SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ただ今の協議についてご説明いたします。相手の足が先に出ており、息子の勝ちといたしま~す!!

2022年05月11日 | 相撲

大相撲夏場所が始まりました。

最大の注目点は、
先場所休場の横綱・照ノ富士が、
いかに復調しているかというところ。

その照ノ富士は、
初日こそ苦手の大栄翔の鋭い突込みに屈して心配されましたが、
2日目からは連勝して何とか2勝1敗に星を戻しています。

やはり照ノ富士からは、
横綱としての責任がひしひしと感じられ、
この力士のマインドのレベルの高さを感じさせてくれますね。
何とか今場所、
大丈夫でしょう。


一方いつまでたってもふがいないのは大関陣。
たった3日しか終わっていないのに、
2敗がふたりに全敗がひとり。

何度も言っていますが、
もう大関陣と、
下の力士たち、
う~んそうだなあ、前頭の中盤ぐらいまでの力士の間には、
ほとんど実力の差というのが感じられません。

何だか平幕の力士が大関を破ったからと言って、
驚くという事すらなくなってしまいました。
インタビュールームにも、
呼ばなくていいんじゃないの?

そんな大関陣を3日間連続で”ぶち倒した”のが前頭2枚目の琴ノ若。

今年に入ってから完全に「確変」したこの琴ノ若。
初日に貴景勝、2日目には正代を真っ向勝負で破り、
この3日目には御嶽海と対戦しました。

「いくらなんでも、3タテはね~だろう」
なんてワタシは思っていたのですが、
攻防のある激しい相撲に。

土俵際微妙なところでしたが、
軍配は御嶽海に。
しかしすぐに物言いがつきました。

VTRで見るところ、
ほとんど同体ではないかな?という気がしていたのですが。。。。

果たして土俵上の協議が終わり、
土俵下で説明のマイクを握ったのは。。。。。。
あ~ら、
琴ノ若の師匠・・・・というかお父さん、
佐渡が嶽親方ではないですかあ。。


そして聞いていると…
「え~ただ今の協議について説明いたします。。同体ではないかと物言いがつき、協議の結果、御嶽海の足が先に出ており、ワタシの息子の勝ち~~~~~~!!」
なんて言うわきゃないのですが、
「協議の結果、琴ノ若の勝ちといたします」
とのことで琴ノ若がなんと大関を3タテ。
素晴らしい3日間を取り終え、全勝で気は早いですが優勝争いのトップに立ちました。

そしてこの勢いに乗って、
今日は横綱・照ノ富士に挑戦します。

何とも楽しみですね。
いや~このところの琴ノ若、
もともとあった馬力の上に、
スピードと柔らかさが加味されて、
いい感じに仕上がってきています。

1月場所、3月場所ともに11勝4敗の成績。
今場所大勝ちして3場所連続の二けたとなったら、
もう立派な大関候補ですね。

若隆景、豊昇龍、阿炎らと、
出世争いを繰り広げてほしいものです。

その出世争い。

先場所優勝の若隆景は、
2日目に玉鷲に不覚を取りましたが、
何だか先場所の優勝でグッと貫録が付いたというか、
堂々の上位力士の顔で相撲に取り組んでいますね。

近々の大関昇進、
行くでしょ。

小結の豊昇龍も、
当たり負けしなくなって、
強さの質が一歩上がった感じです。
こちらも優勝争いに食い込んできそうな予感がします。

大栄翔、高安という上位陣にとっては本当に嫌な実力力士も、
今場所非常に調子がよさそうで、
場所をわかせてくれそうです。

ワタシが大好きな玉鷲は、
今場所もまた年齢を感じさせない相撲で3連勝。
さすがに最近は年齢のせいか後半に息切れすることが多いので、
何とか前半に一つでも星を積み重ねていってもらいたいところです。

ワタシの家族が大ファンの翔猿、宇良も絶好調。
我が家のテンションも、
上がりっぱなしです。

という事で、
「相撲の春」
はGWの疲れをいやしてくれる、
一服の清涼剤です。




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