NFLの季節 ２０１４－２０１５

9月からシーズンが開幕したNFL。

昨年は『守備の鋭さ』を軸にしたシアトル・シーホークスが歓喜の初Vを飾りました。

しかし『サラリーキャップ制』を敷くNFL、
優勝して各選手のサラリーが上がったチームは、
必然的に何人かの高額な主力選手を手放さざるを得なくなり、
チームの再構築を余儀なくされるというのが常。

要するに、
他のスポーツの様に『常に強いチームと弱いチームの住み分けができている』状態でないリーグのため、
『今季はどこが勝つかわからない』
のが全米NO1人気の秘訣。

こんなNFLで『連覇』なんていう言葉はほぼないと言ってもいいぐらい、
戦力の均衡化が図られています。

そんな中、
今季もシーズンが押しつまってきました。

下記は残りあと4試合になった現時点での勝敗表です。

実はワタシ、
今季はかつてないほどにNFLから離れてしまっています。

TVで試合を見たのは僅かばかり。
あとはもっぱら、
NFLのサイトでハイライト映像を見ているだけです。
あの興奮からは遠く離れてしまっている感じで、
はっと気づいたら今季ももう残り1か月を切っていた・・・・・・
そんな感じです。

しかしながら、
ここから見てもたっぷり楽しめるのがNFL。
年末から年明け、
2月にかかるまで、
毎年たっぷりと楽しませてもらっています。

今季を見ると、
AFCの混戦ぶりが際立ちますね。

デンバーとNEが9勝3敗とトップの成績を残していますが、
8勝4敗（8勝3敗1分け含む）が3チーム、
7勝5敗が6チームと、
どこがプレーオフに進出するかもわからないほどの大混戦です。

戦力が充実して今年も優勝候補に挙げられていたデンバーとNEの2強は、
今年も順調な成績を残しているものの、
プレーオフでどこが勝ちあがってくるかは全く予断を許しませんね。

ワタシのお気に入り、SDチャージャーズは、
ここにきてグッとコンディションをあげて8勝まで持ってきましたが、
この後の対戦相手を見ると『茨の道』が待っていて、
何だかドキドキしています。

NFCではフィラデルフィア、GB、アリゾナが9勝3敗。
ワイルドカードを含め、
ほぼシーズンの趨勢が見えてきた感じがします。

あとは3チーム＋ディフェンディングチャンピオンであるシアトルの4チームの中で、
いったいどこが第1・第2シードを獲るかということですね。

上位の”4強”にとっては、
これから先はまさに『一つも落とせない』ギリギリの戦いになりそうです。

まあ、それにしてもデンバーの伝説QB・マニングは今年もすごいですね。
シーズン5,000ヤードに届きそうな勢いです。

『2年連続5,000ヤード越え』なんて、
何だかめまいのしそうな数字です。

ということで、
これから2か月は、
『NFLに絡め取られる週末』が続きそうです。

アメリカン・カンファレンス

東地区	勝数	敗数	分数	勝率
ニューイングランド・ペイトリオッツ	9	3	0	.750
マイアミ・ドルフィンズ	7	5	0	.583
バッファロー・ビルズ	7	5	0	.583
ニューヨーク・ジェッツ	2	10	0	.167
南地区	勝数	敗数	分数	勝率
インディアナポリス・コルツ	8	4	0	.667
ヒューストン・テキサンズ	6	6	0	.500
テネシー・タイタンズ	2	10	0	.167
ジャクソンビル・ジャガーズ	2	10	0	.167
北地区	勝数	敗数	分数	勝率
シンシナティ・ベンガルズ	8	3	1	.708
ボルティモア・レーベンズ	7	5	0	.583
ピッツバーグ・スティーラーズ	7	5	0	.583
クリーブランド・ブラウンズ	7	5	0	.583
西地区	勝数	敗数	分数	勝率
デンバー・ブロンコス	9	3	0	.750
サンディエゴ・チャージャーズ	8	4	0	.667
カンザスシティ・チーフス	7	5	0	.583
オークランド・レイダーズ	1	11	0	.083

ナショナル・カンファレンス

東地区	勝数	敗数	分数	勝率
フィラデルフィア・イーグルス	9	3	0	.750
ダラス・カウボーイズ	8	4	0	.667
ニューヨーク・ジャイアンツ	3	9	0	.250
ワシントン・レッドスキンズ	3	9	0	.250
南地区	勝数	敗数	分数	勝率
アトランタ・ファルコンズ	5	7	0	.417
ニューオリンズ・セインツ	5	7	0	.417
カロライナ・パンサーズ	3	8	1	.292
タンパベイ・バッカニアーズ	2	10	0	.167
北地区	勝数	敗数	分数	勝率
グリーンベイ・パッカーズ	9	3	0	.750
デトロイト・ライオンズ	8	4	0	.667
シカゴ・ベアーズ	5	7	0	.417
ミネソタ・バイキングズ	5	7	0	.417
西地区	勝数	敗数	分数	勝率
アリゾナ・カージナルス	9	3	0	.750
シアトル・シーホークス	8	4	0	.667
サンフランシスコ・４９ｅｒｓ	7	5	0	.583
セントルイス・ラムズ	5	7	0	.417