。そこはこのレンズの唯一の短所（？）です。




このように全身が入らないのです。




ただし、頭側から撮ると全身が入ります。
でも散歩中、カプアンたちを頭側から撮ることは滅多にありません。

いぬ親会などで保護犬を撮るときは、犬に極度な緊張を与えない距離で撮れるので
好都合だと思います。
いままでは、アップで撮るときは、ほんとに間近で撮ってました。




前回の記事に、同じ場所で12mmの超広角で撮った写真が載ってますので
比較すると画角の違いがわかり易いです。




この花も同じ場所から撮っています。
こちらのほうが明るくシャープに撮れています。
そして、背景はボケています。

この花は「カシワバアジサイ」というのだと、教えていただきました。
名前の由来となった「葉」より「花」に目が奪われてしまいます。




右端にアンジェロの顔がちょこっとだけ見えてますが
かってのコンデジの12mmレンズなら2頭一緒に撮れてました。
これからは一頭だけの写真が増えるはずです。




なお、単焦点なので、ズームレンズと違い
好きなところだけアップにして切り取ることができません。
（あとで加工すれば別ですが）
いままでは余計なものが入ってしまい、
あとでPhotoshopで切り抜いて使うことも多かったのです。




自分から寄ったり、引いたりして構図を決めないといけません。

写真の先生の講座などで、ズームで撮ると、印象が希薄な写真になりがちなので
ズームで撮ってはダメという先生もいます。
私が学生時代受けた写真の授業でもズームレンズ使用不可でした。

余談ですが、大学で写真の授業を受けたのに、なぜ「ビギナー」かと言うと
写真の技術の授業ではなかったのです。
カメラを通して、人間観察や社会を見る。という「学問」としての授業でした。
「藤原新也さん」なんかが流行っていた時代です。




当分は、しつこく20mmのレンズで写真を撮り続けるつもりです。

しかし、このレンズは防滴仕様ではありません。
雨で濡れると故障しますので、雨の日は12-50mmズームに変わります。

実は上の夕暮れの犬の写真のとき、ぱらぱらと雨が降ってきました。
ボディは防滴なので、レンズとつなぎ目だけが雨が当たらないように
手のひらを傘のようにしてカメラを持ち歩いたのでした。



※今回から画像の掲載サイズを左右もしくは天地600pixelに変更しました。






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